日産 リーフ のみんなの質問

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EV・電気自動車が国内で普及すると、さらに原発10基ほど作らないとダメですか?
EVが普及すればするほど原発が増えていく?

こんな意見がある。

原発10基分の電力が必要に?EV普及で電力不足は起こるのか
12/6(火) 6:10配信
ビジネス+IT


2020年12月、日本自動車工業会(自工会)の会長を務める、トヨタの豊田章男社長が記者会見で、国内すべての車が電気自動車(EV)になったと仮定すると、電力供給や充電のために、原子力発電所10基分に相当する発電能力の強化が必要になるという趣旨の考えを示し、話題になった。

それからおよそ2年、岸田政権で原子力発電を推進する動きもある今、EV普及に伴う電力設備増強は本当に必要なのかを改めて考えたい。


●豊田章男社長の発言を考える

日本自動車工業会の豊田章男社長は、2020年12月の記者会見において、「すべて電気自動車(EV)になるとどういうことになるかを試算した」とし、「国内での年間の乗用車販売(約400万台)がすべてEVになり、保有台数(現状6200万台規模)もすべてEVになると、電力ピーク時の発電能力は現状より10~15%増強する必要がある」とした上で、「その能力増は、原子力発電だと10基、火力発電だと20基程度に相当する」と述べた。


加えて、EV普及に伴う充電設備については、14~37兆円のインフラ投資が必要で、EVに搭載するバッテリーの供給能力は現状より約30倍(設備投資額は約2兆円)、EVの完成時に充電する必要電力は1家庭で1週間分の消費分に相当するなどの試算結果も明らかにした。

この発言について、検証してみよう。

豊田社長が、どのような数値を基に試算したかは知る由もない。だが、たとえば東京電力の柏崎原子力発電所の1基あたりの出力は、110万~135.6万キロワット(kW)である。出力に幅がある理由は、110万kWが沸騰水型軽水炉で、135.6万kWは改良型沸騰水型軽水炉であり、改良された原子炉のほうが出力は高くなっている。

関西電力では、大飯発電所がそれらに近い118万kWである。以上は国内の代表例だが、既存の原子力発電所の出力は、110万kW規模と見当をつけることができる。それが10基となると、総発電量は1100万kWになる。

国内における1日の消費電力量は、2001年に最高に達し、以後、やや低下傾向となり、2022年1月には1億5100万kWであった。その1/10(10%)は、1500万kWになる。豊田社長が述べた、既存の原子力発電の10~15%という性能とほぼ一致する。

次に、EV1台当たりのリチウムイオンバッテリー容量は、車種により幅があるものの、たとえば日産リーフの標準車の場合、40kWh(キロ・ワット・アワー)である。

仮にそれを基に、発電能力を増強した分で満充電にできるEVの台数を試算すると、割り算によって27万5000台と計算できる。これは、国内保有台数6200万台(豊田社長が語った現状)の0.4%にあたる。

この試算が、豊田社長が試算した数値と条件で一致するかどうかはわからない。しかし、国内保有台数の6200万台がすべてEVとなったと仮定し、その充電に必要な電力量が1日の最大使用時間帯に不足し、発電所の増強が必要だとの警鐘は、その超過電力量がEVにして1%以下の台数であったとしても、念頭に置いておく必要があるだろう。

ただし、保有台数のすべてがEVになる時代は何年後だろう? それに備え、準備を始めればよいという話であり、今、衝撃として捉える必要はない。

また、たとえば、VPP(バーチャル・パワー・プラント)が実行されれば、発電所の数を減らすことが可能かもしれず、EVの充電に必要とされる余剰電力は、駐車場に停車中のEVから供給を受け、電力ピーク時をしのぐこともできるかもしれない。


●すべての車がEVになったとき、充電設備にはいくらかかる?

次に、すべてEVになった際の充電設備として、14~37兆円の社会基盤整備が必要だとの説について考えたい。

これも、急速充電器と普通充電機では1基あたりの設備投資額が異なる。急速充電器は1基あたり600万円相当の費用がかかるとされ、普通充電器であれば20~40万円ほどで、200VのEV用コンセント設置だけなら10万円前後だろう。

国内の保有台数6200万台すべての200Vコンセントを一例とすれば、1つ10万円として6,200億円になる。600万円の急速充電器で考えるなら、233~616万基の設置と計算できる。




https://news.yahoo.co.jp/articles/820c5b1b820d845a76b9745c56b0eb2d67d9e49c

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ベストアンサーに選ばれた回答

>EVが普及すればするほど原発が増えていく

確かにそうなります。
火力の比率(19年度約80%)そのままでEV普及させるのは無駄です。

質問者からのお礼コメント

2023.1.13 02:37

EVの普及してる他の国は
この問題、
どうなってるんでしょう?

その他の回答 (8件)

  • トヨタ様が推進する水素エンジンや水素燃料電池は、EVの倍以上の電力を使うけど、もし水素が普及したらどうするつもりだったんだ?

