玄人様ご教授願います。 スズキラパンSS6型のブーストupについてです

Question

壊れる等意見あるかと思われますが予備ヘッドOH済み面研からシートカットガイド打ち替えメタルガスケットの準備等はしておりますのであしからず。

本題なのですがSSを現行のトラストプロフェックにてブーストupしております。
アクチュエータも強化の物です。
吸気HKSキノコ、レーシングサクション
排気フロントパイプ、リア柿本
タービン純正HT06
ラジエーターアルミ2層

困っていることはギアポジション並びに高回転時のブーストのタレです。
4速3000回転よりブースト1.0にて掛かるようにブーストコントローラーを設定しているのですが
6000回転位からどうしてもタレてしまいます。
2速、3速は回転の上がりも早くより早めにタレが起きます
タレ状態は0.8強くらいです。

5速は負荷の状況にもよりますが1.1を超えてきますのでブーストコントローラーの機能にてリミッターを効かせて下がるようにしており5速はきっちり1.0にてスピードリミッターまで回ります。

タービンの小ささ故に上が回しきれないといった感じと解釈するのが合っているのか
何か他にさくがあるのか
あと皆さんブーストリミッターと騒がれますが1度ブーストコントローラーをミスセットしてしまい1.4位でリミッターが作動したので自分のめざしている域でのブーストリミッターはほぼ関係無いと思います。
純正のソレノイドによるタービン保護のタレもソレノイドがブーストコントローラーに変わってるので関係なし

アクチュエーターもロッドの長さ等変えましたが初期のブーストの掛りはいいのですが高回転では垂れるのでアクチュエーターが悪さしているとも思えません。
タービンの限界でしょうか？
IHI製のタービンの特性などもしりたいです！

Answer 1

結論からいうとタービンの容量不足です。

まずはブースト圧≠風量ということを念頭において考えていきましょう。

ブースト圧は通常サージタンクの圧力を測定します。

同じ流量でもエンジンが多く吸い込めばサージタンクの圧力は下がります。
逆に吸い込まないのなら圧力は上がります。

低いギアではエンジンの負荷が少なく、エンジンの回転の上昇が早いですよね。
同じ空気を送っていても、回転の上昇が早いとサージタンクの空気が貯まらず圧力が上がりません。

つまりエンジンの負荷が少ないとブーストは上がりにくいということです。

上り坂でブーストが上がるということは経験されていると思います。
これは逆に負荷が増えてエンジンが空気を吸わなくなっているからなんです。

ブーストコントローラーのセッティングを高いギアで行うのも、高負荷で合わせるとそれ以上は上がらないからです。

質問者からのお礼コメント

とても参考になりました！
ありがとうございます！

回しきれていないのでは無く容量不足なんですね。。。

ヤキモキしていた事が明確に分かったのでスッキリ致しました(^^)