キャブ車はディーラーで直せないのでしょうか？

Question

車はミニカのキャブ車です。

冬にディーラーに１年点検に出してから走行中エンストすることがあり、
ガソリンフィルター、デスビキャップ、キャブ清掃と調整を保証内ということで無償で行ってもらえました。

春になってしまい、症状が出なくなったのですが
また冬の車検までに止まったりした場合は
無償で直すと約束をしました。
（その時にキャブを交換しなければならない事になってもです。）

そして冬になり、やはりエンスト。

ネットで調べ、ホットエアーを吸うバルブが動いてないことに気づき、
車検の時に見てもらい、詰まっていたとのことで、今度は直ったと安心しました。

ですが、またエンスト。

また修理に出し、作業内容を聞くと調整だけとのこと。

調整しても直って戻って来ないことを指摘すると
「キャブの程度が悪いからこれ以上は仕方ない」
と言われました。


最初の調整の時にはキャブの程度が悪いとは言われてません。


交換ということになっても交換費用は持つと約束したことを告げると
前の勢いはなく、それは自分では判断しかねると言います。
（多分前回の時は自信があったからだと思いますが）

そして、丁度点検に入れた時に、キャブが壊れるタイミングが重なってしまった可能性があるので
ディーラーとしてはそこを保障する義務はないと言い出しました。


交換が出来ないのならオーバーホールは出来ないのですか？と聞くと
「バラしてもその部品が出てくるのに時間が掛かる。」

時間が掛かっても言いと言うと、

「キャブをオーバーホールして修理という整備はしたことがない。」
と、言います。


私は新品のキャブを望んでるわけではありません。

ただ元のエンストしない状態にして欲しいだけです。


調整も冷たい状態と暖まった状態で調整をするので難しいと言います。


このディーラーのキャブの調整は難しい、オーバーホールは出来ないという言い分は正しいのでしょうか？
一週間預けても出来ない難しい整備なのでしょうか？

Answer 1

可能性は高いでしょうね。

ディーラーはメーカーが売っている車の整備を重点に考えます。

家電関係ではよくあるのですけれど、商品には必ずサポート期限とか、部品の供給期限があります。
それがすぎてしまえば、メーカー系列は一切相手をしなくなります。

逆に、うかつに触ることで、作った側の責任という問題が出ますから、触らなくなります。


それに対して、メーカーと直接関係のない業者は、たとえ中古部品を使ってでも直します。
全体として安く上げるためとか、部品が入手できない場合には使う手ですね。


ただ、それに関連することなのですけど、メーカー系列のサービスマンは、サポートから外れると、その情報は綺麗に忘れてしまいます。資料などもすべて廃棄されます。

キャブ車が無くなってどのくらい経つのでしょうね。
「出来ない」と言うディーラーも情けないようには思いますけど、できる人が絶滅状態という事情もあるでしょうね。
古い機械をいじれる人が、定年で退職している。どこの業界でもある話です。

ただ、キャブのオーバーホールは、あなたが思われているよりも難しいかも知れませんし、結構細かい作業でしょうから、手をつけたくないというのがホンネでしょうね。


それよりも、エンストの原因は本当にキャブなのでしょうか？

走行中というのがよく判りません。走っている最中に止まるのですか？車は動いていますよね。
エンストしたとき、すぐに再始動するのでしょうか？
（実は、家内の軽自動車でこういう現象が稀に出て、再現性が低く、原因も不明です。ＥＧＩですけどね）

最初にやった１年点検で、何をやったのかわかりませんけど、保証でやってもらった内容も何かピンと来ません。
ひょっとしたら、症状が確認できなくて。適当に部品を変えただけかも。

症状を最初から洗いなおしてみては？

自分も詳しいというわけではないけど、走っている最中にエンストするのなら、バルブ云々ではなく、燃料が送られないという事を疑って見るのでは？
燃料ポンプの不具合って結構多いようですから。（自分も経験がありました）

