マツダ MAZDA2 「スコッと入るMTとディーゼルの太いトルク」のユーザーレビュー

スコッと入るMTとディーゼルの太いトルク

2021.5.22

総評

納車後１月乗り、1,000km弱乗った感覚です。まだこの車のことを理解しきれたわけではないので、足りない部分だらけの評価ですが…

５人フル乗車が基本でなければ、普段広さで困ることはない車です。
動力性能も、特別に劣る部分はありませんので、むしろ省燃費性能に驚くと思います。
マツダならではのデザイン性の高さが光る車です。

満足している点

タイトルにも入れた、すこっと入るMT
驚きの省燃費＆ディーゼルの太いトルク
運転技術向上につながるであろうi-DM機能
　(私には運転技術向上の「教習車」にも思えてきました…)
コンパクトカーなのに、侮れない質感

不満な点

フロントが重すぎて(？)、曲がり始めはスムーズでない
そんな車ではないので、積載性も後部座席快適性も…

デザイン

5

外装デザインも魂動ですごくかっこいいですし、
内装もスッキリしていて、わかりやすいです。

走行性能

2

エンジンパワーに関しては、ターボがかかり始めるであろう1,000〜1,500回転辺りから、トルクがぐっと太くなるイメージです。
ディーゼル故、高回転まで回すエンジンではないため、ガソリンに比べるとレッドゾーンが低く、関連してギアレシオも離れてきます。体感で、前車の８６の1.5倍離れている感じですので、シフトアップの感覚もエンジンブレーキの効き具合も変わってきて、まだ慣れきれていませんが、どちらが良いという話でもないので、あくまで特徴です。
ただ、これら２つの性格から、エンジンブレーキで減速してきたと思ったら、さあ止まるぞというあたりで、太いトルク故に反対に加速し始めることが何度かあり、驚きました。こちらが理解していればいいだけの話ですが…

それよりも、フロントヘビーが過ぎるのでは(？)という方が重要かもしれません。
もともとFFコンパクトということで、フロントよりの荷重のところに、ガソリンエンジンよりも思いディーゼルエンジンが載っているのですから、そりゃあヘビーですよね。
カーブやらで、思ったとおりすっと入る、ひらひらと曲がっていくなんて感覚とは無縁です。
とはいえ、現代の車ですから、曲がれないなんてものではなく、あくまで前車８６と比べちゃったら、という話です。

そして、他のマツダの試乗のときにも思いましたが、マツダ車のハンドルは軽い！とにかく軽い力で回ります。

乗り心地

4

特別に乗り心地でどうという感想は持っていないです。　→☆３つ

他に書くところがないのでここに評価しますが、マツダの運転技術支援システム(？)i-DMが良いと思うんです。　→☆５つ
まだまだ自分の運転技量が足りないので精進が必要なのですが、アクセルワーク、ブレーキング、ハンドル操作の「急」を検知して評価してくれます。よくある省燃費モニターと違って、抑えた面白くない運転を良しとするのではなく、キビキビ走らせても操作の仕方が上手ならきちんと評価されるようですので、極めればただただ「運転が上手に」なるので、同乗者の「乗り心地」も格段に上がるはずです。

積載性

3

狭いのに何故か深いラゲッジスペースですが、家族で買い出しに出かけると、日常の食料品を１週間分ため買する程度では何ら問題なく(当たり前か)、むしろ深さが好印象に移りました。

燃費

5

ハイブリッドでもないのに、モニター表示で27km/Lが出ていて驚き！さらに調べると、カタログ値は30km/Lでさらに驚き！
市街地でも24くらいは当たり前に出るので、インプの燃費の悪さが際立ちます(私と同じか　苦笑)

ディーゼルの20円安も相まって、相当お財布に優しい車です。

価格

5

減税対象車で、初の自動車税はまさかの４桁でびっくり。

故障経験

まだ１ヶ月ですから、当然なし！