ホンダ トゥデイ 「最近の軽ミニバンの氾濫に辟易している方に...」のユーザーレビュー

最近の軽ミニバンの氾濫に辟易している方に...

2004.6.12

総評

最近の軽ミニバンの氾濫に辟易している方に、是非とも乗ってほしい軽セダンです。流麗なスタイリングは他の軽セダンのような貧乏臭さがありません。ぞっこん惚れこんでしまうと、居住性やATなどのネガティブ面も可愛く思えてしまう、不思議なクルマです。

満足している点

・スタイリング。背高パッケージングが主流の今となってはとても低く、キュートなクーペといった趣き。マイナーで改められたリアスタイルは個性こそ失いましたが、よく見ると初代オデッセイにそっくりなグラマラスなお尻で非常にホンダらしく、まとまりもいいと思います。
・エンジンは48馬力ながら粘りがある印象で、成人男性二人乗車＋引越し荷物満載でもスイスイ走ってくれるのには驚きました。
・リアルタイム４WDによる、意外な走破性。未舗装路もスイスイ。特に有難味を感じるのは冬場で、路面が凍結した上り急坂など２WD車ではお手上げのシチュエーションでも涼しい顔で上りきってしまう。果ては10cm程の路上積雪の上でも、ゆっくりですがグイグイ走破してしまいます。また４WDモデルのみ、後輪が左右独立サスなので走りに安定感があり、悪路でも乗り心地が荒れません。

不満な点

・スタイリングの犠牲及び衝突安全構造の未熟さからか、キャビンは狭いです。スバルやスズキと比べちゃいけません。運転席重視のパッケージングにより、後席足元スペースがないのはもちろんですが、助手席も横幅が狭く、大柄な人だと左肩がドアに、右ひざがセンターコンソールに常に密着した状態になり不快です。１＋３シーターと割り切りましょう。
・ATのショックの大きさは大減点。特にキックダウン時は背中を蹴っ飛ばされるような大きな衝撃に襲われ、悲しくなります。また３速しかないため、80km/h以上の高速ではエンジンの騒音･振動が激しいです。
・べた褒めした四駆システムですが、前後のトルク配分が急激に変化してクルマの挙動を乱してしまうことがまれにあります。アクセルを控えめに踏めば大丈夫なのですが、できればスイッチ操作か何かでトルク配分を50:50で固定できればより安定するのにな、とも思います。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験