スバルのR2は4気筒エンジン?で燃費や走りやすさがいいのかもしれませんが 部品のコストがかかるっていうことがデメリットなんですか? 軽自動車の生産をやめるとか

Question

R2よりダイハツのソニカをかったほうがお徳なんでしょうか?
部品代の部分で?

補足

R2のほうが壊れにくいのでしょうか?

Answer 1

スバルの軽自動車の4気筒エンジンは、単純に数値の上で3気筒と4気筒と比較してメリットがあるかのように書かれていますが、設計年次で言えば、他メーカーの3気筒エンジンに較べて1世代は古い設計のままです。その時代の技術革新に併せて設計変更して、対応するにも限界があります。
部品代コストは確かに1気筒分多ければ、増えますが、単純に1気筒多ければ、それを組み付ける人件費も1気筒分増えます。

ユーザーが購入する段で言えば3気筒だろうが4気筒だろうが、極端に車両価格に影響したりはしないでしょう。しかし、660cc程度の小排気量では、最新鋭技術で開発された3気筒エンジンに較べると、1世代くらい古い4気筒エンジンは常用するエンジン回転数を高めていないと実用的な出力を得られない傾向にあるので燃費の点で不利です。

エンジンを新規開発するには膨大な費用が掛かります。時と場合によったら、エンジンを製造するための工作機械も丸ごと更新しなければならず、1種類新規開発するために数十億円の投資が必要になることも。

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ダイハツソニカは、製造終了していて、現在では中古車以外には入手する手段はありませんので、念のため。

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スバルの4気筒エンジンは、エンジンルーム内のオイル滲みによる汚れは付きやすく、エンジンルームが汚くなり易いです。噴水みたいにオイルが漏れてるわけではないので、壊れてるわけではないんですが。

Answer 2

部品点数が多くなるのでコストは掛かります。
反面、長く作り続けたことで開発費の上乗せは少なく、熟成が進んだ事や資質の点からも振動の面で最新エンジンよりも一歩先を進んでいます。

スバルの軽自動車が、燃費の面で優位だった時代は過ぎました。
他社よりもエンジン単体燃費があまり良くなかったスバルは、いち早くCVTを採用して好燃費を手にします。
しかしそれを見た他社も次々後を追い、単体燃費の良いエンジンとCVTを組み合わせているので、実燃費では敵わなくなってしまいました。

故障などで、3気筒と4気筒で経費に差が出ることは極僅かです。
ピストンやシリンダー、クランクなどに関わる物となれば、修理代はバカ高く、どちらにせよ乗換えも含めて考える事になります。
残された物はプラグやハイテンションコードくらいですが、滅多に交換する物ではありません。

「お得」という土俵で評価すれば、R2は決して良い評価は得られません。
しかし、「上質」「上品」と言った点で評価すれば、まだまだ他車には負けません。
高性能AWDブランドである「スバル」と、軽自動車ブランド「ダイハツ」の違いともいえます。
論より証拠、乗り比べると理解できます。


追記です。
スバルの軽自動車の特徴として、開発時は最新技術を惜しげもなく投入し、長く作り続けて熟成させる点があります。
当然、モデル末期は熟成が十二分に進んでいるので、故障も少ない傾向です。
R2も、そういった車の一台ですよ。(^^)