質問者からのお礼コメント

皆さん回答ありがとうございました。

キャブのＯＨは今のほとんどのディーラーでは出来ない可能性が高いのですね・・・。
確実に私の出したディーラーはそうですね。

そういうテクニックのないディーラーなので、回答者さんが言うように
本当にキャブが原因ではない可能性もありそうです。

ディーラーに期待するのはやめ、腕のいいメカニックのおじさんを探します！

Answer 2

キャブレターのO/Hは簡単です。調整も簡単にできます。キャブのO/Hができないディーラーは町工場以下です。できないのではなくしないだけです。キャブの内部は迷路のようになっていますのでカーボンなどが詰まっているときなど清掃に時間と手間が掛かるからです。リビルトを使ったほうが時間と手間が省けます。（責任問題もディーラーには掛かりません）

Answer 3

キャブのＯＨをできる整備士がディーラーにいることは、なかなか無いでしょう、５０才以上の方がいたら触れそうですが、


２０年以上前から、営業されている町の整備工場にキャブが調子悪いのですが～、ＯＨできますか？と聞いてみてはどうでしょうか？、


ただ、部品の在庫次第や、状態の再現、調整で時間がかかる可能性はありますよ、

Answer 4

現在、ご存知のとおり、キャブ車は激減しております。

キャブレターなんか触ったことがないエンジニアが多いてす。

特に、ディーラーの 「 エンジニア 」 は 「 チェンジ二ア 」 と

揶揄されています。

要するに、部品チェンジしかできないんですよね。


当方５０代の整備士ですが、ディーラー勤めの時代には

あれもこれも全部、分解、オーバーホールしたものです。

現在は、ほとんどが電子制御化されキャブレターなどの

知識がないんですよねぇ！


逆に、一般個人経営の整備工場などの年配のエンジニアは

さすが、メカニックという人が多いですよ！

一度、そのような整備工場に依頼したらどうでしょうか？

Answer 5

ディラーの整備は交換が基本ですし,今時キャブの分解整備なんか出来ないのです。そもそも出来る人がほとんど居ないのですよ,もし直すならあなたの町で古い修理工場（整備をしている人が６０才位の方が居る）を探して修理依頼をして見てはどうですか？以外と簡単に直ったりしますよ。技術は以外と町の修理工場の方が高い場合がありますから,よければ今後そこでのお付き合いなんかも有りですよ。

Answer 6

＞私は新品のキャブを望んでるわけではありません。
＞ただ元のエンストしない状態にして欲しいだけです。
言ってることはもっともな話に聞こえますが、経年劣化したユニットを新品同様の状態に戻すことは不可能かも。
新品のキャブを装着するのが近道でしょうね。


＞ディーラーのキャブの調整は難しい、オーバーホールは出来ないという言い分は正しいのでしょうか？
正しいです。キャブ修理や調整を専門に行っているところでないと、正常値に追い込むことは困難でしょうね。
もしも、分解整備をするスキルのあるサービスマンがいたとしても、ディーラーの修理マニュアルの範疇を超えたものです。
だいいち、キャブの分解整備キットは入手困難だと思います。

＞一週間預けても出来ない難しい整備なのでしょうか？
仮に、それだけかけて修理したとしたら、作業工賃だけで新品のキャブレターが３～４個は買えるでしょうね。
昭和５０年代なら、キャブレターの分解整備を請け負う業者もありましたが、今はインジェクションの時代です。そういった業者は日本中を探しても数えるだけしかないでしょうね。（旧車マニア専門のショップ程度）

Answer 7

多分、今の整備専門学校ではキャブの整備をやらないんじゃないでしょうか。
昔は常識でも今は非常識、ってことですね。

ディーラーよりも、街の整備工場のほうがうまくできると思いますよ。

Answer 8

ディーラーはアッセンブリー交換がほとんどなので
若いメカニックほどキャブのメンテナンスの技術はないと思います。

キャブをバラしてのオーバーホールは個人の町工場のほうが圧倒的に技術があったりします。

ディーラーに出しても、実は下請けの工場に丸投げとかよくあります。

キャブをオーバーホールした事がないからできないという事は
それなりの技術力しかないという事です。

だって、ばらせないと故障の判定もできません、
調子が悪いから、キャブを新品に交換しますというだけなら
素人にでも判断できる作業です。

はっきり行って、はずれのディーラーにあたってご愁傷様です。

Answer 9

まぁ、今のメカには無理だと思いますよ・・・。たぶんキャブ世代はもうあまり居ないんじゃないですかね？長年やってる整備工場もしくは旧車を扱ってるショップを探された方が確実ですよ。そんなディーラーに無理してやらせてもフロート調整とか出来ないと思いますし・・・ｗ