なぜ日本の自動車メーカーはデザインに価値を置かないんですか？

Question

ドイツに住んでいますがたまに日本にもきます。大変失礼かもしれませんが、いつも日本に来て思うことはなぜ日本人はこんなダサい車に平気に乗れるのかな～と疑問に思っています。小さい段ボール箱に小さなタイヤをつけたような車や、統一性のなく９０年代からあるようなコンセプトでいまだにとおしている印象ですら受ける。スバルの時期インプレッサが公開されたばかりだがあまりの平凡さにため息をつくほどだ。トヨタ・プリウスは空理気を意識したデザインなのは分かるがあまりにも格好悪い。これがドイツだけでなくヨーロッパでプリウスの売れない最大の理由のひとつなんだ。かまわず平気で乗れるのが日本人だ。さて日本人はセンスにない国民なのか。そうではないのだ。ファッションや電化製品を見ても明らかにデザインを意識しているのが分かる。ではなぜ車で終わるのか？良くこんな車にお金を払おうと思ったねとすら思う。

日本人カーデザイナーが無能なのではなく、日本人消費者が求めていないのだと思う。しかし、レクサスやインフィニティで突然デザインが良くなっている・・・。レクサスはドイツですらいくつもの賞を獲得している。デザイン賞もそのひとつだ。ホンダもヨーロッパの市場ではデザインに力を入れている。欧州シビックがいい例だ。ホンダはシビックでレッド・ドット・デザイン賞を受賞したが、デザインしたのは韓国人らしい。ドイツの高級車メーカーにも日本人デザイナーが携わっている。

ヨーロッパでは大衆車ですらデザインに力を入れている。VW、オペル、フォード、アルファ・ロメオ、シトロエン、ルノー、プジョー。どれも統一性があり、それぞれのデザインフィロソフィーを築いている。 車を買ったらお隣さんの反応を気にするのがドイツ人。^^（中には車にまったく興味のないドイツ人も増えつつあるが・・）

確かに日本では走る機会は少ないが、だからと言ってワゴン車やボックス車に乗る必要はないと思います。小型ならせめて、アルファMitoやシトロエンC3などのデザインセンスで作ってほしいものです。

補足

@gaya_dy3wさん 答えはまだ出ていません。^^ なぜ求めないのか、関心がないのかがポイントです。

Answer 1

お客がそれを求めないから。
企業は売れないものは作らないですよ。

なぜ求めないかって言われても国民性としか言えないでしょう。
法事に違和感なく行けるのが自家用車だって言われた国ですから。
あらゆる面に無難さを求める日本人の感覚なんだと思います。
「他人の目を気にする、目立つことをよしとしない→無難な選択」
って事だろうと思います。
これは日本人の価値観ですからどうしようもないでしょうねぇ。

そういう、ドイツだって以前オペルのデザイナーだった児玉英雄氏は
ドイツ人はデザインを重要視しない。
イタリアやフランスとは大違いだ、デザイナーとしてはやりがいのない国だって
語っています。

そんな中でも欧州を向いているマツダやスズキは頑張ってますよ。
でも国内じゃやっぱり売れてない…。

「売れない」やはりこれが全てでしょう。
それに違和感がある人は好きな車に乗れば良いのです。
自分だってずっと欧州車だしね。
でも、いくらそう思っても他人にそれを強要する事は出来ませんから。
自分から見ればドイツ車さえ日本車と同じ方向性のように思えます。

でも今は日本でもイタリア車とかフランス車かなり増えましたよ。
それだけデザインを重要視する人も増えたって事だろうと思います。

国産車でもトヨタのプロボックスとか日産のNV200バネットとか商用車には
結構いいデザインの車がありますよ。
軽バンとか軽トラとかも機能美として世界にも胸を張れるデザインだと思います。

