ブーストコントローラーについての質問です。

Question

説明が難しく上手く伝わるか不安ですが、例えばノーマル状態での実測最大ブースト圧1.5barのターボ車にブーストコントローラーを装着するとして、ブーストコントローラーの設定最大ブースト圧を純正と同等の値である1.5barに設定するとします。
しかしターボ車の最大ブースト圧はレブリミット8,000rpmだとして純正制御で5,000〜6,000rpmとかその辺だと思います。
ブーコンをつけた場合高回転域、例えば7,000rpm付近で設定最大圧の1.5barをかけてしまいエンジンにダメージを与える…なんて事が起こり得るのでしょうか？
もちろん回転数信号が取れるブーコンであれば回転数毎に緻密なブースト設定を行い解決できると思うのですが、今回は回転数信号やスロットル信号を取らないタイプのブーコンと仮定します。

補足

記載漏れの補足です。 純正最大ブースト1.5barの車両を吸排気部品の交換によって上がり過ぎたブーストを抑える目的でブーコン1.5barで制御すると仮定します。 当方が最も知りたいのは中〜高回転域でのブースト制御の部分です。

Answer 1

昔の純正でブーストが右肩上がりの車なら十分ありえます。
ただ一つ言えるのは余程じゃないとブーコンで必要なほど上がりません。

昔エボ3はマニホールド以外全部社外にしてブーコンオフでブースト1.2kまで上がってどうしようもない状態になりました。
原因は吸排気の効率を良くしすぎたせいでタービンのバイパスバルブが開いてもまだ容量が足りずブーストが上がったためです。

この症状の解決方法はマフラーを効率が悪いものにするかバイパスの部分を広げるかのどちらかでした。
私はバイパスバルブの方を拡大加工して安定させましたね。

今の車は多分オーバーシュートが高すぎるだけなので高回転でほぼ無制御で上がりすぎる事は少ないと思います。

今乗ってるエボ10もブースト純正時代はオーバーシュートで2.02kまでかかりましたからね…現車セッティングで常時1.7k、スクランブル1.8kまで下げたほどです。
高回転は1k位から1.1kまで上げました。

高回転で高ブーストになるとコンロッドやピストンとの繋ぎ目やクランクとの繋ぎ目に物凄い負担が来ます。また燃料が足りなければピストンにも負担が来ます。
ただそういう状態で危険な領域を越えるような上がり方だと今の車はエンジンチェックランプが付いて燃料カットで強制的に下がります。

古い車(シルビアやエボ1～3位の年代)はそのような機能が弱いか付いていない場合があり壊れるまで動き続けるようになります。

現代の車で1.5kの車両と言うとスポーツカーならVABの吸排気レベルか一般車ならマツダのディーゼルです。
高回転は0.7～0.9k位まで落ちます。

質問者からのお礼コメント

皆様ありがとうございました。自分なりにターボ車の吸気の流れについて調べたりもしてなんとなく理解できました。とりあえず自分が懸念していた事に関しては心配するような事ではなさそうです。

Answer 2

あがりすぎた過給圧を抑える目的で取り付けたブーストコントローラーによります
ゲイン調整がある物でしたら最大過給圧に達するまでの速さ(立ち上がり)を調整できます

Answer 3

ブーストコントローラーは設定したブースト圧までアクチュエータとかを開けないようにしているだけの物が多いんじゃないですかね。
そういう場合はブースト圧に達してしまえば後はアクチュエータ任せなので、ノーマルでそれ以上上がるのであれば同じように上がると思います。

Answer 4

燃料不足で高温に成ってバルブが摩耗するでしょう
マップを調べて不足分追加、インジェクター強化も必要では？
圧縮はＮＡより低めなのでピストンと冷却は
問題無いと思いますよ
但し、冷却水早めの交換が条件かな・・・

Answer 5

色々書く前に、ノーマル状態（ブーストコントローラー装着前）で1.5barかかるものにブーストコントローラーを付けて1.5barにする意味ってあります？
純正値より高いブーストをかけるための物であって、ブーストの立ち上がりが良くなるわけではありませんが。
まぁスロットル信号や回転信号など色々な信号を入れてあげれば立ち上がりを鋭くする事はできるかもしれんが
それが無いただのブースト圧制御をするだけの物って全く意味がありません。
そもそもの前提条件がおかしいと思うんですけどね。