スズキ スイフト のみんなの質問

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FFと4WDの比較で全高が少し4WDの方が高いのもあれば、変わらないものもありますよね。
変わらないものは一般的に4WD性能は高くない でしょうか。

※いい加減な回答や意図に沿わない回答はやめてください
例 「人それぞれ」「各人の考え方による」「個人差がある」「~の定義は?」等

自分がどう思っているか主観的な回答で良いんです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

以下、少し長くなりますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。既にご存じの内容ばかりでしたらすみません。

車高が高くなると重心も高くなり、特にコーナリングでは不利に働きますが、滑りやすい道になると、さらに限界性能の差が顕著に出ます。その点では、4WD化により車高が上がるモデルの方が運動性能は不利ですね。

一方、最低地上高がある方が悪路や雪道では有利です。4WD化によって車高が高くなるモデルの場合、コーナリング等の運動性能が落ちる分、最低地上高が上がっていれば、雪道等の耐スタック性能では有利となります。

■ 最低地上高 140mm確保

本来は、2WDでも4WDでも同じ車高で同じ最低地上高をキープできるのが王道だと思います。しかし、4WDモデルが雪国でのニーズが高いモデルの場合、最低地上高140mmを確保できないと車高を上げるケースが多いです。例えば、スズキ・スイフト等は身近な事例だと思います。FFモデルは最低地上高120mmしかありません。車高を25mm上げた分、最低地上高も25mm上がり145mmを確保しています。

<スイフト FF(ZCDDS)>
全高 1500mm
最低地上高 120mm

<スイフト 4WD(ZDDDS)>
全高 1525mm
最低地上高 145mm

一方で、2WDでも4WDでも同じ車高と同じ最低地上高で、最低地上高も140mmを確保できている事例ではマツダ3などがありますね。

<マツダ3 FF/4WD>
全高 1440mm
最低地上高 140mm

■ 4WD化により最低地上高が減る対策として車高アップ

4WD化により駆動系が増設された影響で、車両底面に出っ張りが出て、最低地上高が2WDモデルよりも減る車種もあります。2WDモデルより最低地上高が低いと具合が悪いので、その対策として車高を上げて対応するパターンです。例えば、スカイラインR32(8代目)やフーガ等では、この理由で4WDモデルの車高を上げています。フーガは最低地上高140mmを確保する意図もありますが、車高を15mm上げて最低地上高を5mm上げ140mmとしていますね。

<FUGA 350GT FR>
全高 1510mm
最低地上高 135mm

<FUGA 350GT FOUR>
全高 1525mm
最低地上高 140mm

実際には、車高が変わらず、4WDモデルの方が最低地上高が低くても1cm程度の差で、最低地上高が140mm前後確保されていれば、4WDモデルのほうが雪道等での耐スタック性能は遥かに優れます。但し、サスペンションストロークの短い車種等では、その1cmが命取りになる場合もあります。

■ 駆動系保護のため車高が上がるケース

FRベースの4WDに稀にあるケースで、増設した前輪のドライブシャフトの位置に制約があり、2WDモデルと同じ車高にすると、ドライブシャフトに負荷がかかるため、車高を上げて成立させている車種もあります。このケースで有名なのは、メルセデス・ベンツ W124(ミディアムクラス/Eクラス)の4MATIC ですね。

<W124 300E セダン>
全高 1445mm
最低地上高 170mm

<W124 300E 4MATIC セダン>
全高 1455mm
最低地上高 180mm

■ 重心か最低地上高か?

