ラリーカーのライトについて。

Question

ラリーの後付けライトで有名なのはランプポットですが、サファリラリー出場車なんかではミラーの部分にもライトが付いていますよね？
昔の車はランプポットと同じサイズのライトが付いてましたが、最近の車はミラーに埋め込まれるくらい小型なのが確認できます。

あれは本当に意味があるのでしょうか？
また、ミラーの位置にライトを付けると夜の視覚的にどのような変化や効果があるのかご存じでしたら教えてください。

よろしくお願いします。

Answer 1

サファリラリー
サファリラリーは、異色の存在となる耐久イベント
それだけにマシンのいで立ちも、他のイベントとは明らかに異なります。

車高は、かなり高めのセットになり、
大きなブロックパターンのタイヤに小さめのホイール、
大きな泥よけのマッドフラップ

サファリ仕様を印象づける３つの装備
１つは
ボディー前面を大きく覆う「アニマルガード」
サファリラリーには延々何キロも続く直線のステージが点在し、
ラリーカーはここを200キロを超える速度で駆け抜けます。
そんな高速走行中の動物との衝突は、
相手によってはドライバーの生命に関わる事故になりますから、
サファリラリーでは、パイプフレームで組んだ頑丈なガードが必要

もう１つは
ドアミラーに取り付けられた鹿よけの「スポットライト」
ウィングライトというのでしょうか。
コースを完全には閉鎖しきれないサファリラリーでは、
人や動物に遠くから車の接近を知らせる手段として、
ドアミラー上に強力なライトを取り付け、それを点灯したまま走る

そして最後の１つが、
「シュノーケル」という装備。
雨季にさしかかる時期のサファリラリーでは、
豪雨でコースが冠水したり、
深い轍がぬかるんで沼地のようになったりします。
普通の車はもちろん、たとえラリーカーでも、
車が水没してしまうような状態では、
空気取り入れ口から水が入り、一発でエンジンが壊れてしまいます。
そこでエンジンに空気を送るための配管を、
ボンネットを突き抜け屋根の上まで伸ばすのです。
フロントピラーに沿ってルーフまで伸びたダクトが、
他のラリーとは明らかに違うサファリの厳しさ

質問者からのお礼コメント

あれは夜間用ではなく、動物用だとは思いませんでした！
私の求めていたものを「ズバリ！」と答えて頂き、本当にありがとうございます！！！
これ以上ない答えだと思ったので、早速ですがBAにさせていただきます。