ランクル70 - HZJ77V or HZJ76の特徴。 先日ラングラーorランクル70で質問したものです。

Question

HZJ77V or HZJ76それぞれの特徴、これから購入する際はどちらがオススメか、詳しい方聞かせてください。
あれからランクルマガジンの古本を漁りながら勉強中ですが、どちらがどうなのか、スペックとしてはわかっても、実際のところどうなのか、わかりません。

前輪リーフリジッドかコイルリジッドの違い、コイルの方がスプリング柔らかい、でもそんなに変わらない、買うなら高年式、低走行距離が比較的多いHZJ76の方が良い、というのはネットでも散見しているようですが改めてここで質問させていただいてます。
前回のように、詳しい方々のご意見頂戴したく。
しっかりと返答もさせていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします！！！

Answer 1

前回も回答させて頂きました。
皆さん、自分の車が1番だと思います。比べると言うよりは、今の自分の車の良いと思う箇所をお話します。

私の77ZXナローATは1990年初年度登録です。
旧車好きなので、状態の良いものを探し回って、やっと手に入れました。
1990年1月のビックマイナーチェンジで、1HZ搭載の73と1PZ搭載の70が初登場します。
続いて同年4月に77がデビューします。
つまり私の77は、77が生まれてすぐの、1番の旧車になるわけです。
なぜ、それを探し回ったかと言いますと、
キノコミラーがない。ハイマウントストップランプがない。後部座席シートベルトが2点式。オーバードライブボタンがない。ZXなのに荷室にスピーカーがない。など、とにかくシンプルで、旧車らしいからです。外見もものすごくシンプルに仕上げています。

足周りは、歴代の77の中では1番サスがソフトです。
1990年〜1996年8月のマイナーチェンジ前の車輌まで、最大積載量が400kgです。
その後76に変わるまでの3年間、77の最大積載量は、600kgになり、サスが1番硬くなります。
1999年のマイナーチェンジでコイルに変わった76の最大積載量は、500kgになり、100kg減りました。

私は、ランクル伝統のリーフサスが1番だと思いますが、その中でも、96年8月前までの、6年間に作られた77のサスがソフトで1番良いと思います。実際に私の77は乗心地が良いです。ただし、ヘタリの少ないものを選び、ショックやブッシュなどの乗心地に関わる消耗品は、新しくしなければなりません。

ただ、96年以前の、錆びの少ない、良い状態の77を探すのは至難の技でしょう。

特に、寒冷地仕様のオプションが付いている車輌は気を付けた方がいいです。
北海道で販売されたものは、全ての車輌が寒冷地仕様が標準装備になっています。そのため、かなりの数が出回っていますが、凍結防止のために、冬季に散布車によって道路に大量に撒かれる塩化カルシウムによって、錆びに侵されている場合が多いです。

私は、フライフィッシングで林道に入る以外は、基本が町乗りです。
ですので、デフロックもいりません。それを省くことで、ハードに使われて来た可能性がある車を、避けることが出来ると思います。

質問者からのお礼コメント

みなさま、今回も本当に色々なご意見を賜り心より感謝いたします。
正直、電装系が気にはなるのですが、大枠での方向性が見えてきたと思います。
この機会なのでどうせなら７７に挑戦してみたいと。価格的にも手が届きやすいというのもあります。
これから色々なショップの玉探しに勤しみたいと思います。
また質問する機会もあるとは思いますがその際はどうぞ宜しくお願い致します。

Answer 2

77に10年程、76に15年程乗っている者です。
現在は76しかありませんが、5年ほど77と76を所有していました。
どちらもナローボディのLXで、タイヤを235/85のATに変更したのみのフルノーマルです。
77については最大積載量が600kgの最終モデルです。

乗り心地ですが、77では舗装路の段差に比較的速いスピードで通過するとガツンと衝撃があったのが、76ではかなり軽減されていると思います。
76が柔らかいというより、77の衝撃が大きいという感じです。
77は大きな段差を通過する時には身構えていたような気がします。

