三菱のETC車載器について。 「EP-A015SB」(ETC2.0、対応ナビ「NR-MZ100PREMI」設置済)を 車に取り付けてもらおうかと考えています。

Question

http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/etc/product/ep-a015.html
ナビとの接続ケーブル「LE-64FF-2SS」もオプションとして購入しようかと思っています。

そこで本題に入りますが、このETC2.0にはVICSのオプションが設定されていません。
(正確には、ETC2.0を設置するとナビがVICSに対応できない？)

なぜですか？

「EP-8312B/S」・「EP-7314B/EP-7314BRK」(ETC)では、
オプションでVICSに対応しているようです。

結論としては、一般道でも高速道でも渋滞情報を把握したいということです。
ただETC2.0は、いろいろ便利そうな機能があるのでETCではなくETC2.0を付けたいです。
ETC2.0は将来的には一般道の情報も把握できるようになるのでしょうか。
「VICS WIDE」というキーワードも気になります。

よろしくお願いします。

Answer 1

VICSにもFM-VICSとビーコンVICS(光/電波)があります。

FM-VICSに関しては標準装備なのでキチンと接続すれば
受信可能です。
ビーコンVICSについてはオプションのVICSユニットが必要。
光/電波対応ビーコンアダプター CJ-95H(メーカー希望小売価格26,000円/税別)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/carnavi/nr-mz100/option.html

＞「EP-8312B/S」・「EP-7314B/EP-7314BRK」(ETC)では、
オプションでVICSに対応しているようです。
これはETCユニットとビーコンアダプターの同時接続には
オプションのETC接続ケーブルLE-90BEC-7Lが必要となり
ETC2.0ユニットなら不要ですしオプションのビーコンアダプターも
接続する事は可能であります。

理由としてETC2.0ユニットを接続する端子は専用となっており
ETCユニットとビーコンアダプターの接続端子が
一緒になっているのでETC2.0ユニットではなく
ETCユニットとビーコンアダプターを繋げたいなら
オプションのETCビーコン接続分岐ケーブルが必要となるためです。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/carnavi/manual/dl.php?file=n871l69943&mode=1

長くなりましたがETC2.0ユニットを付けても
オプションのビーコンアダプターさえ繋げば
光/電波ビーコンを受信できる事ができます。

ETC2.0(ITSスポット)は原則、高速道路上にしか設置されていませんし
今後、新規開通する高速道路はITSスポットしか設置されません。
一部のサービスエリアや一部の道の駅に設置されている
ITSスポットは観光情報などの情報を取得できます。
ただし組合せやメーカーによってはこの情報取得に
対応していない場合もあります。
(高速道路上は無関係です)

最後にVICS WIDEは従来のFM-VICSよりデータ量も多くなり
FM-VICSでは不可能だった渋滞考慮のルート引きが可能になりました。
ただしプローブ情報は東京でしかサービス提供していないのと
VICS WIDEにカーナビ自体が対応していないと利用できません。
http://www.vics.or.jp/know/wide/

三菱のカーナビはVICS WIDE非対応です。

質問者からのお礼コメント

大変よくわかりました。
ありがとうございます！

Answer 2

従来型ETC車載機と電波／光ビーコンは同じ端子に接続しますので、
オプションのLE-90BEC-7Lを使用して二股に分ける必要があります。
ETC2.0(DSRC)車載機と電波／光ビーコンは別々の端子に接続しますので、二股に分ける必要がなく、記述されていないだけでは？
（尚、両者の併用については「できる」とも「できない」とも書かれていませんので不明です。）

尚、高速道の情報は、現在の県内の情報に限られますが、本体内蔵のFM多重VICSでも受信可能です。
5.8GHzVICS（=ETC2.0)は一部の道の駅を除くと高速道路上でしか受信できません。
近年、一部一般道にもアンテナの設置が始まっていますが、情報収拾用のアンテナで
車載機への情報提供は行われていないようです。