AT車で信号待ちのときなどにニュートラにすると燃費は変わりますか？

Answer 1

最初に用語を説明しておきます。

ステップAT ＝ 「4AT」とか「5AT」など、段があるAT
CVT ＝ 無段変速機 (ステップATような、ギア段が無いAT)
AT = ステップAT および CVT の総称として「自動変速機」の意味

質問の件ですが、ほとんどのAT車は、ニュートラルにすると若干ですが燃費は向上します。
これは、今のAT車は、ステップAT/CVTを問わず、「トルコン」と言う機械を使っている為です。
「トルコン」は、粘り気のあるオイルを使って、クラッチの変わりをする物です。

車をDに入れると、クリープ現象で車が微速で動きますよね。
これは、トルコンの粘り気のあるオイルが混ぜられて、車の動力になっているからです。
Dのままブレーキを踏んで停車すると、エンジンはこの粘り気のあるオイルをかき混ぜ続けなくてはいけません。
一方、ニュートラルにすると、粘り気のあるオイルの抵抗が無くなり、エンジンを空転させるだけで済みます。
よって、ニュートラルにした方が、若干ですが燃費が良くなります。

なお、一部のCVT車－例えば初代フィットやインサイト－には、トルコンでなく電磁クラッチを使っている車種があります。
この様な車の場合は、NでもDでも空転させるだけなので、燃費に変化はありません。


(蛇足)
CVTも「Ａ／Ｔ」の一種です。
別の言葉に当てはめると、「Ａ／Ｔ」は「犬」に、ＣＶＴは「シェパード」となります。
つまり、「CVTとATとどっちが良い？」と言う質問は、「シェパードと犬とどっちが良い？」と言っているのと同じなのです。

Answer 2

ＣＶＴではなくＡ／Ｔ車なら変ります、

信号待ちなどでアイドリング状態の時Ｄレンジに入れたままにすると、通常のＡ／Ｔ車は「クリープ現象」のためアイドルスピードが下り充電機能が低下します、

それを防ぐ為 ＥＣＵが自動的にアイドル回転数を正規の回転数に上げようとします、なのでフリー状態の時より余計に燃料を消費してるのです。