お世話になります。 おはようございます。

Question

クルマ、特にスポーツカータイプの車だと思うのですが、
マフラーからバリバリバリバリみたいな音が
出ているのを聞いたことがあります。常に出ているわけではないようで、
アクセルを踏み込んだ時などに出ているような気がします。
あのバリバリ音はなんなのでしょうか？
そのような音が出るようにカスタムをしているのでしょうか？
おかしな質問ですみません。よろしくお願いいたします。

Answer 1

おはようございます。
質問が漠然としていて正確に回答できませんが

①アクセルONでバリバリ音は、ターボ車で例えばゼロヨンで、スタート前からフルブーストにさせるローンチコントロールという物があります。
これはマフラーから音が発しているというよりは、あえて失火させて出た未燃焼ガスをエキゾーストマニホールド内で燃焼させた時にタービンを回す過程で発生する音なので、エキマニからの音となります。
シグナルが青に変わった瞬間に強烈な加速ができます。

②走行中の音であれば、メーカーにより呼称は変わりますが、アンチラグというものがあります。
エンジンの排気を利用するターボ車はどうしてもターボラグといって、アクセルOFFからONにした時のタービンの立ち上がりに時間がかかってしまいます。
これを無くすために、①と同様にアクセルOFFであえて失火させ出た未燃焼ガスをエキマニ内で燃焼させ、強制的にタービンの過給を維持することによって、コーナーの立ち上がり等、アクセルを再度ONにした時に、既に過給されているため、ターボラグが発生せずスムーズに加速、つまりタイムアップに繋がります。
WRCやその他ラリー競技で、「キュキュキュ」、「パラパラパラ」となっているものがそれです。スーパーGTのGT500でもよく聞けるようになりました。
市販車でもインプレッサ、ランエボは純正で裏メニューとして装備されています。
最近だとGRヤリスにも確かついてます。

③バブリングもあります。これもアクセルOFFで発生します。
エンジンには、バルブオーバーラップと言って、給気バルブと排気バルブが同時に開くタイミングが存在します。
スポーツカーですから多くは高出力なエンジンを積んでいます。パワーが欲しいのでより多くの燃料を必要とし、パワーが出るということは、より熱を発生させ冷却を必要とします。バルブオーバーラップの最適化によってこれらをある程度コントロール出来ますが、その結果どうしても未燃焼ガスが多く排出されてしまいます。この未燃焼ガスが排気管内で燃焼すると破裂音を発生させます。
これはターボ車でなくても発生します。
スポーツカーで顕著ですが、実は触媒やマフラーで聞こえないだけで、スポーツカーではない普通の車でも発生しています。

あと考えられるのは
④マフラー交換、特に触媒のついていないようなマフラーの破裂音のような排気音。
⑤マフラー交換によるビビり音
です。

YouTubeで、「ローンチコントロール」「アンチラグ」「バブリング」で検索するときっと出てくると思います。

質問者からのお礼コメント

すごい！とてもお詳しいんですね！
こんにちは！　疑問が全部解けちゃいました！

私の好奇心にお付き合いくださりありがとうございました。
回答にナイスを付けさせて頂きました。
ありがとうございました！