他車と比較の要なし
ローバーミニからの乗換えで、4年半、50,000km強走りました。今は手放しましたがほんとうに愛すべきヤツで、先代と合わせて役10
2008.6.22
- 総評
- 他車と比較の要なし
ローバーミニからの乗換えで、4年半、50,000km強走りました。今は手放しましたがほんとうに愛すべきヤツで、先代と合わせて役10年にも及ぶミニとの生活は実り多きものでした。さて、BMWミニ、このレビューでもネガティヴな部分がかなり指摘されているようです。どのクルマにだって一長一短、それはそれで認めましょう。しかし私にどうしても解せないのは細かいことをいろいろ他車と比較をしていることです。最新のFIAT500もそうですが、ミニというクルマ、サー・アレック・イシゴニスが最初にデザインを起こしてから半世紀以上の時を経て、現在世界有数のブランドに成長しました。彼の設計思想そのままに。まさにONLY ONEと呼べるものです。それを他の車名を挙げて比較するなど実にナンセンスなことだと思います。ブランド品と無印良品とを比べて購入する人はほとんどいないでしょう。好きなブランドであれば黙って「買い」です。もうひとつ、ミニはルックスで語られることが多いですが、それはそれとしてこのクルマの本質はやはりオリジナルから受け継いだ実用性にあると思います。限られたサイズに安全装備を満載して、このパッケージングは見事です。どおーしても狭いという向きにはクラブマンもあることですし?
- 満足している点
- まずは安全装備の充実ぶりです。コンパクトといえども手抜き工事がありません。因みに、国産同クラスの最大の欠陥はココです。次にエンジン。これは当初まったく期待をしていなかったのですが、実にタフで力強く驚きました。CVTとの相性の良さと相俟ってあらゆる場面で、痛痒感を覚える事はありませんでした。ブラジル版ペンタゴン恐るべし。最後に買取(下取り)査定の高さです。ほぼ5年落ち、50,000km以上の走行距離で新車価格の7割強の査定をもらい、もうビックリです。因みに、国産同クラスの二番目の欠陥はココです。
- 不満な点
- 冷徹に工業製品として、あるいは人間工学的に見ればさまざまな問題はあるでしょう。例えばトグルスイッチの使い勝手とかセンターメーターの視認性とか。私の場合は時間の経過と共に慣れなしたが。いずれにせよこのミニというクルマは前述の通り、評論の外に存在すると思います。従って安全基準を満たし、環境問題もクリアした社会に害を及ぼさないクルマである以上、短所などあるはずがありません。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験