トヨタの欧州向けディーゼルについて。 最新型のオーリスには、BMWより供給されている1.6リッターのディーゼルが搭載されているようです。

Question

が、先日発表された2.8リッターのディーゼルの資料を見ると、自前で1.4リッターのディーゼルも開発しているようです：http://newsroom.toyota.co.jp/jp/download/8368668

コレが完成したら、BMWから内製エンジンの搭載に再び搭載すると思うのですが、BMWエンジンの採用は繋ぎだった、ということでしょうか。私はトヨタはハイブリッドに専念し、今後のディーゼルはOEMで調達するのかと思っておりました。

Answer 1

トヨタはAICEに参加しています。
http://www.aice.or.jp
トヨタは欧州小型車ではBMWからクリーンディーゼルエンジンの供給を受けています。
2020年の次期環境規制を見越しても自社開発よりも先行するBMWからの供給を決断しています。
実際、トヨタの欧州小型車の販売数は、開発投資までする市場では無いでしょう。
BMWから調達すれば関税はかかりませんし、自前で製造EUへ持ち込めば5%の関税がかかります。

国内では、加盟したAICEの手前、ある程度は自社搭載のエンジンを出す必要があります。
かなりの成果がないとAICEは自己崩壊もあり得ますから、結構会社間でのバランスが難しいと思います。
過去に協同組合を作っても成功は殆どありませんから。
各企業の方針は同じ方向には向きませんし、利益背反の要素が強いのですから。

(lou_lukaさんへ)

質問者からのお礼コメント

ご教示くださいましてありがとうございます。
AICEのような団体と折り合いをつけるとか、
自動車業界もいろいろ大変なんですね。

Answer 2

日米や欧州向けではなく排ガス規制のゆるい新興国向けと言う事です

2020年ＣＯ2規制で全ての現行モデルは欧州で販売出来なくなります
罰金（課徴金）を支払うなら買う事も出来ますが・・・

Answer 3

トヨタは１．４リッターディーゼルって以前から持っていたような気もします。
1NDだったかな。
それをヨーロッパの新基準に適合させれば使えたのかも知れません。
BMWディーゼルもあまり静かではないですね。