トヨタ C-HRハイブリッド 「再びの　青い稲妻Ⅱ」のユーザーレビュー

再びの　青い稲妻Ⅱ

2020.8.28

総評

購入価格に対する質感・高いハンドリング性能を支えている足回りのタイヤを含めたセッテイングは好印象です。
実際の購入価格も昨今の社会情勢から満足が行く出費に抑えられて感謝です。少しは国の基幹産業である自動車産業に貢献できたかと思うと乗り換えて良かったという評価です。

満足している点

C-HR のネーミングどおりコンパクト。
カーシェアで、前期型のSグレードに試乗し、市街地から高速道路での100km/hまで試乗しました。
その際に、FFらしからぬハンドリングに感心して、さらにディーラーのナンバー付き試乗車でGRのハンドリングを確かめました。
永らく乗っていたFRに近い素直な「頭の入りの良さ」が気に入って購入となりました。
恐らく、リチウムバッテリーがリヤシート下に搭載されており、前後の質量バランスがややFRに近いことと、新採用のブレースと足回りのセッテイングがそのように感じた要因ではと思っています。
近年の高級車に採用されているシート表皮のアルカンターラ調素材(ブランノーブ)の質感も、すべらずにしっとりとしたものであり、気持ち良い手触りが気に入っています。
GR専用タイヤ(ADVAN FLEVA)の関係かと思いますが、１８インチのSグレードより、ロードノイズが低く、車格が少し上の「遠い騒音」の感じです。

不満な点

カッコとトレードオフにありますが、左後方の視界は、目視では対応できず、オプションのパノラミックビューモニターが必須です。
価格なりといえばそれまですが、インパネ・ドアトリムにソフトパッドを使って欲しいと感じています。
不満点としては、デザインテーマのダイヤモンドモチーフは、個人的には好みでは無いので、GRのシートでそのデザインが無いことが逆に満足と言えます。

デザイン

5

カッコありきのデザインは、類例がなく、〇〇に似ているという指摘も無い、独自のデザインだと思います。

走行性能

-

絶対的なパワーは、ハイパワーとは言えませんが、
モーターアシストのトルク補完によって、日常から高速合流・登坂においても常識的な範囲では問題ありません。

乗り心地

5

１９インチとは思えない秀逸な足回りによって、車に無関心な同乗者も、乗り心地が良いとの感想でした。衝撃に対するマイルドな収まり方・でありながら、ロールが少ないセッティングも好印象です。

積載性

5

外寸がコンパクトではあるが、２名乗車前提なので、十分に余裕あり。ゴルフはせず。趣味の洗車道具しか積載せず。なので、2名分の長期旅行も余裕です。

燃費

5

外気温30～36度の真夏条件・エアコン23度設定・２名乗車・洗車用具・旅装積載条件・とりたててエコ運転せず。において

市街地のみで、13～15km/L 程度
郊外路・高速で、20km/L 程度

価格

5

時期が時期だけに、オーダー車両であっても、びっくりの値引きで、納得の支払い額。

故障経験

今後の状況次第。