スズキ ソリオハイブリッド 「ソリオ＆トール一気乗り。そのいち、ソリオフルハイブッド編。」のユーザーレビュー

ソリオ＆トール一気乗り。そのいち、ソリオフルハイブッド編。

2016.12.17

総評

　ソリオに追加された、フルハイブリッドに試乗してきた。

　試乗したのは、ソリオ　バンディット HYBRID SV (ハイブリッド、DCBS、全方位モニター付メモリーナビゲーション、後席右側ワンアクションパワースライドドア装着車)。色：ミッドナイトバイオレットメタリック。
　例によって後席に営業氏、助手席に息子を乗せて試乗スタート。

　フルハイブリッド+5ＡＧＳという、異色の組み合わせのソリオ・フルハイブリッド。ＣＶＴじゃないのは、入らなかったからという男前のクルマである＾＾。
　
　このクルマ、ＡＧＳなのに普通のＡＴとして乗れるのが最大のトピック。アクセル踏みっぱなしで運転できるのは、けっこう感動モノ。
　MレンジもＳモードも無いが(ＤレンジとＬレンジのみ)、使い物になるのはＣＶＴじゃないから。アクセル放せば回生ブレーキがかかるし、ブレーキ踏めばシフトダウンする。
　使った感じは機械式のＡＴみたいだ。フル電子制御の高級なヤツじゃなくて、昔ながらの油圧式ＡＴに近いフィーリング。

　脚が先代並に硬ければ、我が家の次のクルマとして十分に考えられるクルマだ。(ソリオの場合、イグニスのリアスタビライザーを入れて、車外品の車高調を入れたら、かなり硬くなりそう＾＾)

満足している点

・フルハイブリッド。
　モーターのみで走ること。

・ＡＧＳ
　普通のＡＴのように使えること。
　

不満な点

1.脚まわりのセッティング。
　先代の方が良かった。

2.後席中央にヘッドレストが無いこと。
　早急に改善を望む。強度の関係で付けられないのなら、4人乗りにするという英断も必要では？
　今回の車種追加で、改善してくると思ったんだけどなあ＾＾；。

3.センターメーター
　ちと見にくい。

4.タコメーターが、インフォメーションディスプレイ内のデジタル表示に変更されたこと。
　こうするなら、オプションでアナログタコメーターを追加してくれー。

5.シフトノブに、MレンジもＳモードも無いこと。
　Ｍレンジは無理でも、Sモードぐらいは……。無くても十分使えちゃうだけに、難しいとは思うけれど……。

デザイン

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走行性能

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・走る。
　車重が増えた分は(マイルドハイブリッドに比べて40Kg重くなっている)、モーターのパワーで相殺。モーターアシスト時にエンジンパワーを絞らないので、実質的にはパワーアップしている。
　実質的にはパワーアップしているハズ……なのだが、加速感は可もなく不可もなしのまま。

　ＡＧＳは、普通のＡＴのように使えた。(アクセル踏みっぱなしでＯｋ)
　クラッチが切れてトルクが切れる瞬間に、モーターがアシストに入るため、ガクンと前につんのめらない。ＡＧＳのクラッチがつながるとモーターアシストは切れるセッティングになっているようで、非常に自然。

・曲がる。
　マイルドハイブッドと変わらず。コーナーリング中にグラリと揺れる。

・止まる。
　ブレーキタッチは、マイルドハイブッドと変わらず。
　アクセル放すと、回生ブレーキが作動。その作動は自然であり、ＭＴのエンジンブレーキのようなフィーリング。この制御は、とても良い。スズキの回生ブレーキ制御は良くできている。

乗り心地

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1.バネ＆ダンパー。
　先代よりも柔らかくなった分、乗り心地は向上しているのだろう。
　不快な突き上げは無い。

2.静粛性。
　普通。
　アイドリングストップからの再始動は、セルモーターが作動しないため無音。あのシステムは、いつ体験しても感動モノ＾＾。

　モーター作動時の高周波音は、特に気にならなかった。

3.振動。
　特になし。

積載性

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　ボディーが四角くて、分割可倒リアシートなので、荷物の積載は得意分野。

燃費

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不明。

価格

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故障経験

不明。