  • >>国内における1日の消費電力量は、2001年に最高に達し、以後、やや低下傾向となり、2022年1月には1億5100万kWであった

    この文章。これあってますかね?
    この文章以前では、原発の出力計算(単位はkw)しかしていないが、この文章以降から電力量となり(単位はkwh)になってないですかね。まれに、kwとkwhを混同している人がいるのは確か。

    現在で言えば、動いていない原発が20基ぐらいあるのですから、発電所など新規に作らなくても、今の原発を再稼働させるだけでOKでは?
    ろくすっぽ走ってないEVが「すべて」となるのにいったい、いつの事やらとおもいますし、私の経験でいえば太陽パネル→EVに充電する人もふえるでしょう。

  • 原発10基分の電力が必要ってだけで、原発10基作らないといけないわけではないですよ。
    他で補えばいいんですから。

    ちなみに原発10基作っても、充電設備は別で費用が必要ですよー。

  • その前にインフラ整備が追い付きません、現状でも新しくできても、最初からある施設の更新が出来ず、施設数はほとんど変わらない状況です、設置していないスーパーなど施設のインフラが進めば原発10基は必要になると思いますが、その前にインフラ整備促進しないと駄目ですね、そのうち、サクラとek、リーフで占領されますね。

  • 自動車がすべてEVに変われば電力需要は10~15%増加します。それは確かな計算です。しかし、EVの充電は『電力に余裕のある時間帯』に行えばよいのです。電力需要はピークとボトムではかなりの差があります。(20%以上)
    従って、電力需要の少ない時間帯に充電すれば、発電所の増設は必要ないのです。
    それに、2011年の原発事故以来、省力化が進み、電力需要は年々減っています。ピーク時から見れば10%ほど減っているのです。
    さらに、新規に洋上風力発電の建設が行われています。2040年に向けて4500万KW(原発45基分の設備容量)です。
    電力については心配ありません。

  • EVの普及と同時に太陽光パネルの設置義務化を進めれば良いだけなので、原発を作る必要は全くありません。

    これをスムーズに進めるには自動車メーカーが太陽光のパワコンと一体化した製品開発を進めると、非常にコストが安く性能の高いものが作れます。
    数年内にはテスラが満を持して太陽光とEVとを一体化したソリューションを出して来るのではないかと期待しています。

    トヨタはトヨタホームなど家作りの事業も擁しているのにトップがダメですね・・・自動車=モータースポーツ、みたいな方向に傾倒しすぎてトヨタのあるべき方向を見失っています。

    電気自動車というのはある意味大電力のマネジメントが技術の要点で制御はインバーターの塊なので太陽光のパワコン=インバーターと非常に相性が良いのですよ。

  • 100年経てば人口半分です。
    そもそもの消費が減ります。技術も進歩します。
    今をベースとした発言自身が、ミスリードにつながります。
    少なくとも原発ではなくて、風力や太陽光でしょう。増えるのは。

  • EVは
    1.走行可能距離がエンジン車よりも短く、充電にも時間がかかるので、遠出を行うのは大変である。
    2.バッテリーやモータ等にはレアメタルやレアアースも含まれていて、バッテリーやモータ等を作るために資源破壊を伴う資源の採掘も含めて大きなエネルギーが必要となり、有害物質が含まれているバッテリー等の資源の再利用や廃棄処分も大変なので、地球環境に対する負荷も大きい。
    3.現時点では、バッテリーの性能低下による航続距離の低下は、空冷バッテリーではエンジン性能の低下による航続距離の低下よりも上回っていると考えられるし、急速充電を行うと普通充電よりバッテリーの劣化が早くなると言われている。
    4.バッテリーが重いので、車重が増加した分ボディや足回りやブレーキを強化したりタイヤを大きくしなければならないので、バッテリーの重量以上に車重が増加し、走行のためにエンジン車以上のエネルギーが必要になり、道路も傷みやすくなるので、道路の補修のためのCO2の排出も増加する。
    5.バッテリーの寿命を延ばすためにバッテリーを冷却する必要があるが、地球温暖化に伴って気温が今後上昇するので、バッテリーの冷却や室内の冷房のための電力がさらに必要になり、バッテリーの性能が向上しなければ、今後は夏場の航続距離がさらに低下する事になる。
    6.寒冷地は気温低下によるバッテリーの性能低下が問題になる恐れがあるし、EVはエンジン車のようにエンジンの熱を使って暖房が出来ないため、暖房を使用するとエンジン車と違って走行距離がかなり低下する事になる。
    7.EVはバッテリーが高価なだけではなくて4.の話もあるので非常に高価だが、EVは今後も価格の高騰が予想されるレアメタルやレアアースや銅等をエンジン車以上に利用しているため、円安の進行や資源価格の上昇等により、今後も本体価格やバッテリーの交換費用がどんどん上昇して行く可能性がある。
    8.バッテリーが非常に高価なため、バッテリーがダメになるとEVを買い替えるユーザーが多いと考えられるため、エンジン車よりも買い替えサイクルが短くなり、自動車の製造や廃棄処分のためのエネルギーや廃車置き場がこれまで以上に必要になる可能性がある。
    9.EVの普及に伴って電気が足りなくなって電気代が高騰したり電力供給が不安定化すると考えられる。
    と言う問題があると思うので、地球にも家計にも優しくないと思いますよ。
    尚、EV先進国のイギリスや中国やノルウェーで起きている問題については、
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/ev-3.php
    https://www.zaikei.co.jp/article/20210625/627349.html
    https://forbesjapan.com/articles/detail/42669
    https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000223148.html
    https://car-moby.jp/article/news/ev-shift-leads-to-disastrous-situation/
    を見てもらいたいのですが、EVの普及のために原発に依存すると、福島第一原発事故のような大事故が再発する可能性が高まるのではないでしょうか。

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