ルノー メガーヌ (ハッチバック) 「５年10万キロ時点までの維持経費と新車購入代金の合計は、大雑把に言えばクラウンの低グレード車のそれと同程度と思う。また、トラブル頻度に関しては国産中古」のユーザーレビュー

５年10万キロ時点までの維持経費と新車購入代金の合計は、大雑把に言えばクラウンの低グレード車のそれと同程度と思う。また、トラブル頻度に関しては国産中古

2010.4.20

総評

５年10万キロ時点までの維持経費と新車購入代金の合計は、大雑把に言えばクラウンの低グレード車のそれと同程度と思う。また、トラブル頻度に関しては国産中古車と同程度で、車に慣れた人なら過度に恐れる必要は無い。私自身、数台トヨタ車を乗り継ぎメガーヌは初めての外車だったが、トラブルに関しては「こんなもんか」という印象。少なくはないが多くもない。
上記諸問題の存在の理解を前提として「クルマ好き、運転好き、じじくさいのや所帯じみているのは嫌、俗っぽいブランドも苦手」という人にはお薦めである。
また、カルロス・ゴーン氏の御先祖はレバノン人と聞くが、フェニキア商人とは？地中海世界とは？彼の地のビジネスとは？と、悠久の歴史と商業文化に思いを馳せる絶好の教材として所有してみるのも良いかもしれません。

満足している点

５年10万キロ経過記念に投稿します。
ハンドリング・アクセル・ブレーキ　いずれもフィール明確。
車幅感覚：認識容易。
乗り心地：しっとり。
高速性能：かなりの高速でも不安無。
山岳路：ハンドリング素直＋フラットトルク＋効き良のブレーキ＝とても楽しい。
長距離ドライブ：疲労少。
日産サービススタッフは基本的に真面目。
個性的デザイン故、日本ジドウシャ界のカースト制度から外れており、比較的安価車だが他車に対する引け目を感じない。

不満な点

Ⅰ．保障・サービス体制の枠組について
①新車保証が3年６万キロと短い。
②３年→５年の延長保証料が約１５万円と高い。また、３年目の車検をディーラーで受けることが条件となっており、延長保証の必要なユーザーの立場が弱く割高な車検の覚悟が必要。この延長保証制度については車検制度を悪用した構造的欺瞞とすら感じる。
③ルノーアシスタンスは昼間はよいが、夜間はのらりくらりの対応である。保証料を払っていることを大声で主張し毅然とした態度で臨む必要あり。
Ⅱ．トラブルについて
①マイナートラブル年平均３～４回(例：ドア開閉時の異音、パワーウインドウのがたつき、ランプユニット内の水滴、エンジンマウントのゴムの早期硬化、送風切替部の異音、ランプ球切れなど）いずれも日帰り手術にて対応可。
②運転不能は５年10万キロで２回。１回目はスロットルチャンバーとやらの詰りとのこと。２回目は車検時に換装したバッテリー(日本製)の不具合。いずれも数日の入院。また、現場への代車配車あり(前述どおり夜間トラブルの際は大声で主張する必要あり)
Ⅲ．社会的問題点
①個性的デザイン故、悪事に使用できない。
②デザイン重視のドライバーと誤解されるせいか、割込みを仕掛けてくる輩が多い。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験