スズキ ソリオハイブリッド 「スズキらしい独自性のあるハイブリッド」のユーザーレビュー

スズキらしい独自性のあるハイブリッド

2016.12.3

総評

ベースグレードとの価格差が約20万円。
ストロングハイブリッドならではの走行性能や、燃費性能に魅力を感じる方は買いだと思います。

個人的には、ストロングハイブリッドを敢えて選んでまでは欲しいと思えませんでした。
現在乗っている先代1型と比較すると、マイルドハイブリッドでもそれなりの走行性能があると感じたからです。

出来れば次は1.0リッターのBooster Jetを搭載して欲しいですね。
ストロングハイブリッドと相まって、ライバル4車を更に引き離す程の魅力が出てくると思います。

満足している点

・ノーマルグレードとは別格の加速性能

・ハイブリッドバッテリーの、室内空間への犠牲を極力低く抑えた事

不満な点

・ステアリングの位置が手前に出すぎている。
→現行型ソリオ全てに言えることですが、ドラポジでここだけ違和感があります。
　 それなりに良い値段の車なので、テレスコピック調整を装備して欲しいです。

・4WDの設定が無い事

デザイン

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走行性能

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モーターの立ち上がりトルクと、5AGSによる動力の伝達ロスが少ない機構のおかげで、ダイレクト感は高いです。
旧型ソリオでのCVTのSモードでアクセルを踏んだ時よりもう少し盛られて加速する様な印象でした。

街中の渋滞やノロノロ走行時は、エンジンを切ってモーターを使用して走行するので、燃費の面で有難みが大きいと感じました。

また、AGSのギヤ切り替わりについては、かなりスムーズになりました。
従来のAGSでスムーズな運転のコツとなっていた、アクセルを緩めるという事を全くやらなくても良くなっています。

乗り心地

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スタッドレスタイヤを履いていた事もあり、段差でも大きな突き上げは感じませんでした。

エンジン音の遮音は上手く、3000回転まで回しても室内は静かで、快適でした。

モーターの音は良く聞こえ、回生ブレーキの時は特に良く聞こえます。
電車に乗っている様な感覚になります。

決して耳障りな音では無いので「HVらしさの演出」という意味では、一役買っていると思います。

積載性

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荷室下の大型サブトランクがバッテリースペースとして塞がれています。

他は現行型ソリオと同じなので、積載性は非常に優れていると思います。

燃費

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実測値は分かりませんが、車載の燃費計で平均燃費が17キロ台でした。

試乗コースは街中5キロ位のコースなので、渋滞も含めて殆どが低中速になります。

郊外だと20キロ台前半位までは届くのかな？と思っています。

価格

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故障経験

試乗車という事もあり、故障はありません。

HVバッテリーの寿命は気になるところですね。