日産 ノート e-POWER 「レンタル試乗記　ノートe-power編」のユーザーレビュー

レンタル試乗記　ノートe-power編

2017.9.8

総評

e-powerのEV的な走行感覚はパワフルかつ静かで素晴らしいのだがそれを操作するインターフェースは黎明期感がある。
この価格でこの静寂性、走行性能ならお買い得、ボディサイズ、積載性ともちょうどよい。
インターフェースに不満が残るもののコンパクトカーの中では一押しの一台。

満足している点

POWERRRRRRR！！
最近の燃費至上主義のコンパクトカーにしては良い加速

EVならではの踏むと即座に反応するアクセルレスポンス
一瞬の溜めがあるガソリン車やHVでは味わえない

不満な点

モードセレクトが頻繁に替えて走るような設計ではない
セレクターの場所がサイドブレーキの横なので感覚的に押せるのは良いのだがそもそもそういう意図でそこに付けたとは思えない。
シフトレバーがスバルのSIドライブのセレクタのような丸型なのだからSIドライブのように切り替えれればよかった、プッシュ式だとノーマル＞S＞ecoと使う機会のないECOがいちいちセレクトされて邪魔。
シフトレバーもプリウス式だが平ぺったいので触りにくい、Pが真ん中のボタンを押すのだが押しにくい、いっそ自動にしてほしい。
DとBが兼用なのだがノーマルモードでしかBが使えない。

デザイン

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走行性能

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レンジエクステンダーならではの加速フィールは素晴らしい。
アクセルレスポンスが無茶苦茶速い、内燃機関では実現不能なレベルではないかと思われる。
25.9kgf・mfのトルクはこのクラスの中では非常にトルクフル、特に低速トルクがすばらしい。
反面、NAエンジンのような中速から高速に向けてトルクが立ち上がってくる感覚は無い。
日産は2.0Lターボエンジンに匹敵するビッグトルクとは言っているがビッグパワーとは言ってないので2.0Lターボのような強烈な加速はしない、追い越しは余裕を持ってする必要がある。

回生ブレーキの効き具合は微妙、Sにしてもエンブレ程の強烈な減速Gは無い、特に高速域。
ECOだと逆に走行シーンから言って効きすぎる。
ワンペダル運転のための仕様と思うが、ワンペダルは常にアクセルを微妙に調整し続けねばならず負担が大きい為ECOモードはあまり使えるモードではない。
普段からアクセルオフ＝即ブレーキの運転スタイルであれば逆に良いのかもしれないが、
走行シーン的にそういう踏み方をするSモードでは逆に必要な減速Gが回生ブレーキで得られないのでフットブレーキを踏むというなんとも中途半端な減速力。渋滞の時なら使えるのかも？

乗り心地

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シートのホールド感が良く、運転していても疲れないがハンドルにテレスコは欲しかった。

積載性

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燃費

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価格

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故障経験