自動車メーカーでスバル社にＭＴ仕様のクルマが多いのはなぜか？

Answer 1

スバルのMT車が欲しいという顧客がいるからです。

既に日本のMT車率が２％を切って久しくなります。
100台売れる車の内、MTは１台か２台しか売れません。
輸入車だって、本国では80%MT車なのに、
日本へはATしか入れないという状況です。

でも、スバルは、ちょっと変わっていて、
MT車をずっと販売していました。

それは、他社がアイシン、ジャトコ、ゲトラグ、ZFといった
サプライヤーからのトランスミッションを採用していたのに
対して、スバルは自社のトランスミッションに拘ったのです。

まぁ、拘ったというか、縦置き水平対向エンジンという
これまた変わったエンジンのため、
それに適合したトランスミッションである必要があったのですが。

そのため、スバルのトルコンATは、他社が５段、６段と
進んでいったのに、ずっと４段のままでした。
他の日本人が、ATの便利さに流れていったときに、
スバルの顧客は、MTの楽しさを支持していったのです。
スバルのATはダメダメでしたというのも理由です。

他社がターボを止めていった時代でも、
スバルはターボを続けました。
３ナンバー化していったときも、５ナンバーに拘りました。
エンジン横置き、直列化していったときも、縦置き水平対向
に今でも拘り続けています。

そんな特殊性を気に入ったこれまたマニアなファン層が
存在しており、そういった層がMTを好んでいるのです。

実際、先代WRXモデルで、AラインというATが
販売されたときも、WRX・STIでは無い！という
批判が出ました。
よって、現行モデルでは、WRX・S4と、WRX・STIを
別の車に仕立て、STIにはMTモデルしか無くしました。

尚、Sシリーズには、今でもMTモデルしかありません。
ｔSシリーズには、CVTモデルも出していますが。

ただ、昔からのスバルファンや、MTに拘る客だけで
商売は成り立ちません。
スバルも、台数を売って儲かる会社になってきました。

また、多額を投資して、リニアトロニックというCVTを
開発し、また、アイサイトという安全装備を生み出しました。

そのためか、先代レガシィの途中から、
レガシィのMT車は無くなりました。
インプの２Lにも、フォレスターのXTにも、XVにも、
MT車はありません。
アイサイトとMTの組み合わせもありません。

スバル乗りにも、MTに拘る層は減ってきたと思われます。
スバルにおいても、MT車は減っていくのでしょう。

マツダは、スカイアクティブMTを開発したようですが、
スバルも、次世代MTにお金をかけて欲しいところです。
スバルがMTを捨ててしまったら、
スバル車のアイデンティティは消滅してしまうかもしれません。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。

Answer 2

WRXSTIの１車種しかMTのこってませんよね？

Answer 3

エアーインテークのある車もスバル車だと思います。
特定の購買層に絞った車作りをしている結果だと思いました。

Answer 4

スバル社はどこの国のメーカー？

世界の自動車メーカー一覧↓に載ってないけど・・。
http://car-maker.net/

「スバル」はブランド名で、会社名は「富士重工業株式会社」です。

Answer 5

車種が少ないので、目立つのです。

Answer 6

当該車種で同型が輸出されていたら、ＭＴも設定されているのでしょうね。
スバルだけ特別多い・・・というわけでもないでしょう。
どうして「多い」と言えるのか？

Answer 7

時代遅れなんじゃねーの？