ひとつだけ言えるのは、日本車は安っぽいのを嫌うって傾向があります。
安い軽でも少しでも立派に見えるように努力しています。
これが逆に非常に貧乏臭く見える…。
無理して背伸びしてる感がプンプンと漂うんですよ。
だから商用車にかっこいい車が多いのかも知れません。

日本には安っぽいけど粋だって車がほとんど存在しないですね。
フィアットパンダとかルノートゥインゴとかみたいな…。
この辺の割り切りが難しいんでしょうね。
そういう意味では初代ワゴンRなんてかなりいい感じだったんですが
モデルチェンジの度に立派になり…
現行のワゴンRなんてはやはりかなり貧乏く臭いです（笑）。

日本人はデザインより質感を重視するって話も聞きました。

Answer 2

残念ながら車は移動手段の一部になり、見た目より中身＝昔なら加速性能、しかし今は経済的、機能性、燃費重視になっています。金ある人はよい車乗ればよいのですよ、高い車ならデザイン、性能（燃費除く）よい車、たくさんあります。私は価値観が車から離れ（スピード出すとこないし、出せば捕まるし、妬まれるし、傷つけられるし、、）今は自宅の庭やインテリアに興味がいってます。

Answer 3

ごもっともな意見だと思います。デザインなら昔の車の方がよかったと思います。例えばスカイライン。みったくないですね。大徳寺さんもいってましたが、今は車は道具になってしまった。昔は給料のほとんどをつぎ込み昼飯代うかせてまで車にかける方いましたが今はいません。車てばなしても高値でうれました。財産にもなりましたが今は二束三文です。今は道具ですから日本はデザイン重視しないのでは。

Answer 4

貴方の感覚と、世間の感覚がずれている
デザインとは、個人の好みの問題です
貴方が素晴らしいと思っても、他人はどう思うか、それは不明です
それだけです

Answer 5

日本車はいいほうですよ。

Answer 6

乱暴にいえば質問者さんが指摘されているようにマーケットが日本車（アジア車）にデザインに主張や個性を求めていないことに尽きます。評価されるデザインはほとんど販売に繋がらない現実。支持されるテレビ番組やベストセラーが概ねくだらないことと同じです。要は消費者のセンスが貧相だからでしょう。つまらないくだらないモノや雰囲気に多く接していると感覚が麻痺してそれが当たり前に思えてきます。その意味ではどう評価しても救いようがないデザインに向き合うのは時間のムダと言えるでしょうね。

Answer 7

日本に限らず欧州車も個性的な車ってのは最近はほとんど見なくなりましたね。
時代の流れなんじゃないでしょうか。

車社会が成熟してファッションと言ううより道具としての車を選ぶ人が増えたってことかもしれません。

Answer 8

おそらく、ユーザーが「実用性」を最優先しているからでしょう。


許される範囲で、室内空間を最大限に確保しようと思えば、必然的に箱型になるでしょうし、視界を確保しようと思えば、シート位置も高くなります。また運転面でも、オーバーハングが小さく、切断面がフラットなほうが車幅や全長を把握しやすいというのがあるでしょう。場当たり的な都市計画のせいで、すれ違いも容易でない、狭い道路がとにかく多いんですから、この国は。

デザイン上の「美」や「個性」とは、ある意味、「無駄」です。つまり、日本人は美よりも実用性を重んじる人種ということです。まあ、たしかに箱バン、ワゴンにしても、もっと違う「見せ方」もあるだろうに、そう思わずにはいられないです。それは車だけでなく、建築を見ても、同様ですが。

また都市圏では駐車場代が高く、公共交通機関が発達しているため、車の必要性が低く、逆に車の所有率の高い、地方の人間は収入も教養も低く、車に実用性以外の価値を求める余裕や見識がありません。

つまり、本質的に日本人は、まだまだ「貧しい」ということです(笑)。

★そんな日本人でも、すこしづつ変化してきてはいるようです。プジョーのコピーといわれながらも、スポーティなMAZDA２（デミオ）がそこそこ売れていますし。ただ、大半のユーザーがJAZZ（フィット）を選んでしまうところが、いかにも貧乏性の日本人らしいですけど(笑)。毎日、なにを載せようというんでしょうね？(笑) でも、その国から生まれたライトウェイトスポーツ「MX-5（ロードスター）」が、スポーツカーとして世界じゅうから認められているのも面白いでしょう。ドイツでも見かけませんか？



