フォレスター sti sk5が納車されました。今のターボ車も運転する度に2〜3000回転まで一回は上げるくらいにアクセルを踏んだ方が良いのでしょうか？

Question

ターボ車の正しい乗り方を教えていただきたいです。スバル subaru

Answer 1

スバルに特化してサポートしている者です。

フォレスターSK5についてご案内します。
日常の運転では全く気を付けることはありません。
故障に対する予防も、保証がついていますので起きになさらずに。

ただ、取扱説明書の
【必読！安全で快適な運転のポイント】にある
【ときどきは高速走行を】だけはご一読ください。

あとは一般的な車輌だと思って気にせず乗って頂いて構いません。

Answer 2

何も考えなくても良いです。
常に考えなくてはならないのは、マツダ車くらいです。

Answer 3

車はコンピューター制御されている部分が多いので、決められた整備さえしていれば問題ありません。

しかし機械類は、本来動くことを前提に設計されているところまでは、定期的に動かすことが理想です。
長期間動作させない部分があるのは良くありませんし、不具合の発見が遅れることもあります。
エンジン回転数に限ったことではなく、車全体に言えることです。

車を良い状態に保つために、次の動作を１ヵ月に１回以上行うことをお勧めします。

◆アクセル全開を５秒以上連続で行う。
動作を確認するために、エンジン回転数をレブリミットまで使う、ブースト圧を規定値の最大まで高める、変速機の許容トルクまで使う、駆動系に最大の力を加える、などを行ってください。
アクセルペダルのストロークをすべて使い、ペダル（スロットルポジションセンサー）の動きを保つと同時に動作確認にもなります。

◆ＡＢＳ、ＥＳＣ（またはそれに相当するもの）などの電子制御を動作させる。
動作を確認するために、フルブレーキをかける、ハンドルを切っている状態で強めのブレーキをかける などを行い、ＡＢＳを動作させてください。
ブレーキペダルのストロークをすべて使い、ペダルの動きを保つと同時に動作確認にもなります。
可能であれば、濡れた路面などで意図的にタイヤを空転させて、ＥＳＣ（またはそれに相当するもの）を動作させてください。

◆窓を開け閉めする。
動作不良を防ぐために、普段使わない後席や電動サンルーフなどを開け閉めしてください。

◆シートを動かす。
電動シートの場合は、動作不良を防ぐために、可動域すべてを動かしてください。

◆リアワイパー、リアウォッシャーを使う。
詰まりを防ぐために、リアウォッシャーを出してリアワイパーを動かしてください。
ウォッシャータンクに水道水を入れると、水垢が発生して詰まる原因になります。

◆Ａ／Ｃスイッチを使う。
冬で冷房が不要なときでも、潤滑不良を防ぐために、月に１回はＡ／ＣスイッチＯＮでエアコンを使い、冷媒ガス圧縮機を動作させてください。
行わなくてもエンジン始動時に自動で行う車もあるようです。

◆各種スイッチ類を使う。
動作不良を防ぐために、普段使わないスイッチ類でも押して動作させてください。

◆メンテナンスノート（点検整備記録簿）の消耗品交換時期を確認する。
忘れがちな項目もありますので、可能な限り把握して自己管理してください。
車検に出せばすべてやってもらえるわけではありません。
車検と消耗品交換時期は無関係です。

【 参考 】

添付画像は、ターボ車のブースト圧に関係する部品の１つですが、破損したことによってブーストの上限を管理できなくなり、ブーストが上限を超えたときにコンピューターが異常を検知して強制燃料カットに至ったものです。
突然の強制燃料カットは、通常ではあり得ない非常に大きな挙動になり危険ですし、機械的な傷みの原因にもなります。

このような一部の部品の破損や不具合は、警告灯や警告表示が出ないこともあり、アクセル全開にしてレブリミットまで回さないと不具合の発見ができないこともあります。
想定外の不具合を早期発見するためにも、上記のような各種動作を定期的に行い、車の健康状態を確認することをお勧めします。
特にアクセル、ブレーキを底まで踏み込むことは大事です。

定期的な車の状態を確認することは、安心感につながります。
上記のような動作確認は、車検や定期点検に出してもやってもらえません。
ご自身で定期的に確認する必要があります。