というわけで「重心」と「最低地上高」どちらを優先するかになりますね。4WDモデルはトラクション性能が高い分、滑りやすい道では発進と加速は良くても、2WDモデルよりも重たいので、コーナーとブレーキには不利です。さらに重心が高くなるともっと不利になります。雪道使用の場合は圧雪路やアイスバーンが多い場合は、重心が低い方が安心して走れます。
とはいえ、やはり雪道ではスタックしないために4WDを選ぶ人が多いので、最低地上高がある方が助かるケースが圧倒的に多いです。最低地上高140mmというのは最低限で、豪雪地帯や深いワダチや積もった駐車場を抜け出す等の環境が多い場合は最低地上高170mm以上、できれば200mmあるといいですね。

長くなり大変失礼いたしました。ご不明な点等ございましたら、追加でご質問いただけましたら幸いです。

その他の回答 (5件)

  • アウディ辺りですと。同じ車高で、FFと4WDがあるとすると4WDの方が確実に高性能のエンジンを載せてきます。
    究極の駆動方式はハイパワーの4WD。

    こんな考えです。
    日本のスバルのノンターボインプレッサあたりですと、
    150馬力でFFと4WDがある。
    加速、サーキットラップタイムはFFが確実に有利になります。

    もし質問者が雪国の話をしている。
    この場合は、スタッドレスを履いたインプレッサのFFと4WDで同じ車高でも4WDが圧倒的に有利になります。

    https://www.youtube.com/watch?v=BXiJzCzcbi4

    https://www.youtube.com/watch?v=DCuyBkvxbO8

    4WDでも酷い4WDもあります。

    北海道で数年に1度の大雪!スタック続出
    https://www.youtube.com/watch?v=bqNkirzZJhs

  • 「採用されている機構」に依存します。
    現在、A4に乗っています。
    車高は、FF、4WDともに1,435と変わりません。
    一方、A3も同じようにFF、4WDともに全高に変化はありませんが、機構に違いがあり、これが価格差と性能(官能)の差を生じることにつながります。

    4WD機構はさまざまなタイプが用意されています。

    Youtubeなどで、機構ごとの比較をする動画も参考にすると、明らかに上位モデル、新機構のモデルには性能の開き、具体的には雪上で走行するなどのシチュエーションです。これに視覚的にも判断できるほどの差が生じています。

    事ほど左様に、私見では「全高は、判断の材料とはならない。一方、車両価格やモデルグレードが上がれれば上がるほど、高性能である」ということは言えると思います。

    なお、長くA4、A3を乗り継いできたので、アウディの4WDに限った視点であることを申し添えます。

  • 4輪が駆動する物と2輪は引っ張られている物では4輪が駆動する方が強い。
    乾いたアスファルト道路では大差は感じないかもしれませんが、良く滑る環境では簡単に違いを感じる事ができます。
    北海道民ですが冬道は2駆は乗れないことは無いけど
    積雪が多い地方ではコンパクトカーや軽自動車でも4WDの販売割合が高くなっています。

  • 例えば全高が高くても床下の最低地上高に影響があるならFFと比較して変わらない型のほうが優位だと思います。
    結局はFFベースの4WDでもFRベースでもプロペラシャフトで駆動するタイプであればマフラーの配管などの取り回しが2WDほどに自由が効かずに配管が迂回をしなければならずに地上高に影響が出たり、意外にもFFのほうが地上高が高い場合もありますね。
    特にクリーンディーゼル車やトラックは巨大なDPR酸化触媒が邪魔になって全高は高く最低地上高が低い諸元になりますね。
    先代ハイエースの2WDと4WDでは地上高は2WDが勝ってます。
    また全高は安定傾斜にも影響しますからさほど変わらない4WDが実質よいと思います。
    例に上げたハイエースなど古い車で分かりにくい部分勘弁してください。

  • 4WDには大きく分けるとフルタイム(常に四駆)とパートタイム(必要な時に任意で切り替えたり、滑り出したら自動的に四駆になる)があります。近年の自動車は燃費やシルエット(ご質問にある車高や見た目)を考慮してパートタイム式が多く見受けます。悪路の走破性に関していえばデフロック機構のある4WDがダントツですが、一般的な雪道などではパートタイム式でも十分かと思います。

    フルタイム4WDのメリットは条件の悪い道を走れることに加えて、高速道路での走行時にも恩恵を感じられます。

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