日産 サクラ のみんなの質問

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EVの利便性についてです。
電池の性能が向上していくとして、今の内燃機関並みの利便性(実用上の航続距離)が、確保される見込みはあるのでしょうか?

給油は、数分で終わりますが、充電も数分で終わるようになる見込みはあるのでしょうか?
ガソリンエンジンならば、数百km走って、給油は数分で満タンにできますが、
EVが進化したとして、同じ数百km走って、数分で満充電出来るようになりますか?
ガソリン車と同じ利便性が無ければ、EVは復旧しないと思います。
出なければ、法規制でガソリン車を締め出すしかないと思います。
市場原理に任せていては、EVは日本では復旧しないともうのですが、どうなんでしょうか?
ご意見、ご見解をお願いします。

補足

皆様、ご意見ありがとうございます。 誤記訂正:普及

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ベストアンサーに選ばれた回答

>ガソリン車と同じ利便性が無ければ、EVは復旧しないと思います。

御意。ワタシもそう思います。35年間、そう言い続けてます。
ワタシ、自動車工学の研究者で、今までに4回、EVに関連する研究を担当しましたが・・・結局最終的にブチ当たるのが、いつも充電時間の問題でした。

内燃機関自動車(ICV)の『入れ替え』としてのEVの研究は、日本では1970年代に政府が介入して本格化し、ワタシが最初にEV研究に着手した1980年代中頃には、既に『EV研究の大家』的な方々もいらっしゃいましたが・・・ワタシの『充電時間が必ず普及の障害になる』『充電時間短縮の研究に、リソースの大部分を割くべき』の意見に、誰もまともに答えてくれませんでした。

なんでこんな話をしたかというと・・・彼ら『大家』のうちの何人かが、現代のEV信者にすごくよく似ていたんですよ。こちらがどれほど『出先での充電時間の長さは、到底容認出来ない』と言っても、『家で充電出来るのはサイコーだろ?』と、回答にならないことを言って失望させます。家で充電出来るかどうかなど、『EVの問題点』には何の関係もありませんよ。詭弁にもなってません。

いや勿論、現状でEVの性能に満足されているならそれでいいんですよ。ただEVはICVに対して『充電時間』という致命的な欠点を持っていて、それによりEVが普及しないのは明らかということです。EV技術者の中には、充電時間が致命傷であることを認めた上で、『EVは、使用目的を絞り込むべき』と言うヒトもいますが、それでは日産・サクラの様なクルマがEVの限界ということになり、『ICVの代替』には永久になれません。それもまたマズいです。EVはICVに『取って代わるもの』にならなければなりません。

>今の内燃機関並みの利便性(実用上の航続距離)が、確保される見込みはあるのでしょうか?

>給油は、数分で終わりますが、充電も数分で終わるようになる見込みはあるのでしょうか?

・・・これはある意味『トレードオフ』です。

『一充電走行距離は、バッテリーさえ巨大化すればいくらでも伸ばせる』・・・それはそうなんですが、例えば一充電での実用走行距離を100㎞から1000㎞にしたら、充電時間もザックリ10倍です。急速充電技術がある程度発達しても、一充電走行距離を極端に伸ばしたら元も子もありません。
また、極端な大容量バッテリを搭載したEVが突然現れても、現在の充電器では、『30分で80%』はムリでしょう。そういう大容量EVが突然普及したら、インフラ問題が再燃です。

まぁ一充電走行距離は、充電器とバッテリの性能にかかっていると言えるでしょうね。超急速充電が効くなら、それこそ1000㎞走行可能なバッテリだって積めますが・・・(現状の多くのEVの150~250㎞というのも、実は充電器の都合や充電時間も考慮した数値なんじゃないか?という気がしています。)

で、急速充電に関しては。
モロモロ総合すると、現実的に、充電時間は10分程度までは短縮されそうです。ただそれも、上述した様に『一充電走行距離』をタイトに設定した上での話になるでしょう。

全固体化電池に期待が集まっていて、充電時間は1/3になるとされていますが、それでもICVから見たら長過ぎますね。
また現状では技術的なハードルが払拭されたわけではなく、実用化出来たとしても、ワタシはICV消滅までは普及が間に合わないと予想しています。

『ICVの燃料補給と遜色ない』というと、水素を始めとした燃料電池しかない・・・と考えていた時期もありましたが、水素燃料電池の実験機にはどれも共通した問題があり(水素電池はよく研究されていて、『すぐにはどうにも出来ない』点も明らかになっています)、またインフラ上の問題(水素の貯蔵・販売の問題)も大きく、実用化は不透明です。
水素の入手方法含めコストを度外視すれば、全固体電池よりよほど実用化に近いんですけどね。(実際、トヨタやホンダはもう売ってるし。)
ホントは燃料電池の実用化が、現状のEVの問題を一掃する決定打になるんですけどねぇ・・・。

>出なければ、法規制でガソリン車を締め出すしかないと思います。

・・・世界中の先進国が、2025~2035年にそれをやろうとしています。上の方で『EVはICVに取って代わるものにならなければダメ』と言ったのは、このことです。
2025~35年にかけて、各国政府それぞれで『ICVの新車販売の禁止』を打ち出しており、現時点ではICVの絶滅が決定しています。(どの国も概ね5年遅れで、バイクのICV販売も禁止されます。)

