トヨタ2000GTについて質問です。

Question

当時の金銭価値と現在の金銭価値は違います。現在の金銭価値で当時の値段であれば難なく購入できる人は当時よりも多いと思います。

質問ですが、当時の2000GTは今でいうとどれくらいの車に例えられるでしょうか？GT- RとかLFAのような存在だったのでしょうか？

Answer 1

車両価格を含めその時代の物価を現在と比較する場合は大学卒の初任給で比較すると判り易いものと考えます。

2000GTが発売された1967年当時の大学卒の初任給が26,000円でしたので、当時の新車価格238万円を現在の大学卒初任給約20万円で換算すれば約1,830万円の貨幣価値になります。これは現在のポルシェ911ターボ（車両価格1883万円）と同等の金額になります。

LF-Aには及ばないとしても、少なくとも現在のGT-Rの2台少々分換算の出費が必要であったであろう事が想像可能です。しかしながらそれにも増して高水準とは言い難い当時の自動車運転免許取得率も含め、一世帯当たりの自動車保有率も現在の半分以下（約三分の一）の44年前の時代背景であった重要な事実もお伝えしておきます。

Answer 2

現在の2000万円弱くらいだといわれていますね。

ちなみに「ほぼ同期」は、66年発売の初代カローラ（43万）、初代サニー（41万円）。
大卒初任給の2万円で考えると、まだこれらも高値の華だったのでしょう。今の大体400万円弱？

クラウンの当時90万円が、今のGT-R（R35）と同じ感覚だったと思われます。

トヨ2の当時の238万円は、GT-R（R35）2台分、8気筒フェラーリの新古車、現行モデルのV12ランボの5年落ち中古くらいという感じじゃないでしょうか？
ただ、洗濯機や冷蔵庫が「憧れ」だった時代に、こんな高額車を買う人は、現在より変わった人扱いだったのでは？

ちなみにほかの「66年～67年の同期車」では、
（フェラーリ・）ディノの国内価格が約900万円（71年ごろ）、ランボルギーニ・ミウラの国内価格が1200万円（70年ごろ）。
40年前から、馬＆牛はエンツォやレヴェントン並みだったんですね。

Answer 3

普通の人が、やっと今で言うコンパクトカークラスか軽自動車を買えるようになった頃ですよ。ＧＴｰＲどころじゃないでしょう。
ブガッティ並みだと思います。

Answer 4

fortysonseasonさんへ

高度成長前でしょ？
列島改造で、インフレ前でしょ？
貨幣価値にして、家一軒分・・・少なくも2000万以上。

けど、当時、車はスバルの登場前だったのでは？

特殊な、「じっちゃん」のような見栄っぱりでも
乗れない車・・・・・
3000万ぐらいの価値はあっただろう。

Answer 5

金額は貴方の仰る通りで、現在のＩＴ長者なら楽々買えるでしょう。しかしそれにも増してGT- RとかLFAよりも、もっとステータス性が有ったと思います。やはり買って乗れるのは特別な人だったのだと思います。

Answer 6

よく言われるのが、クラウンの倍の値段のスポーツカーという表現ですね。

クラウンが現在で500万くらいですから、1000万くらいが2000GTの現代価格相当でしょう。

となると、トヨタ内で比較するならISFくらいしかないかな。
そもそもトヨタで1000万のスポーツカーがないんで・・・

まあ、GT-Rでたとえるならプレミアムエディションくらいですかね。
スペックVだと高価すぎるか・・・。でも今の価値とは違うから、当時の最高級スポーツカーという意味ではスペックVに例えてしまってもいいかもしれません。