スズキ スイフトスポーツ 「驚異の完成度、生粋のスポーツ」のユーザーレビュー

鈑金王 鈑金王さん

スズキ スイフトスポーツ

グレード:スイフトスポーツ(MT_1.4) 2017年式

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
4
デザイン
4
積載性
3
価格
5

驚異の完成度、生粋のスポーツ

2024.1.26

総評
スイスポがついに待望のターボを引っ提げて登場。
昔からポン付けターボチューンなどはあったものの純正採用は初。
控えめに走れば徹底的に大人しく、踏み込めば期待通りの走りを見せてくれる。

旧来のスイスポより高額となってはいるが、一度は乗る価値ある一台。
満足している点
なんといってもターボエンジンの息吹を感じられる点。
胸のすくような加速感はNAでは到底味わえない。

テレスコ方向のステアリング調整が可能で多彩な体型・ドライビングポジションに対応。
ガタイのよい方にも安心な広めのシート。

全体的に高い完成度。
ツルシでも十二分に楽しめそう。
不満な点
ブレーキが大きくなって小径ホイールの選択肢がない。
純正もそこそこ軽いので転がしで履くなら安牌か。
デザイン

4

ZC31Sから続くシルエットを踏襲しつつも大胆にデザインを変えている。
灯火類は小型化され、ZC32Sのボテっとした印象がなくなりパーツ同士の一体感も増した。
エアロパーツも主張しすぎない。
走行性能

5

ターボエンジンになった事で出力は大幅に向上したが、特筆すべきはパワフルさを更に引き立てる軽快さ。
140PSの出力を受け止めるフレームは妥協なく仕上げられている事が見て取れる。

スイフトは足周りの造りの良さに定評があるが、例に漏れず非常に高い次元でバランスされている。
そこにこのエンジンなのでいくらでも踏んでいけるような気さえする。
乗り心地

4

歴代スイフトを継承した猫足。
ストラットとトーションバーという安価な構成ではあるが、造りの安っぽさを感じさせない優秀さ。
積載性

3

積載能力は車格なり、過度の期待は禁物。
燃費

4

公称17km/L、スポーツタイプとしては優れているのではないだろうか。
2000cc以下は過給器つきの方が効率がよいというのは本当らしい。
価格

5

まさしくコスパの塊。マストバイ。
故障経験

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