実際にはICVの中古車が残りますが(これは『憲法上の理由』により法規では全廃出来ず、あくまでも『自然減』を狙います)、しかしそれらは、現代に於ける『旧車』の様なイメージになります。
ICVは部品供給がジリジリと減って修理出来なくなり、またガソリンスタンドも減少してガソリンが買い難くなるでしょう。ICVの中古車が残っても、2040年前後から急速に姿を消すと予想されています。

>市場原理に任せていては、EVは日本では復旧しないともうのですが、

・・・こちらも御意です。
EVはICVより『使い勝手の点で劣った製品』という認識が、日本に限らず世界の自動車市場の主流なのは間違いありません。(EV大国、中国でさえ、新車のEV率16%の目標達成が、結構ギリギリな感じになっています。)

しかし、EVがどれほど不便でも、『EVならクルマは要らん』とはなりませんよね。
現代社会では、クルマはどうしても必要なものです。
ICVが売ってないなら、どれほど不満でもEVを買い、皆さん器用に使いこなすでしょう。
EV化はクルマのユーザー全員が快く受け入れるとは思えませんが、それも『普及』の一形態です。

その他の回答 (8件)

  • ガソリン価格が庶民が受け入れられないほどに高騰したり、ガソリン車に高額な課税でもされて、経済的にガソリン車よりもEVを選択せざるを得ないという状況にでもならないと普及はしないと思います。

    充電問題でガソリン車と同等の利便性を得るのは今後~30年くらいの近未来ではおそらく無理でしょう。


    私は結局普及しないと思いますけどね。
    内燃機関を動力とする自動車の販売も禁止を公言してる海外の国々もその期限がきたときに「やっぱり無理でした」ってオチな気がする。

    EVの用途は都市部住まいの市街地コミューター留まりじゃないですか。
    E

  • 充電問題はさほど問題になっていない。
    2025年頃には全固体電池が何社か登場する
    今400Vから800Vになってきていて1200Vが登場する
    5分で500km走行も可能。
    しかし充電は既に問題ではなく(日本だけ超急速充電器が遅れているだけ)
    EVの基本は家充電で500kmくらい走るのが段々普通になってきたので
    東京ー大阪までノンストップも可能になってきている(BYDシール700km)
    例え充電しても500kmを一度も休まず走る人はいなく
    トイレ休憩くらいで十分充電出来てしまう。
    はっきり言って既にGSスタンド行く方が面倒なレベル。
    家に帰って充電器差し込んで指定の時間に充電されるだけ。
    日本のEV環境が悪すぎるだけ。
    ドイツなど充電は一度に80台くらい出来る。
    充電待ちなどあり得ないのだ。
    そもそも500-1000km走ることなど年に何回あるか

    2030-35年にほぼ全てがEV化されることが決定している。
    欧州・中国・韓国車は新型はほぼEVオンリー
    日本のメーカーは日本市場など僅か15-25%でしかなく
    海外で売っていかないとならない。
    日本だけガソリンがとか水素がとか言ったところで世界は追従しない。
    そうすると日本だけ販売となると軽自動車ばかりになって
    メーカーは潰れる。

  • 最初にEVの利便性とやらですが、
    ガソリンエンジン車の方が何かと不便なので?代をかさねる毎に大型化する乗用車(4ドア車、2ドア車など)が売れなくなり、代わりにミニバンやクロスオーバーや若者/ご老人を中心に軽自動車が売れるようになったのと同様、今後は一般庶民のライフスタイルが社会状勢に応じて緩やかに10年、20年以上をかけて変遷してゆくのでしょうから特に問題ない気もしますね。

    あと自家用車を運転し、遠出して態々疲れを溜めるのではなく、公共交通機関を利用して余裕をもって帰省や行楽を愉しめば宜しいのではありませんか?

    そしてEVの充電についてですが、ご自宅にEV専用の充電設備が整ってさえいれば、夜間つまり就寝中に100%充電できるのではありませんか?

  • 見込みはあると言っていいと思う。
    次世代バッテリーの研究がいくつかされているが大体リチウムイオンバッテリーの5~10倍程度のエネルギー密度になっている。
    リーフが1充電450キロだからそのまま鵜呑みにすると2250~4500キロ走るとなるけどあくまで理論値で市販に向けて耐久性など持たせると半分かなと思う。
    (徐々に性能良くなるが)
    1000キロは走るだろう。ガソリン車より航続距離は伸びる。
    急速充電スポットは高速道路位しか必要がなくなる。
    で、必要な充電スピードは30分急速充電走行500キロあればいいだろうがそれは可能だと思われる。
    そこまで延びれば高速の充電待ちも激減。
    次世代バッテリーが30年掛かるとか言うてるからそこまで行くには予想でざっとあと50年とみるけど。

    普及は当然始まる。
    全固体バッテリーでガソリン車と比べて劣るが今より使えるようになる。
    そこから少しづつだね。
    全固体バッテリーが進化してコストダウンが進むと本格普及が始まると見る。
    予想で2040年代。
    まだまだ掛かると。

  • ◆> 電池の性能が向上していくとして、今の内燃機関並みの利便性(実用上の航続距離)が、確保される見込みはあるのでしょうか?

