ホンダのNSXは何故車両価格が高いんですか？

Answer 1

くるまの価格は製造の手間や材料費に更に開発研究費や広告宣伝費などがで決まります。

一台の車の開発には数億円がかかります。何万台も売れる車なら台数で割ると一台当たりの開発費等は僅かです。
仮に一台しか売れないと一台数億円の車になります。

フェラーリーやマセラティ等の車が安くないのもその理由です。

光岡自動車辺りは台数が売れない車を既存のパーツなどを上手く流用しているから、台数の割には安いと思います。

ＮＳＸも毎月何千台も売れるならきっと格安で売れると思います。ボディの軽量化の為にアルミにして材料費が上がるのも全体から見ればわずかな金額です。

質問者からのお礼コメント

なるほど！勉強になりました！

Answer 2

会社の社長とは思えない回答がありますが、最初の回答がほぼ正解だと思えます。
車の原価構成に占める宣伝広告費は車種によって大幅に変えることなどありません。車種による開発費は管理項目としては
重要ですが、販売価格を決定する上ではそれほど重要ではありません。

広告宣伝費は年間予算がまず決まります(大枠が決まります) それから、戦略に沿って・・・たとえば6月に新車を発表など
イベントなどの予算を割り振る、テレビや新聞などメディアの割り振り、各車種への割り振りをその年の戦略に合わせて
決めていきます。・・・・・・販売原価に宣伝広告費が乗ることは間違いありませんが、特定の車に多く乗ることはありません
傾向として高い車に厚くなり、安い車に薄くなる傾向は当然ですが この車は重点的に広告を出すから販売価格が
高くなることはありません。
特定車種の開発費は管理のためには重要ですが自動車メーカーの開発費なので
特定の車に帰依しない開発も当然多く存在します。そして特定の車の開発費が高くついたからといって、その車に
全てを押し付けるようなリスキーな経営はしません。そのための予算管理です。全体は年度ごとの開発費で管理されます。
NSXなどは車種の開発費として年をまたいで予算がついていたであろう事は想像できますが、これは見方を変えたに過ぎません。
全体の開発費を全体の車で担う、当然 高額品は多くを荷い、薄利多売品は一台の負担は少なく数で荷う
多くの開発費が掛かった車は原価の中の開発費を多めに配分する程度・・・厳密には計算できません。
車は薬と違って、原価構成に占める直接比率が非常に高い製品です。・・・フェラーリはいまだに手作りに近い製品ですから。

Answer 3

オールアルミボディの為に専用の溶接機械などNSX専用の施設や技術が必要なので、製造コストがかかる為です。