スズキ バレーノ 「自分にベストマッチな一台」のユーザーレビュー

自分にベストマッチな一台

2017.12.31

総評

なんといってもコスパが良いです。
XTセットオプション車の車両価格は税抜き160万円と、軽のターボ車並みの値段。

税金は車重1000kg未満、排気量1000cc未満で安め。
エコカー減税は適用されません。

この価格で
レーダーブレーキサポート
追従クルーズコントロール
LEDポジション、テール、ブレーキランプ
HIDプロジェクターヘッドランプ
チルト&テレスコピックステアリング
全席本革シート
前席シートヒーター
フルオートエアコン
オートライト
間欠調整式ワイパー
パドルシフト付きマニュアルモード
16インチアルミホイール
など、充実した装備。


3気筒エンジン
純正2スピーカー
アイドリングストップが無い
カーテンエアバッグが無い
車内からの見切りが悪い
MT設定が無い
内装が安っぽい
などは、マイナスに感じる方も居るかも知れません。



色々不満な点も隠さずに書きましたが、
値段を考慮し100点満点だと95点です。
車を運転するのが好きな方や、自分好みにいじりたい方にはかなりオススメできます。

満足している点

他人とかぶらない、珍しい車ということ。
輸出向けのため、日本離れしたデザイン。
配線加工で海外用デイライトが使えること。
無駄なエコ機能が付いていない。
前置きインタークーラー。
チルト&テレスコピックステアリング調整機能。
本革シート、シートヒーター。
ボディ剛性が良好。
パドルシフトで走るのが楽しいです。
マルチインフォメーションディスプレイもカラーで見やすいです。

不満な点

不満な点。
塗装が弱い。
アームレストが短い。
ハブボルトが4-100 なので、ホイールの選択肢が少ない。
リヤの牽引フックが丸見え。
アフターパーツが極端に少ない。


不満ではなく、欲しかった機能。
独立リヤサスペンション。
リヤディスクブレーキ。
全席オートウィンドウ。

デザイン

-

走行性能

-

エンジンは1リッターのターボで111ps、他にはあまりないパワーユニットです。
スイフトRStも同じエンジンですが、バレーノはハイオク指定のためパワーはやや高めです。

車重が950kgなのも相まって、加速はなかなかのものです。

1リッターターボエンジンと6速トルコンATは相性がよく
加速性、高速クルージングも良好。

パワーステアリング制御は僕にはベストマッチで
程よく重く、戻りが強めで操作しやすいです。

全幅が広く剛性もあるので、高速コーナーでもロールが少なく安定した走行ができます。
全長が短く、最大切れ角が大きいので小回りも効きます。

高速域からの加速などはしんどいですが、1リッターの心臓なので仕方ないですね。

乗り心地

-

サスはやや硬めで安定しています。
個人的にはフワフワな足周りは好みではないので良いと思います。

静粛性は、タイヤに起因するロードノイズがやや大きいのと
高速走行時の風切り音がやや気になります。

3気筒の振動は気になりませんが、冷間時のエンジン音はやや大きいですかね。

排気音は控えめなものの、純正でも良い音がします。

積載性

-

あまり荷物は積みませんが、後部座席も広いですし
ラゲッジスペースも二重床のため、不満はありません。

燃費

-

皆さんの平均燃費を見ると18〜20km/Lぐらいですが、僕は12km/L程度。

理由は
通勤は信号が多く、通行量も多いこと
常にマニュアルモードで2000回転以上で走行していること
燃費走行は一切していないことですかね。

全く燃費を気にせず12km/Lなら満足です。

価格

-

故障経験

初期不良の範囲ですが
ヘッドライトの内側の塗装タレが一件。

対策部品が出たら交換に出します。