電気自動車や自動運転車が普及すると人々の意識や文化は、どのように変わりますか。

Question

自動運転車が普及した未来を描いたらSFってあまり思い浮かばないのですが、ありますか。大変な未来を描いていても乗り物は自分で運転してたりすると、滑稽な作品になったりして。

Answer 1

江戸時代までは、どこに行くにも徒歩。それでも江戸から伊勢神宮までお陰参りが盛んでした。
弥次喜多物語のように旅は命がけですが、楽しんでいたことも事実。
ただ、旅程を立てて行動しないと行き倒れになります。
いま、東京から伊勢まで日帰り参拝が可能です。
江戸時代の人から見たら夢のような話し。

自動車での移動は、現在自動車を運転操作すると言う移動行為自体に多大な労力を費やしています。
江戸時代の徒歩旅行のように。

ワンボックスカーで家族が後席でわいわい盛り上がり、お父さんは仕事の疲れも我慢してひたすら家族サービスでハンドルを握る。
「お父さん頑張って」です。

自動運転は、現在なら裕福層が可能なお抱え運転手を雇って（ショーファードリブン）、家族は一家で旅を楽しむことが出来ます。

今の我々からするとショーファードリブンは夢ですが、それが一般庶民で可能になる。

車の中はエンターテーメントの世界となるでしょう。
自動運転中はすることが無いから、それを狙って自動車各社は広告収入を当て込んで、大画面モニターに色々仕掛けをしてくるでしょう。
アマゾンのアレクサを日産のアリア（電気自動車で来年発売予定）に搭載してきました。

ハローニッサン！ アマゾンプライムで映画を出して。となるかも。

日産のEVのプロモーションビデオには、朝アレクサのようなシステムが起こしてくれて、カーテンを開けて、朝食を準備して、スケジュールを確認して、EVに玄関まで迎えに来させて、市中はマニュアルで運転。
そこから自動運転に切り替えて、スケジュール調整。
目的地に着くと、エントリーホールで降りるとEVは自分で充電駐車場へ向かい、非接触充電器の上で充電し始める。

２４時間秘書付運転手付の生活なると示しています。
そのような未来が来ると、毎日通勤に１時間かけている生活が１時間余分に増える事になります。
その時間を何に使うかはその人次第ですが。

ある評論家が、自動運転になるとカーセックスが流行ると言っていました。
そうかも知れませんねえ。。。笑

ＳＦは大好きです。２１世紀には自動車からタイヤが無くなっているはずなのですがね。いつ無くなるのでしょうかねえ。
Back to the Futureではドクが行った先の未来（今の我々に時代）は、車は空を飛ぶようになっているんですが。
余談ですが、ビフが大統領になってメチャクチャしているのは当たった。
ビフのモデルはトランプだそうです。