最大トルク時のエンジン回転数はなぜレブではないのでしょうか。 単純に回転数高い方がトルクも高くなると思うのですが、例えばシルビアだと4800rpmが最大トルク値だそうです。

Question

4800rpm以上の回転数があってもトルク値は同じになるよってことなのでしょうか。
教えていただけるとありがたいです。

Answer 1

うーんB16AやB16Bのエンジン(シビックタイプR)はレッドゾーン付近が最大トルクです。
良く言えば回せば回すほど加速力が増すエンジン。
悪く言えばレッドゾーンまで回さないと最大加速ができないエンジン。

そしてレッドゾーン付近が最大トルクってことはサーキット等ではその辺りで走ることを強要される。回転を下げると上げるのにカッタルイエンジンと言うわけ。

対して普通のエンジンは3500～4500回転が最大トルク。それを越えるとジワジワとトルクが下がる。
例えばコーナー手前でブレーキ踏んでシフトダウンして曲がって加速したいときレッドゾーン付近が最大トルクだとどうしても最大トルク以下になってしまう。

4500回転が最大トルクで5500回転でコーナーに突っ込んで立ち上がる場合普通は1000回転位落ちるので最大トルクぴったりで加速できる。

ランエボが3500～4000回転という低回転でブーストをオーバーシュートしてでもガツンとトルクを出してるのはラリーでコーナー立ち上がりを可能な限り素早くするためです。(ラリーなら最高速はそれほど関係ないですからね)

Answer 2

まず言葉を正しく使わないと意味がわかりません…

レブって「回転数」という意味ですよ？
「最大トルク時のエンジン回転数はなぜ回転数ではないのか」
って意味不明ですよね。

おそらく「レブリミット」と言いたいのかもしれませんが…
回答者が推測しないといけないような質問の仕方ではお互い時間の無駄になるだけですから。
一般的ではない略し方とかはしないことです。

で、レブリミットという理解で良いとして、それは「乗りやすい車にするため」です。
最大トルク点をどのあたりに持っていくかはもう味付けでしか無いので、例えば競技専用車両（フォーミュラカーなどはその最たるものですね）なんかであれば、レブリミットというかレッドゾーン直前くらいに最大トルク点を持っていくようにチューニングします。
＃レブリミットはそこまで回したら壊れる（かも）っていう限界ですから、競技でもそこまでは回さないのが前提ですからね

その代わり低速トルクはスカスカになりますから、フォーミュラカーはピット内とかは人が押したり、自力走行する場合はエンジン煽りまくって半クラで進んだりするわけですね。

普通の市販車でそんな味付けにしてしまったら、まともに町中走行できませんので、国産車なら一番高いギアで120km/h出したときくらいに最大トルク店を持っていくようにセッティングしているわけです。
基本最大トルク点＝一番エンジンの効率が良いポイントになるので、高速道路走行すると燃費が良くなるっていう理由の一つでもあります。

Answer 3

「最大トルク時のエンジン回転数はなぜレブ」・・・ここで書かれている「レブ」はどういう意味で使われていますか？

ひょっとしたら「レブリミット」の事を言っているのかな？

普通は「そういうものだよ」なんていう教え方が多いようには思いますけど、以下のような考え方ができるはず。

点火して燃焼を始めたガスは、ある程度の速度で燃え広がる（膨張する）はず。
ところが、ピストンがどんどん下がっていくので、膨張の勢いが追いつかないことも考えられるのでは？

回転数が低いと、膨張の勢いが止められてしまうので、エネルギーを有効に使えない。
逆に高回転だとピストンが逃げていく速度が早くて、ピストンの頭の圧力が下がってしまう。

丁度良い回転数が最大トルクの発生点という事です。