高速道路では、77で走っていた感覚で76で走るとプラス15キロ位スピードが出ている感じです。

舗装路での走行性能に関しては明らかに76の方が洗練されていると思います。

ただこれらは運転席の話で、二列目に関しては少し印象が変わってきます。
以前セカンドシートに成人男性三人を乗せて、76で高速道路を150km走ったことがあります。
運転している私は普段より積載量が多いので乗り心地が良いと感じていたのですが、後日後席に乗った人から「二度と乗りたくない」と言われてしまいました。

言われてみると76は、フロントコイルとリアリーフというバランスのとりにくい組み合わせのせいか、二列目がポンポンはねる印象があります。
乗り心地向上の為に社外のサスペンションを検討する際にも、76は77より選びにくいと思います。

あとこれは乗り方の個人差かもしれませんが、1速のギア比の違いで走り方が結構変わりました。
77は1速が低いので、ゼロ発進の際はタイヤが転がりだすとすぐに2速に入れていましたが、76の場合77に比べて1速が高いので普通の車のように1速で引っ張ってから2速に入れるようになりました。
私は基本的に2速発進はしませんので、舗装路では76の方が走りやすかったです。

エンジンは基本的に同じですが、私の場合76にはEGRがついていました。
これは排気ガスをもう一度エンジンに戻し燃焼させて排気ガスをクリーンにするというものだと私は認識しています。
長く乗った車のEGRはスラッジがひどいようですし、エンジンの寿命という点ではEGRなしの77の方が良いと考えることも出来ます。
ギア比の違い、固体差もあるのでしょうが、77の方が吹けあがりがよかった記憶があります。

次に電気系統ですが、77は24V、76は12V（スターターは24Vだったかもしれません）です。
私の車は77も76もLXでしたのでリアスピーカーがありませんでした。
ですのでカーオーディを取り付ける際に、10cm（だったっとおもいます）のフロントスピーカーでは物足りないので配線が簡単なサブウーファーをリアスピーカー代わりに荷室に取り付けていました。
77は24Vですので、純正DCDCコンバーターでは容量が足りないので社外DCDCコンバーターが必要になります。
これが結構な大きさで置き場所に困ります。
助手席の下などに置けばいいですが、開きスペースには限りがありますので、追加の電装品が多いのであれば76の方が有利だと思います。

以上が私の感じた77と76の違いです。
もし私が77と76どちらかを選ぶとすれば77を選びます。

社外サスペンションのセッティングが決まりやすい（想像ですが）ことと、トランスミッションの耐久性が高くギア比も昔の4駆らしいからです。

ただし77を選ぶにあたって問題になってくるのが、ボディの錆の少ない車両があるかどうかです。
フレームに錆が少ないのはもちろんですが、ボディの錆は結構厄介だと思います。
77になると最終型でも20年経っていますので、現車確認は重要です。
荷室左側に工具入れがありますが、工具を取り外しライトで袋状になっているリアコーナー部の中を目視で確認したほうがいいです。
ここの錆が酷い車両もあるようです。

だらだらと長くなってしまい申し訳ありません。

総合的に考えると、

「街乗りがほとんど」であれば76

「社外サスを組み、クロカン走行を楽しみたい」であれば77

という感じでしょうか。

Answer 3

76は12Vなので電装系で苦労しません 。キーレスだってトヨタ純正流用で着きます。自車は空荷ではないので乗り心地は悪くないです。

Answer 4

私は７７乗りです、よって77の良い処を、

4輪リーフの７７は 最後のランクルです、
重い１HZのエンジンを受け止めるには 前輪リーフは最適ですね、
少しでもショックアブソーバーを弱めると 強烈なアンダーが出ます、
本来のランクルテイストを味わえますね、


７７と７６の違いは、
７６は排ガス規制のため 積載荷重が１００Kg増えています、
そのため乗り心地は悪化、
他車との互換部品を多用、強度不足ではないが 少し劣る、

まぁ 新しい７６のほうが 快適？装備で 低走行ですし 錆も少ないのかもしれませんが、