なぜ、ホンダは、後輪駆動の車を作らないのでしょうか

Question

20年前にＣＲ－Ｘが、発売されてましたが、ＦＦなのに後ろが狭い、今のＣＲ－Ｚも同様ですが、ホンダの発売した後輪駆動の車は、ＮＳＸとＳ2000暗いしか思い出せませんが、なぜ「ＦＦ」にこだわるのでしょうか。どなたか、教えてください。

Answer 1

もともとホンダは小型車をメインに扱うメーカーだからです。
他の方がおっしゃってるように小型車では圧倒的にFFのほうが効率も採算性もいいのです。
そしてインスパイアみたいにあのクラスでもFRと遜色ないFFを作れます。
ですが新たにFR用の製造ラインを作ると設備投資や開発に莫大な費用がかかります。
その費用を回収するためには車体価格がかなり高くなってしまいます。
ただでさえホンダの高級車は売り上げが悪いのにそんなことになったらますます売れなくなるでしょう。
儲からないFRを作るよりはFFに専念したほうがもうかるからです。

ホンダの後輪駆動はほかにもS６００やS800、ミッドシップ４WDのZ、MRのビートなんかもありました。

CR-Xの後席が狭かったのは運動性能を良くするためです。
そのため今でも競技では現役です。
CR-Zの場合はスタイリングですね。

Answer 2

FRは性能的にも効率的にもわざわざ作る価値は無いのです。
FFがなぜ広まったのか？
部品を減らし軽量化できる。
コストも削減できる。
プロシャの部分が車内を圧迫し狭くなる。
エンジンが横置きならエンジンルームを短く出来る。

わざわざ不利になるFRを作るのはなぜ？
そっちの方が車と言う物を知っている人には疑問です。
一部の人しか買わない趣味の車を作るために開発費をかける気はさらさらないでしょう。

Answer 3

ホンダは作っていませんが、子会社の八千代工業が生産した後輪駆動の車をホンダブランドで販売しています

なぜFRの乗用車を出さないのかは、投資を回収出来る見込みが無いからでしょう

Answer 4

ホンダが基本的に小型でローパワーな車体しか作らないからです。エンジンラインナップに4000ccがあればFRも考慮します。ホンダは理論的で技術屋集団です。ドシロート相手に後輪駆動を作ることはあっても、やっぱりクルマとしての基本性能はFFの方がよろしいわけです。

っていうアプローチって、ホンダだけに限りません。トヨタも日産も全部基本はFFです。エンジンの出力軸方向と、タイヤの軸が同軸であるFFは動力をデフで90度曲げるというロスもなければ、後に伝えるというロスもありません。また重たいエンジンの下で駆動させた方がトラクションも稼げます。まさに駆動方式の理想型です。

トヨタのカムリやウィンダムみたいな、ミドル～ラージセダンはFF。4000cc見たいなシーマに積むようなサイズになってくるとエンジンとミッションを横に置くのは車幅的に難しいのでFRになってくるだけです。

FRは既に時代遅れなんですよ。ホンダがこだわってると言うより、ホンダが時代を先取りしていたのです。

Answer 5

合理性を考えればＦＦ。
ホンダはなにごとも合理性で考えるメーカーなのでＦＦでいいのです。

Answer 6

別に拘ってるわけじゃなく、後輪駆動の車を作っても儲からないからです。FFだといろんな車種と部品を共用できるのでコストが抑えられます。FRにすると専用の部品、車台が必要なので、利益が出ません。というか損します。なので後輪駆動の車は相当販売台数が稼げる自信が無いと作れません。過去のホンダの後輪駆動車は全部赤字で全く利益は出ていません。

Answer 7

昔、後輪駆動を作らないのは特許が絡んでいるという話を聞いたことがあります。
（本当かどうか不明）

もうひとつはFRや4WD車を作る場合、リアデフギアを開発する必要があるのですが、
ホンダには開発・生産技術が無いという話があります。
（S2000は、マツダロードスターと同じデフ）