ベンツAクラス メーターパネルにFの表示

Question

昨日から走行中にアクセルを踏んでも進みにくくなる時があり、メーターパネルにFの表示が出ました。
走行中ずっとFの表示が出てるという状態ではなく、正常な時の方が多いのですが、昨日１回、今日１回F表示が出て加速が悪い状態になりました。
エンジンをかけ直すと直ったりします。
F表示はトランスミッションの故障と説明書に書いてありましたが、考えられる故障の原因と修理代はいくら位でしょうか？

Answer 1

ミッション本体及びミッションの制御系などの故障やエラー（不具合、接触不良などを含む）の時には「Ｆモード」になり前進は２速に固定、とリバースのみにシフト制御を固定し故障が大きくなるのを防止します。場合によりＦが出たり出なかったりといった症状で、走行時に異常振動や異音などが出ていない、シフトチェンジが滑るようになり次のギヤに変わるまでの時間が長くなった、などの状態で無ければＡＴシフトゲート部分のシフトモジュールの故障や不具合、ＡＴセンサー部の故障や不具合ではないでしょうか？Ａクラスは幸いにも販売台数が多いので中古部品が多いので安く修理することは可能です。内部基盤の修理もありますし。が念のためにディーラーなど診断機がある所でどのようなエラーが記録されているか確認をしてから修理に進むのが良いと思いますよ。Ｆ表示が出るのはＡＴシフトモジュール部分の故障のみではないのでご注意を。例えば変速不良（特に滑りなど）はエンジン側のエアマスセンサーの不具合（汚れ）や故障でもミッション制御側にも影響は出ます。Ｆモードのままでの走行では２速固定ですので加速も遅く、スピードも出ないので普通に走るにも不便ですし、不必要に回転が上がることでＡＴＦが高温になりクラッチの磨耗・摩滅や最悪は高額なＡＴ制御ＥＣＵの破損（ＡＴ内部にあるのでＡＴＦ温度が異常高温になると熱暴走から熱損傷になります）に進み安く済むはずの修理が高額になってしまいますので早めにＦモードに移行した原因・要因を突き止めて修理をすることをお勧めします。シフトモジュールやセンサー類の故障ならば５万～高くても１０万円に収まると思います。が放置すれば分解ＯＨまで必要な修理となり３０万円を超えます。よく言われるＡＴ内部の部品（１速Ｋ１ハブの破損）の場合には明確な滑りや変速不良・不具合が出ますので直ぐ判るとは思います。その場合ではディーラーではＡＴ一式交換（リビルトＡＴ）を勧めてきますが「壊れた部分だけを修理する」のであればＡＴ着脱及び分解を伴うのでＡＴＦ交換などがありますがディーラーよりも遥に安く修理は可能です。手荒な扱いをしなければ本来はＡＴもＡＴＦも１０万ｋｍは無交換・無故障で使えます。私自身は９９年式の初期型Ａクラスに乗り続けていますがＡＴＦ無交換で無故障・不具合無しで乗れています。ＡクラスのＡＴに関しては過去にも多数の質問に回答していますので宜しければご覧になって下さい。どちらにしてもＦのままでは劣化の促進、故障の拡大の要素となりますので早めに診断機での診断と修理をした方が安く済みます。診断機がある所でしたらばディーラーでなくてもＯＫで「ベンツＡＴ修理」などで検索すれば意外と多くの専門店や専門工場が出てくると思いますので、ご自宅に最も近い所に持ち込む（あるいは陸送）のが最適だと思います。

質問者からのお礼コメント

ご回答ありがとうございます。
AT一式取り替えだと高額になるので買い換えも考えてましたが、１０万円以内に収まる場合もあるとのことで安心しました。異音や滑りなどの症状は出てないと思うので、早速明日近くの専門店に行ってみます。
やはり早めのメンテナンスが大事なんですね。
車の故障や修理代はよくわからないので、詳しいご回答いただき本当に助かりました。
ありがとうございました。

Answer 2

「Ｆ」マークは

シフトノブが付いているユニットの故障です。

これは、ギヤ検知モジュールという部品になるのですが、車に現在のシフトポジションを
伝える役目を主にしています。

このユニットの基盤がダメになると指示を送れなくなるので、「Ｆ」になるというわけです。

実際に、このユニットに来ている電源のコネクタを外すと「Ｆ」になります
（これ知らない車屋さん多いですよ！）

これを交換してしまえばＯＫですが、新品は７万円以上しますが

中古部品もある程度、流通していますので探してみては如何ですか？