プジョー207後期モデルの4速ATの故障頻度は？

Question

2010～11年式の中古購入検討中です。
2ndカーの購入を検討中です。Bセグで中古をと思い、デミオ、フィット等を見ていたのですが、同じ位の年式で207の相場がほぼ同じ位でした。
以前、2002年式の307に乗っていて、結構気に入っていた事もあり、207に気持ちが傾いています。
しかし、ネットで検索してみると、4速ATが壊れ易いとの評判です。そう言えば、昔乗っていた307も4年目にソレノイドバルブが壊れました(その時は、期間内だったので保証が効きました)。その後は、トラブルなく10年目まで乗りました。中古は保証が効かないので、故障すると高くつくと理解するのですが、自分の乗っていた307よりだいぶ後の年式ならば、信頼性が上がっているのではないかと期待するのですが、どうでしょうか？
あと、先代の308の前期モデル、208の前期モデル、C3の前期モデルあたりも同じ4速ATだと思うのですが、このあたりはどうでしょうか？

Answer 1

ＡＬ４は基本構造は初期からずっと変わってないけど何度か改良が入ってます。

３０７後期でＡＴ内部パーツの多くが対策品に変わり、ここで故障が格段に減ったといわれてます。そしてその後は３０８前期で冷却不足を補うためにＡＴＦオイル量が見直され増量されてます。さらに２０８搭載のものだとトルクコンバーターがＺＦ製に切り替わって制御に手が入りＡＴへの負担も軽減してるものと思います。※２０８は初期の短期間しかＡＬ４搭載モデルは存在しないですし、数も少なく経年もしてないのでまだ未知数ですけどね。

質問の２０７だと発売時期からしておそらく３０７後期に積まれてるものとほぼ一緒だと思われます。また、307時代に同時期に売られていた206のほうでは307で多発したほどはトラブルが出なかった（といってもそれなりには出てますよ）とのことで、ＡＬ４のトラブルは車重にも起因するものと思われます。重いものを動かすのと軽いものを動かすのではＡＴへの負担も違うのでしょうね。

結局のところ日本の交通事情ではＡＴ内部の熱処理が上手くいかず、それが故障原因になってたということは既にはっきりとしています。想定外以上の高温に長時間晒されることでＡＴ内部の制御コンピュータやセンサーが壊れたりバルブ詰まったりしていたわけですから。


今から207買うのでしたらもう壊れるかどうかは「運」としか。
それなりにトラブルは出てます。ただ、307前期ほどじゃないのも確かです。

個人的にオススメするのは308前期ですけどね。壊れてる人はいることはいるけど滅多に聞かないから。Ｃ３は知り合いが乗ってますけども、新車保証期間内でＡＴ全交換なりました。分解修理で済んだっぽいけども常連客ってことで行き着けディーラーの工場長判断でＡＴ交換対応してもらったとのことです。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます。やっぱり買うならなるべく新しい世代のものを買ったほうが良さそうですね。参考にします。

Answer 2

AL4という４ATは小排気量の207には比較的マッチングはとれているというウワサをきいたことがあります。
同じAL4でも1.6ターボだった308はかなりトラブル多発するらしいです。
でもAL4はトラブルあるらしいので、そのあたりは覚悟の上で買った方が良いのでは。

Answer 3

PSAグループのAL4です。
信頼度の向上もなにもAL4はAL4です。206～307～207～308～208まで、十数年搭載されていたAL4に差はありません。
2トロニック/センソドライブは改良されてETGになっています。

ネットでは悪評が高いですが、実際のところ、AL4に限らず欧州車のAT（2ペダルMT）なんか電球程度に思っとけばよいです。電球に信頼性も糞もありません。切れる時は切れます。
ただ電球交換のように「容易で安価」というわけにはいきませんが。

欧州車の「扱い方」をしてやれば、そんなすぐに故障してしまうダメなATではないと思います。AL4以前のプジョーの4AT中古車を所有していたことがありますが、ATに支障が出たことはありませんし。

輸入自動車への敷居が低くなった時期、ネットを利用し個人の発信が容易になった時期と重なって、欧州車の扱い方を知らない人が日本車のように扱って（ディーラーでは日本車のように扱えますよ。というのが売り文句の一つだった）自ら壊してしまっている事に気付いてないだけだと思います。（ユーザーの質、意識レベルの低下）
新車時から乗っているのならともかく、中古はこの辺が厄介ですからね。
欧州の小型車はMTで乗るのが最良の選択だと思います。
ちなみに私の106は15年目ですが全く壊れません（自走不能になったことはないという意味）