プリウスはモーター主体でパワーが欲しい時にエンジンでアシストなのに対し、インサイトはエンジン主体でモーターでアシストするのになぜインサイトのほうが高燃費でしたか

Answer 1

確か現行プリウスはカタログ燃費は旧インサイトより良かったはずですよ。

プリウスはエンジンとモーターは両方ともメインです。
インサイトはモーターはあくまでもアシストのみ、従ってモーターもバッテリーも小さく軽量です。
また、軽量化のためモーターはエンジンにくっついていますので、モーターのみの走行は出来ません。
燃費という目的にゴテゴテと盛ったのがプリウス。
燃費のためには軽量化は不可欠と作られたのがインサイト。

まあ、現行のインサイトのシステムでは限界があるようで、HONDAの次世代ハイブリットは重くなりそうですけどね。

Answer 2

旧型インサイトですよね。この車の車体はオールアルミで、引き出し材と鋳物でできています。エンジンは３気筒のワンオフスペシャルです。空力係数はともかく投影断面積が非常に小さく実質な抵抗は量産車ではおそらくもっとも小さいです。

まあ普通は量産する車では無いのですよ。普通のメーカーだと試作車で終わるようなもので、おそらく一台制作するたびに１００－２００万は赤字だったと思われます。

アクアとどちらがいいのかは微妙ですが、もちろん実用性はアクアが勝つと思いますが、郊外ではかなりいい勝負じゃないでしょうか。まあ電子技術や電池技術の進歩が著しいですが、もしエンジンだけの燃費でいけばいまだ国産最高でしょう。

本来は旧型インサイトは試作車として博物館に収まっているたぐいの車だと思うのでアクア、プリウスと比べるのはどうかと思います。

もちろん、プリウス/アクアのインバーターを産業用の電車やエレベーターなどに使われる半導体で作れば、一台１００万の赤字になります。プリウスアクアのモーターは２台とも両方向（モーターにも発電機にもなる）インバーターなので、都合４組インバーターが入っているはずです。それ以外にエアコン用と１２V用インバーターも入っていて、まあインバーターの固まりなので産業用半導体で構成すればものすごく高価になると思います。

Answer 3

実燃費の統計サイトを見ていると、両者とも燃費に大きな差はないように感じますが…。

「設計思想」の違いだと思います。
プリウスは実用性能をある程度犠牲にして、燃費向上を重視した思想で作られています。
インサイトは実用性能は犠牲にせず、性能と燃費のバランスを重視しています。
その結果が、互いのシステムの違いに出ているように感じます。

どっちが好きか？と問われれば個人的にインサイトですが、社会はプリウスを選択したようです。

Answer 4

インサイトは走行中は常にエンジンが作動している状態に対し、プリウスは加速時、発電が必要な場合のみエンジンが作動します。

もう少し分かりやすく言うと、インサイトエンジンが無ければ発進もできません。
プリウスはエンジンが無くてもモーターだけで発進できます。（※ただし必要電力が蓄積されている場合）
エンジンが動いている時間がプリウスよりもインサイトの方が長いから高燃費というわけです。

ちなみにこの２車種はエンジンの車格が異なるので単純には比較できません。

Answer 5

はい、おっしゃる通りプリウスの方が総じて低燃費です。

特に、Stop＆Go の多い市街地での走行では、低速に強い
モーターの特性を活かしきれるプリウスの燃費が良いです。


逆に、高速巡航ではその差は殆どなくなるか逆転します。

モーターへの依存度が低くなり、小型のエンジンを積む
インサイトの方が燃費で有利になります。