ディーゼル車の燃料について

Question

ディーゼル車は軽油がなかったら灯油でも走ることが出来ると聞きましたが本当でしょうか？。

Answer 1

こんにちは。

確かに一般道を走らない構内車両や作業車・重機は灯油や重油です。
ただし、他の方も指摘している通リ、灯油だけではインジェクションの焼付を起します。
添加剤の併用が必要ですが、コモンレール式以前のエンジンまでですね。（最近はコモンレール式の添加剤も有るが。）
クリーンディーゼルは完全に無理です。
排気には、色はつきませんがガソリン車と同じく水蒸気を吐きます。
脱税行為は、遡っての追徴になりますから厳禁です。

違法行為を防ぐ為に、灯油には蛍光物質クマリンが添加されていますから、抜き取り検査で簡単に分ります。
室蘭や苫小牧のフェリー埠頭付近のスタンドでは、厳冬期に本州の軽油がドロドロに固まる為、最大3/4まで灯油を混ぜた物を軽油として販売していますが、政府公認でクマリンは含まれてはいません。
（何時も疑問に思うのですが、政府公認の詐欺ですよね。利用者は軽油の料金を払っているのですから。）

本来のディーゼルエンジンは、どんな過酷な条件でも、どんな粗悪な燃料でも動きます。
だから、ランクルやサファリ・パジェロ・ビッグフォーンのディーゼル車は、どんなにボロボロになってもアフリカや中東・ロシアなどで需要が有りました。
しかし、今のクリーンディーゼルはその様な条件では使い物になりません。

とにかく知識の無い一般人は、高くつきますから、やらない事です。

質問者からのお礼コメント

ありがとう御座いました。

Answer 2

物理的にはある程度可能ですが、ディーゼル自動車の燃料に灯油を使うのは問題がふたつあります。

その1
灯油には軽油と比べて潤滑性が悪いため噴射ポンプ等の故障につながります。特に最近の高精度エンジンでは危険です。

その2
灯油を使って（混ぜても）行動を走ると、脱税行為になり重い罰が科せられます。
たとえば
↓↓
http://www.pref.nagano.lg.jp/soumu/zeimu/keiyu/keiyu03.PDF
http://www.pref.nagano.lg.jp/soumu/zeimu/keiyu/kyokaH23.pdf

Answer 3

灯油でも走るけど煙出る噴射ポンプ焼けるし

灯油には軽油と違い保護のオイルが入って無いから噴射ポンプや噴射ノズルが焼けて壊れるよ・・

それに煙の色ですぐ警察にバレて逮捕だよ・・・

ちなみにジェット燃料でも動くよ・・・・

Answer 4

本当ですよ。

でも灯油には、色が付いた煙が出るような成分が入っているので
違法軽油で走っているとすぐにわかります。

それに灯油は不完全燃焼を起こしやすいので
エンジン破損の原因になります。

捕まれば、罪は重いですよ。
詐欺・脱税として捕まります。
免許関連としては、整備不良だけです。