今年のニュル24時間のスバルWRXのオンボード映像を見たのですが、パドルシフトと連動してフロアのシフトレバーがすっぽり入りそうな逆T字型の物が動いていました。

Question

恐らくシフトレバーを入れるために取り付けられていると思うのですが、なぜパドルシフトとシフトレバーの2つを装備しているのでしょうか。また、どのような仕組みで2つが連動しているのでしょうか。

Answer 1

パドルはあくまでスイッチであり、電気信号を伝えるだけ。

そのスイッチに反応して、機械的なシフト操作は油圧か空気圧でシフトレバーを動かしているため、シフトレバーが連動して動いています。

※ラリーの場合、万一パドルが壊れて信号や油圧が無くなっても、シフトレバーで機械的に変速できました（エマージェンシー）

↓リングシフトはスイッチで、実際は油圧でシフトレバー操作（連動）
https://www.youtube.com/watch?v=esC3xst2-GY

↓ランサーWRC05はパドルはスイッチで、圧縮空気でシフトレバー作動（連動）
https://www.youtube.com/watch?v=g4LCJk-CMN8
https://www.youtube.com/watch?v=rDNChuigqq8

↓パドルシフトが壊れて、シフトレバー操作。
最後にコドラの頭をアタック（笑）
https://www.youtube.com/watch?v=Kmp_ELOZdwM

質問者からのお礼コメント

そういえば昔のシトロエンクサラかなにかのラリーカーもシーケンシャルとパドルが連動していましたね。
教えていただきありがとうございます。
わかりやすい動画も貼り付けていただきありがとうございます。