メルセデス・ベンツ Bクラス 「セクシーさも手に入れた日本にちょうどいいメルセデス」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

まるも 亜希子
まるも 亜希子(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
4
走行性能
4
乗り心地
5
積載性
4
燃費
3
価格
4

セクシーさも手に入れた日本にちょうどいいメルセデス

2021.10.29

年式
2019年6月〜モデル
総評
ファミリーで十分に使える広さと実用性をもち、AI搭載でコミュニケーションしながら便利に使えるインターフェースのMBUXでカーライフが新次元に変わるBクラス。その上、デザインも美しくなって言うことなし。
満足している点
外観も大人っぽくセクシーになりましたが、インテリアも最近のメルセデスらしく、個性的でムーディーな雰囲気になっています。64色から選べるアンビエントライトで、とくに夜間のドライブがうっとりする空間に。
不満な点
室内空間は先代と比べてもやや広くなったと感じるほどですが、後席のドア開口部はちょっとルーフが低くなったと感じます。乗り降りの際に頭をぶつけそうになるので要注意。チャイルドシートのお世話もしにくいかも。
デザイン

4

いかにもファミリーカーといった雰囲気だった先代から大変身し、大人の色気と上質感、スポーティな雰囲気にあふれているデザインは、本国ではスポーツワゴンと呼ばれるほど。実用性が高いのに生活感がないのがいいですね。
走行性能

4

革新的に小型軽量化されたガソリン1.4Lターボは、静かなアイドリングや軽やかな発進加速、キビキビとした中にも上質感を感じさせるさすがの走り。高速道路でのパワーも余裕です。7速DCTとの相性もいいです。
乗り心地

5

硬すぎず柔らかすぎず、乗っていて安心感がある乗り心地が、前席でも後席でも堪能できます。前席はシートが絶妙なフィット感で、ちょっとスポーティに走りたい場面でもリラックスして座っていられます。
積載性

4

後席使用時は370Lの容量ですが、開口部が大きいことと、掃き出し口のフラットさが日常からの使いやすさを物語っています。4:2:4で後席が倒せて、最大1210Lにまで拡大。スイッチで自動開閉するバックゲートも便利です。
燃費

3

ガソリンはWLTCモード燃費が14.7km/L、ディーゼルは18.8km/Lなので、このクラスとしてはカタログ数値はそれほど良いわけではないですが、実用燃費でも近い数値が出やすいのがいいところです。
価格

4

ガソリンが450万円、ディーゼルが481万円とお買い得に感じますが、運転支援システムなどをオプションで加えるとどうしても500万円台後半くらいにはなってしまいます。でも実用性も高いので、満足感は得られるはず。
まるも 亜希子
まるも 亜希子
自動車ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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