    航続距離だけなら、バッテリー容量を大きくするだけで実現できますので、現代の技術でも問題なく可能です。
    実走行距離で 1,000 km でも 1,500 km でも可能です。
    しかしその代償として車両価格が高くなり、大きなバッテリーを積むスペースも必要になりますので、後席や荷物を積む場所が狭くなります。
    車体も重くなり、車としての運動性能も悪くなります。

    総合的に考えると、少なくとも私たちが生きているうちには、内燃機関と同等の利便性、コストパフォーマンスにはならないと思います。
    時代の進歩は、そんなに早くありませんし、事業ベースの都合もありますので、技術的に可能になっても、事業ペースを乱すことはできず、ゆっくりと進歩していくのが基本です。
    要するに、急に技術を進歩させて普及させてしまうと、後が詰まって商売的に都合が悪くなるので、滑らかなペースを維持するのが技術進歩の基本です。
    例えるなら、ユーチューバーがネタを一気出しすると、瞬間的には儲かるが、その後のネタに困って停滞するので、ペースを乱さずネタを小出しにするのと似ています。

    ◆> 給油は、数分で終わりますが、充電も数分で終わるようになる見込みはあるのでしょうか?

    上記と同じで、我々が生きているうちには実現しないと思います。
    仮に技術的に可能になっても、実現させるためには大規模な充電設備が必要になり、そのしわ寄せは設備の利用代金に跳ね返りますので、充電代が高くなります。
    高くなれば利用者が減りますので、商売として成立せず普及しなくなります。
    また自宅充電では、技術の進歩に関係なく、自宅で使える電力の都合上、数分の充電は不可能です。

    ◆> 市場原理に任せていては、EVは日本では復旧しないと思うのですが、どうなんでしょうか?

    ガソリンや軽油の価格が 300円/Lを超えることがあれば、不便でも電気自動車を買う人が増えるはずです。
    ほとんどの人はお金で動きますので、多少不便でも安いほうに流れていきます。
    しかし安くても、明らかに不便だったら人はなかなか動きません。
    自動車業界全体が、内燃機関よりEVのほうが儲かる!という流れになると、世の中はEVに変わっていくはずです。
    内燃機関のほうが儲かるうちは、なかなかEVが普及しません。

    少なくとも現時点では、EVを普及させる段階ではなく、実用性を高めつつ価格を抑えるための開発をする段階だと思います。
    中途半端な出来のEVを本格的に売り出して、庶民を実験台にするようなニッサンは糞だと思います。
    トヨタのように開発に力を入れて、本格的な販売は控えるのが本来のやり方だと思います。

    庶民の考え方からすると、便利なら車のエネルギー源は何でもいいんです。
    便利で安くて実用性に優れていることが一番大事です。

  • コスト面で1,000㎞程度に成ると思います。
    それでも100万円を軽く切ってくるので、内燃機関なんて誰も買いませんよ。
    充電は、家で寝ている間に行えば、わざわざガソリンスタンドに行く?(笑)なんて無駄も無くなります。

    寒冷地仕様なら5,000㎞とかも可能と思いますよ。

    また太陽光発電と組合せ、クリーンで安価で安定した国産の電気が、余る時代に成ります。
    今のリーフでも4日分の蓄電が、可能ですそれが9000万台置き換われば、莫大な電気を貯める事が、可能になり電気使い放題です。

  • >>ガソリン車と同じ利便性

    使い勝手がガソリン車と同じである必要はないと思いますがね。

    例えば、太陽光とEVの相性は抜群で、太陽光の蓄電バックアップ電地として使用、時々買い物に行くばかりで、ガソリン代や電気代が掛からない生活も可能ですが、この「利便性」は、ガソリン車を購入しても得られませんね。

    その内、年金も減っていき、ガス代や電気が高騰、家計は必然と火の車状態の中、サッサと太陽光+EVを揃えて、電気代タダ状態、かつ、エアコンつけっぱで熱中症の心配も、30km往復の買い物もEV自家用車でし放題な生活・・・

    これを次時代の利便性と考えるなら、アッというまに普及するでしょう。そんな長距離を車で毎日旅行する訳でも無く、ガソリン車と同等の使い勝手が本当に必要なんでしょうか? 慣れてしまえば「ガソリンスタンドに行くだけ面倒」とか言いそうですがね。

  • >電池の性能が向上していくとして、今の内燃機関並みの利便性(実用上の航続距離)が、確保される見込みはあるのでしょうか?
    現在の電池の開発状況を見て見ると、内燃機関並みの利便性を得られるような展望も気配な全くと言ってないと思いますよ。
    尚、仮に電池が飛躍的に良くなったとしても、電力が足りなくなって電力を原発に頼った場合、福島第一原発事故のような大事故が再発して日本は今度こそオワコンになってしまうのではないでしょうか。

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