電気自動車と太陽光によるV2Hを設置されている方にお伺いしたいのですが、EV用パワーコンディショナってどこに置くものなのでしょうか？

Question

電気自動車を充電する時はEV用パワーコンディショナ経由等になるのでしょうか？
現在新築中でして、後々の事も想定したいと思っている中でV2Hについてたどり着きました。
ただ、我が家の間取りは家を真上（空）から見た時、間取りを真四角に例えた場合、左下の角付近が駐車場、対角の右上の角付近屋内に太陽光のパワコンが来る予定です。
もし、EV用パワーコンディショナが太陽光のパワコンと繋げる必要があり、尚且つ電気自動車とも繋げる必要があるとなった場合、かなり厳しい状況になってしまうのだろうかと心配になり質問させて頂きました！
お詳しい方回答お願い致します！

Answer 1

こんにちは。EVに乗ってます。新築のご予定とのこと、おめでとうございます。

個人的に昨年の大型台風で停電と被災を経験したことから、EV用（=V2H）のパワコン（5月にニチコンから安価な系統連系の新製品が出ます（1月発売が延期になったもの））を自分も今年中につけようと思っています。

V2Hのパワコン多くは7m前後の充電ケーブルが直に出ており（もっと短いものもあります）、設置はそれが車へ届く範囲にということになります。私も現在7mのケーブルを使っていますが、感覚的には縦列駐車をして前の車まで届く感じですね。ただ、リーフなど充電口が前にある車だとそれもキツイかもしれません。

この場合でも、EV用のパワコンを経由せずに、というか、家庭内電源の一部として、200Vの屋外コンセント、あるいは充電ケーブル付きコンセントを好きな場所に増設することは可能ですが、その場合、V2Hのパワコンには、車が使用する電力とは判断されないため、パワコン側の充電タイマーや遠隔（スマホ）モニター等のプログラムも動きませんし、なによりV2Hのよさである、電力のタイムシフト利用や、停電時などに行われる、車から家への電気供給もできなくなります。また充電速度の高速化もできません（パワコン経由だとチャデモが使え、200V普通充電の半分程度の時間で利用できる機種があります）。ですので、やはりバワコン付属のケーブルで使うしかありませんね。

太陽光のパワコンなど、他の機器と設置場所が離れることになる場合は、引き通しをする必要がありますが、太陽光のパワコン自体、送電ロスを抑え安定性を高めることから、設置場所は屋外であっても、できるだけブレーカーの近くが推奨されています。あまりにそれぞれの距離が離れるとロスが大きくなり、不経済であったり、場合によっては不安定になる場合もあるようですので、本来はできるだけ近くが基本だとは思います。

今回はそれぞれの設置場所が対角線上ということですので、ご懸念されておれらるように慎重にやられたほうが良いとは思います。引き通すケーブルの質（太さ）等を考慮すれば、ある程度の距離は問題が出ずに伸ばせるとは思いますが、やはりケースバイケースですので、信頼できる（実績の多い）業者さんと事前によく相談なされることをおすすめします。

使い勝手が良いものになるといいですね。

質問者からのお礼コメント

詳しいご回答ありがとうございました！
大変参考になりました！

Answer 2

ネットでV2Hで検索すれば、設置方法等がフリーダイヤルにて聞けますが。