なんでs13シルビアのが81マークⅱ3兄弟2.5GTツインターボより価格は安く、内装もあまり高級感はないのにデートカーで人気だったんですか?

Answer 1

1988年（昭和63年）にフルモデルチェンジした日産のS13型のシルビアは、発売当時のエンジンの排気量が1.8Lで、NA（自然吸気）とターボチャージャー付きの２タイプがあり、またマークⅡよりも小排気量で小型サイズの５ナンバーであるため、車両価格が安かった点であること。

もう一つは、当時発売されていた昭和時代の日本車の中で、S13型シルビアのボディデザインは、従来にはない異質なデザインで、フェンダーやフロントガラス周りなど、アクのない丸みの部分をふんだんに活用したデザインとして破綻がなく、バランス良く美を追求した２ドアクーペとしての評価が高かった点です。

この２点に加えて、発売当時はバブル景気での好景気であったことから、タイミング良く大ヒットし、S13型の異質なデザインが若い女性に好評だったため、デートカーの代名詞としての名車となったのです。

ちなみに、この年は半年近く前に発売されたセドグロの上級車種で、500万を超える高額の高級車である初代シーマ（当時は「セドリックシーマ」や「グロリアシーマ」の車名）が大ヒットしたことから、『シーマ現象』が流行語になりました。

ふと思えば、初代シーマもフロントフェンダーが丸みを帯びたデザインで新鮮であったことから、角型ボディを纏ったセドグロとはイメージが異なる差別化がヒットの要因となり、同時期に開発されている、シルビアにもシーマのコンポーネンツをアレンジした可能性がないとも言えません。

Answer 2

それ以前、デートカーと言われていたのがプレリュードでしたが、シルビアが発売されて一転しました。
これまでに無い素晴らしいデザインでしたし、私自身見積りしてQ-sが230万と社会人にはお手頃な価格でした。
マークIIの2Lグランデがそのくらいの価格でした。2.5ツインターボとなるとかなり高かったはず。
シルビアは格好良くてお洒落みたいなイメージがありましたよ。
マークIIツインターボとなるとライバルはZやソアラなんかの方が人気があった様に思います。

Answer 3

当時としては「女性が乗りたい車」(=運転するとは限らない)としての
要素をかなり押さえたうえで開発されていたからです。

アメリカでは2000cc前後のクーペはセクレタリーカーと呼ばれ、
秘書の女性が仕事で乗るクルマとして需要があり、開発の際にも
国籍はどうあれ20代女性の意見は多く取り入れられるのが普通です。
S13シルビアはそのままの姿でアメリカ輸出されることはありません
でしたが、国内での発売直後はハチロクなき後のFR車の登場に
沸き立つ走り屋連中だけでなく、女性人気も確かにありました。

発売直後の1988年には、シーマを買ったお父さんが大学生の娘さんに
シルビアを買い与えるのが流行したといいます。日産の開発陣としては、
本当はもっと女性ドライバーが乗るはずだったと思っているかもしれません。

で、最も女性の意見が色濃く反映されているのは、ボディカラー設定です。
基本8色あるうち、カタログの上位にきている4色はじつに
何とも言えない中間色のメタリックで、明らかに
「クルマよりも降りてきた人のファッションに目が行く」ような
ボディカラー設定がなされていたのです。スポーツカー乗りの男が、
なぜか白無地Tシャツ着て、夜なのにサングラスかけて走りたがるのとは
あまりに対照的です。

スーパーホワイトIIIを大量に作って在庫させ即納を武器に無理やり買わせていたT社や、黒と赤以外は変な色ばかりのH社などとは一線を画したこの
カラーリングセンスが特に好評で、S13シルビアに関してはスポーツ車の
ド定番である黒や赤の方がむしろ人気がなく、中古車市場でも安かったです。

Answer 4

性能とか高級感とか関係ないです・・・見た目ですよｗ
S13のエクステリアは物凄くオシャレ
外装内装共に直線が基本だった当時としては
曲線を多く使ったのもオシャレでした
それでいてＡＴ＋ＮＡが新車で150万という
若い人も買いやすい安さだったから爆発的に人気出ました

Answer 5

何よりデザインでしょう。