2015年5月
■2015年5月
ホンダはフィットシャトル・ハイブリッドをフルモデルチェンジするとともに、車名をシャトル・ハイブリッドに変更して2015年5月15日に発売した。
シャトル・ハイブリッドもフィットをベースにするのは変わらないが、フィット・ハイブリッドが街乗り重視のクルマであるのに対し、シャトル・ハイブリッドは遊び道具を積んで遠出をするクルマとして開発が進められた。
センタータンクレイアウトの基本プラットホームをベースに、広い室内空間とラゲッジスペースを持つのは従来のフィットシャトル・ハイブリッド譲りで、今回のシャトル・ハイブリッドはラゲッジスペースの使い勝手をさらに高めたのが特徴だ。
ハイブリッド用のリチウムイオン電池やコントロールユニットを搭載しながらも、5名乗車時の荷物容量をフィットシャトル・ハイブリッドよりゃ53リッター大きい570リッターとしている。後席を倒さなくても大型のゴルフバッグを4個積載できる容量がある。またFFと4WDで容量が異なるが、大容量のラゲッジルームアンダーボックスも備えている。
後席の背もたれは分割可倒式で広くてフラットなラゲッジスペースを作れるほか、後席を起こした状態では背もたれの上部に設けられたマルチユースバスケットが使える。
外観デザインは存在感やクラス感を表現すると同時に新価値を提案するものとし、LEDヘッドライトを採用した先進的で力強いフェイスと走りを予感させるスタンスを持ち、その上に伸び伸びとしたスリークなキャビンを乗せたデザインとしている。
シャトル・ハイブリッドのフロントウインドーやフロントドアには、IRカット(遮熱)/UVカットガラスが採用されるほか、最上級グレードのハイブリッドZにはルーフレールが装着されている。
インテリアデザインは部分的にフィットに似た印象があるものの、シャトル・ハイブリッドに専用のデザインが採用されている。特にメーターはガソリン車と異なる専用のメーターとされている。
搭載エンジンは水冷直列4気筒DOHC i-VTECのLEB型で、81kW(110ps)/134N・mのパワー&トルクを発生する。これに22kW(29.5ps)/161N・mを発生するH1型モーターが組み合わされる。トランスミッションは7速のデュアルクラッチだ。
フィットと同じスポーツハイブリッドi-DCDで、システムとして出力できる動力性能は101kW(137ps)で、JC08モードも最も燃費の良い仕様で34.0km/Lを達成している。
駆動方式はFFを基本にビスカスカップリング式のスタンバイ4WDの設定もある。4WDは雪上の坂道発進など、滑りやすいシーンではVSA(横滑り防止装置)の制御を組み合わせることで、滑らかな発進を可能としている。
サスペンションは前輪がマクファーソン式で、後輪はFF車が車軸式、4WD車がド・ディオン式を採用する。FF車は前輪に、4WD車は後輪にもトーションバー式のスタビライザーが装着されている。
安全装備は赤外線を使った簡易型のシティブレーキアクティブシステムを含めたあんしんパッケージが主要グレードに標準で、ベースグレードにはオプションで設定されている。
シャトル・ハイブリッドはベースグレードのほか、ハイブリッドXとハイブリッドZの3グレードの構成となる。
■2015年12月
ホンダはフィットシャトル・ハイブリッドをフルモデルチェンジするとともに、車名をシャトル・ハイブリッドに変更して2015年5月15日に発売した。
シャトル・ハイブリッドもフィットをベースにするのは変わらないが、フィット・ハイブリッドが街乗り重視のクルマであるのに対し、シャトル・ハイブリッドは遊び道具を積んで遠出をするクルマとして開発が進められた。
センタータンクレイアウトの基本プラットホームをベースに、広い室内空間とラゲッジスペースを持つのは従来のフィットシャトル・ハイブリッド譲りで、今回のシャトル・ハイブリッドはラゲッジスペースの使い勝手をさらに高めたのが特徴だ。
ハイブリッド用のリチウムイオン電池やコントロールユニットを搭載しながらも、5名乗車時の荷物容量をフィットシャトル・ハイブリッドよりゃ53リッター大きい570リッターとしている。後席を倒さなくても大型のゴルフバッグを4個積載できる容量がある。またFFと4WDで容量が異なるが、大容量のラゲッジルームアンダーボックスも備えている。
後席の背もたれは分割可倒式で広くてフラットなラゲッジスペースを作れるほか、後席を起こした状態では背もたれの上部に設けられたマルチユースバスケットが使える。
外観デザインは存在感やクラス感を表現すると同時に新価値を提案するものとし、LEDヘッドライトを採用した先進的で力強いフェイスと走りを予感させるスタンスを持ち、その上に伸び伸びとしたスリークなキャビンを乗せたデザインとしている。
シャトル・ハイブリッドのフロントウインドーやフロントドアには、IRカット(遮熱)/UVカットガラスが採用されるほか、最上級グレードのハイブリッドZにはルーフレールが装着されている。
インテリアデザインは部分的にフィットに似た印象があるものの、シャトル・ハイブリッドに専用のデザインが採用されている。特にメーターはガソリン車と異なる専用のメーターとされている。
搭載エンジンは水冷直列4気筒DOHC i-VTECのLEB型で、81kW(110ps)/134N・mのパワー&トルクを発生する。これに22kW(29.5ps)/161N・mを発生するH1型モーターが組み合わされる。トランスミッションは7速のデュアルクラッチだ。
フィットと同じスポーツハイブリッドi-DCDで、システムとして出力できる動力性能は101kW(137ps)で、JC08モードも最も燃費の良い仕様で34.0km/Lを達成している。
駆動方式はFFを基本にビスカスカップリング式のスタンバイ4WDの設定もある。4WDは雪上の坂道発進など、滑りやすいシーンではVSA(横滑り防止装置)の制御を組み合わせることで、滑らかな発進を可能としている。
サスペンションは前輪がマクファーソン式で、後輪はFF車が車軸式、4WD車がド・ディオン式を採用する。FF車は前輪に、4WD車は後輪にもトーションバー式のスタビライザーが装着されている。
安全装備は赤外線を使った簡易型のシティブレーキアクティブシステムを含めたあんしんパッケージが主要グレードに標準で、ベースグレードにはオプションで設定されている。
シャトル・ハイブリッドはベースグレードのほか、ハイブリッドXとハイブリッドZの3グレードの構成となる。
同年12月18日にはハイブリッドXとハイブリッドZをベースに、「ETC車載器(音声タイプ)」や「ステンレス製スポーツペダル」などを標準装備し、内外装の質感を向上させた特別仕様車「スタイルエディション」を発売した。