ご参考までに。。。

Answer 9

日本のメーカーがデザインに価値を置かないというより、とことん保守的な
部分がデザインに出ていると私は考えます。

ヨーロッパのカーデザインの全てが良いわけではなく、中には酷いものもあります。
ただし、酷いのはやりすぎが主な原因で、デザインを考えなかったからでは無く、
コンセプトはしっかりとしているのは感じます。
フィアットの前のムルティプラあたりは酷いと言うか、やっちゃった感があります。

日本の車も、今までもヨーロッパの有名デザイナーを度々起用している車も
あるのですが、同じデザイナーの作品にしても、日本車となると大胆さに
欠けると常々思います。
これは、日本のメーカーがデザイン選考に関して、思い切った選択ができない
からだと思っています。デザイナー自身が日本向けを意識して無難なデザインや
いい加減なデザインをしているとは考えにくいのですが、できあがった車が
今ひとつ他の日本車と大きな差が出てこないのは、いくつかの方向性から、
保守的なデザインを選んでしまうと推測します。

私は、グラフィック系のデザインを生業にしていますが、クライアントから新しい
感じのデザインを…と依頼されても、ラフ案の中に、必ず捨てのデザインと
言える無難な物も付け加えます。これは、クライアントに選択肢を多く与えて、
方向性を確かめる意味もありますが、新しい感じと言っておきながら、
本当は冒険できないクライアントが多い事が分かっているからです。

また、日本のデザインに対する意識の低さというか、概念的に「らしい」ものを
欲しがる傾向があるみたいです。
例えば、何年も前の調査ですが、オーディオ機器に関して、北欧ではインテリア
の一部として、木目の入った物や、カラーバリエーションから選ぶ傾向にあるのに
対して、日本は、ハイテク感を重視した、シルバーや、アルミヘアラインの黒など
が好まれます。これは、オーディオ機器の高性能らしさを出した方が売れるから
であって、ライフスタイルや部屋の内装にマッチさせるといった、トータルでデザイ
ンを考える意識が希薄なのかも知れません。

それに、日本の車はメーカーとしての統一感や個性よりも、車種ごとの個性を
打ち出します。デザインと言うより、機能や性能、実用性が重視される気がします。
新しい電子デバイスや、燃費、室内空間の使い勝手や、ドアの開き方まで
ウリ文句は様々ですが、デザインで興味を引いて買わせるほど、多くの日本人は
デザインに興味がありません。

Answer 10

デザインを決めるのは会社の上の人だから。
俗に言う「品確」品質確定 の人たちはまだそのずっと下の人。
考えの古い、売り上げ至上主義な、車に疎い人たちなので、
デザインは2の次3の次であって、万人受けのものしか許可しません。
欧車デザインの好きな人向けにデザインした車が、はたしてどれ程の
売れ行きをするかというのは冒険以外のナニモノでもないのです。
上の人からすれば、何千何万の社員を抱えて冒険的商売は出来ないのが現状。
趣味で造るなら光岡にでも頼んでください。
ということです。

Answer 11

あなたは随分とヨーロッパのデザインが好きなんですね。

日本人のすべてがそのようなデザインを好むとお思いですか？

残念ながらそのままのセンスでデザインを考えたら日本では数が出ないでしょうね。

あなたは日本の車を全てとまで言わなくても数多く見ましたか？

私は始めてみた車でもデザインでメーカーの見当がつきますよ。

国産車はメーカーごとに特徴があります。セルシオがベンツの真似してるって馬鹿にしてた人もいます。

ドイツ車はイカツイので敬遠する人もいますよ。値段の問題じゃなくて・・・・