ダイハツ ブーン 「お洒落かつ乗りやすい！軽自動車プラスαな方にオススメ」のユーザーレビュー

お洒落かつ乗りやすい！軽自動車プラスαな方にオススメ

2021.9.20

総評

ブーン/パッソと同じ車格として、日産マーチ、三菱ミラージュ、スズキイグニス一（半）段上を見るとホンダフィット
、日産ノート、トヨタヤリス、スズキスイフトなどがあるが（ロッキー/ライズ・ルーミーは別枠ということで。）、良い意味で一番軽自動車っぽい車と感じている。
昨今の軽自動車は内外装に力を入れていて、そこで培ったデザインや内装部品などダイハツ内で共通化されているため、消費者目線から見ると低価格かつお洒落にまとまっているのではないだろうか。

満足している点

ダイハツの軽自動車で培ったデザインや内装が上手くブーン/パッソに反映されている。
多くを求めなければ十分に使える車ではないだろうか。

不満な点

軽自動車に似たエンジンで、同車格の日産マーチや三菱ミラージュ、スズキイグニスと違いトルクが細いため出だしが重たい印象。アクセルを状況に応じて適切に踏めるか、のんびり走る方向けの車である。

デザイン

4

元祖のストーリア/デュエット（後期）から初代ブーン/パッソのデザインも可愛い系のルックスで登場。また、格好良いエアロのモデルも用意され、様々な方に受け入れやすいデザインと言える。
3代目現行型ではダイハツでよく使われている手法で、同一車種に複数のエクステリアが用意されている（ノーマルとカスタムはもちろん、キャストやコペンといった）この車も例に漏れず大きく２種類用意されている。
標準グレードの「X」は大きい動物のような顔をしていて、対照的に上級グレードの「CILQ」は小動物のような顔をしている。
好みは分かれると思うが、予算があれば上級グレードの「CILQ」を購入したいところ。
また、この2グレードによって内装も大きく変わり、標準グレードの「X」は商用車的な感じが否めない。
上級グレードの「CILQ」は内装も華やかになっており、長く乗れるのではないだろうか。

走行性能

4

同社の軽自動車でムーヴカスタムが830〜900kg、ブーンが910〜960kgでおよそ100kg重量があるのだが、リッター車ということもあり軽ターボ車と同等、またはそれ以上の機敏さが感じられた。
1〜2名での使用や平地での４名乗車であればリッター車としては使用できるのではないか。

乗り心地

4

ブーン登場の2年前の2014年に6代目ムーヴが発売された際、『軽の本質』と発表され、DNGAの元祖である『Dモノコック』を採用するなど、乗り心地や運動性能が飛躍的に向上した。このブーンも、さすがに『DNGA』という新プラットホームを初採用した現行タントと比較すると見劣りするが、段差を乗り上げた時の振動の吸収や走行時の滑らかな感触は当時のリッターカーとしては良いのではないだろうか。静粛性はこのクラス相応であり、エンジン音は軽自動車と対して変わらない感じがした。

積載性

-

後席は6:4の分割シートになっている。（ストーリア/デュエットの時代は非分割シートだったと記憶している。）
積載性に関しては同社のムーヴと変わらないのではないか。
グレードによっては、助手席下にシューズボックスが設置されている。

（実際に大量に荷物を運んだことがないので無評価でお願いします。）

燃費

-

（すみません。忘れました。）

価格

-

（レンタカーなので無評価で）

故障経験