パイオニアのナビのスマートループについて教えてください

Question

話を聞いたことがあるのですが、スマートループは携帯を接続してウェブから情報を取得するらしいですね。

だとするとスマートループを利用しようとすると毎回お金がかかってしまうのが気になります。

近場で車を利用するならナビは必要ないのですが、遠出したときに知らないところでナビを利用しようと思っています。

スマートループはビーコンよりも情報取得量が多いといわれていますが、実際には便利なのでしょうか？
一度携帯を接続して情報取得するとそれだけでナビ内に保存されるのでしょうか？
ビーコンのようなものはあるのでしょうか？


スマートループの上手な使い方や、機能について詳しくご存知の方ご教授いただきたく思います。

よろしくお願い致します。

Answer 1

私からは、スマートループの仕組みについてお答えします。
スマートループとはプローブ交通情報とも言われ、実際に自動車が走行した位置や車速などの情報を用いて生成された道路交通情報です（Wikipediaより）。従来からあるVICS交通情報は、主要幹線道路に設置されているセンサーからのデータを用いて生成された道路交通情報なので、提供範囲は主要幹線道路のみです。プローブ交通情報はすべての道路を出せる可能性があり、この量の違いはカーナビの経路にも違いが出ています。
プローブ交通情報を出しているサービス（会社）には、「スマートループ渋滞情報（パイオニア）」「インターナビ・フローティングカーシステム（ホンダ）」「カーウィングスプローブ交通情報（日産）」「プローブコミュニケーション交通情報（トヨタ）」「UTISプローブ交通情報（ユビークリンク）」などがあります。
データ源の違いがあり、ユビークリンクの携帯カーナビサービス「全力案内！」は政令指定都市のタクシーと会員データ、他社のサービスは会員データのみ、のようです。
私が使っているiPhoneの全力案内！を見ると、確かに東京都内では7000台あまりの契約タクシーがセンサーになっているそうなので、ほとんどすべての道路の渋滞が出てきて便利です。
また、全力案内！は携帯電話やiPhone用のサービス、他社は車に設置するカーナビからのサービスになっています。手軽にプローブ交通情報を見てみるなら、全力案内！ですぐに確認できます。
またパイオニアとホンダ、パイオニアと日産はプローブ交通情報の相互交換を始めたようなので、今後情報量が増え、まだまだプローブ道路交通情報の進歩が続くと思われます。
海外では、VICSのようなセンサーを設置する方式の交通情報は発達しておらず、プローブ技術を用いた道路交通情報が広がっています。

質問者からのお礼コメント

詳しくかいていただきありがとうございました。

Answer 2

スマートループは単機能のサービスではありません。情報を得るだけでは成り立たず、その情報のためにあなたからも提供しなければなりません。情報提供する代わりに情報提供を受けるというサービスです。

情報提供は携帯電話を接続してリアルタイムで行う方法のほか、情報を蓄積しておき、HDDを自宅に持ち帰ってインターネットに接続したときに提供するという方法があります。前者の場合は通信費がかかりますので、パイオニアでは携帯電話キャリア各社のパケット代定額サービスに加入することをすすめています。

それ以外にも、観光情報や様々な情報をユーザーが提供していますので、そういった車の使い方をする方はいいかもしれませんね。

私は以前から対応機種を使っていますが、VICS・ビーコンの情報で十分ですので、使っていません。主に仕事で都内での使用ですから。