BMW X5 のみんなの質問

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燃料電池車の先は何かあるのでしょうか?

まだ電気自動車も一般化してない状況で燃料電池車が誕生して、これは水しか排出しないので現時点では最強の環境に優しい車となります。
価格は電気自動車よりも倍するのが最大の課題ですが。
水素をガソリン代わりにする燃料電池車の次の世代の車の構造はあるのでしょうか?
それはどんな物質を動力源とするのでしょう?

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ベストアンサーに選ばれた回答

電気自動車向け充電スポット検索サービス「EVsmart」を運営する者です。
燃料電池自動車はおそらく普及しないと思います。その理由についてまとめてみましたのでご覧ください。
http://blog.evsmart.net/electric-vehicles/hydrogen-fuel-cell/

これを見ていただくと大まかに下記の問題があることが分かります。
・現時点での1kg1000円という赤字価格ですら、消費者にとってはガソリン車の燃費とさほど変わりなく、コスト面でメリットがない
・現時点での1kg1000円という赤字価格のため、天然ガスやLPGから水素を作った場合、利益が出ない。
・水素を水電解で生成することもできるが、その場合、結果として必要とする電力が膨大で、その電力をそのまま電力会社に売ったほうが水素を生成して運んで売るより圧倒的に儲かるため、誰も水電解のプラントに投資しない。

これらは明らかに解決法が現時点で見つかっていない問題です。これに加え、水素ステーションはこれから建設しなければならず、実用になる1万か所までに、まだ4兆円くらい(1か所4億)の費用が掛かります。
一方、電気自動車は自宅で充電するものです。マンション等の充電設備にはまだまだ補助金等が必要かも知れませんが、今後は電気自動車の航続距離も増加しますので、公共のインフラにはそれほど大きくは依存しません。

一部、回答してくださっている方の中に、電気自動車の充電時間が、、と言っていらっしゃる方が多いのですが、これはある意味間違っていると言えます。なぜなら、電気自動車のほうが充電時間は短いからです。ちょっと逆説的に聞こえますよね。計算してみましょう。
1か月に1回ガソリンを入れる方がいらっしゃったとします。月に20日車に乗るとします。

ガソリン車:ガソリン1回を入れるために約5分=300秒
電気自動車:朝自宅でケーブルを車から抜き(5秒)、夕方に挿入する(5秒)。計200秒

年に1回、オイル交換がありますよね。30分
電気自動車はオイル交換はありませんので0分

年間で見ましょう。
ガソリン車:12x5+30=90分
電気自動車:12x(200/60)=40分

ということで、ガソリン車には倍の手間がかかるのです。これは、電気自動車を一度所有してみると分かることです。
電気自動車で遠出した場合、外出先では充電スポットを使用します。しかし、この充電中の時間は待つ必要はありません。高速のSAPAには充電器がありますので、そこの車内に人がいるかどうか見てみてください。誰も待っていません。ドライバーは充電器をつないだら、トイレや休憩をしていて、そのついでに充電しているので、無駄になる時間は非常に少ないです。
ただし、ほとんど休憩せずに3-4時間以上も走行し続ける方もたまにいらっしゃいます。そういう方にとっては、電気自動車は時間がかかります。しかし、それ以外のほとんどの方にとって、充電の時間は実はガソリンを入れている時間より少なく無駄がないのです。

質問者からのお礼コメント

2016.10.13 20:45

回答ありがとうございます!
水素燃料ってそんなに製造コストがかかるとは知りませんでした。
技術革新で変わるかもしれませんが。
30〜40年後も普通にガソリン車がたくさん走っているかもしれませんね。

その他の回答 (6件)

  • 燃料電池車も電池という言葉通り、電池で走る電気自動車です。
    リチウムイオン電池の次が燃料電池で、その次は研究レベルでは色々検討しているのでしょう。
    個人的にはナトリウムや硫黄系電池の小型化が面白いと思います。
    水素社会は来ないと思います。

    http://eetimes.jp/ee/articles/1103/04/news120.html

  • 燃料電池車のさらに先のエコカーは、私が知るかぎりありません。仮にあったとしても、貴方が生きている間では普及しないと思います。

    電気自動車ですが、あれはHVなどのエンジン付きエコカーが技術不足で作れないか?作っても燃費が他社比で悪い自動車会社が、技術不足を隠すために使う技術です。 でも、日産のように、その後エンジンを使った燃費のいいエコカーが出ると電気自動車は積極的に開発しなくなります。 現に、日産は、eパワーなる新HVシステムの開発優先で、次期日産リーフの話題など、デビューから6年経過しても一切出てこないのがその証です。次期日産リーフは存在しないかも。

    次世代車の本命は、燃料電池車です。水素ステーションの数は、EVのテスラチャージャーの数の数十倍もありますし。燃料電池車は、国策です。

  • エネルギー効率がいいのは自然の4つの力。
    そのどれかを利用すればいい。
    思いっきりはしょるが重力エネルギーがベストだと思う。
    核エネルギーとかあるが安全に使いこなせないだろう。
    まだどのようにしてエネルギーを取り出して推進力にするか原理さえ分からないが
    人類が滅亡するまでに実用化するかも。
    その辺りが究極。

  • 水素を燃料にする燃料電池車は、量産して普及させる見通しが立てづらいので、何らかの圧力で国が強制的に推進でもしない限り、普及することはありません。

    しかし、電気自動車には明るい未来があります。
    明るい未来と言っても、その未来が来る頃には、我々はもう生きていません。
    理由は以下の通りです。

    現在、早いペースで、ハイブリッド車が増え続けています。
    ハイブリッド車は、構造的な面から見ると、簡単に電気自動車に転用できます。

    そして、ハイブリッド車の普及のおかげで、高性能な蓄電池が大量生産されていくので、今後ますます量産効果で、高性能な蓄電池が安価で生産できる環境が世界規模で整っていくのです。

    そうなると、電気だけで走る電気自動車は、現在のハイブリッドカーよりも低コストで生産できる時が来るはずです。
    なぜなら、ガソリンと電気の両方を使って走る車を作るより、電気だけで走る車を作るほうが、シンプルで簡単だからです。

    しかし現在では、電気自動車は航続距離が短い問題があり、一般家庭では充電にも時間がかかる大問題があります。
    この問題がある以上、いつになっても電気自動車は普及しません。

    しかし蓄電池の性能は年々進化して、過去20年間で、1kg(リチウムイオンタイプ)の蓄電池に蓄えられる電力量は数倍になりました。
    蓄電池は、これからも進化していく分野なので、およそ200年後には、150万円で購入できる小型電気自動車でも、航続距離1,000km以上が可能になると思います。

    政府の今後50年の見通しでは、ハイブリッド車が6割以上を占めると言われているように、たかが50年程度では、電気自動車が普及するとは思えません。
    やはり50年先では、主力はガソリンと電気の併用で間違いないと思います。

    しかし200年後には、蓄電池の性能は飛躍的に向上し、ガソリンを使う必要すらなくなってハイブリッド車が消え、蓄電池の量産効果でコストも下がり、モーターの性能も今以上に向上し、ガソリンエンジンを積む必要がないので車体も軽量化できて、電気100%で走る電気自動車が当たり前になる時代が来るはずです。

    そんな頃には、充電スタンドの環境も整い、高速充電技術も進化して、短時間で充電できるようになると思います。
    当然、世界全体で必要になる電力量は今以上に増えますが、必要になった分発電所を作れば解決する問題です。

    今は原子力発電所に対して悪く言われていますが、200年後には原子力発電所は車のためにも必要不可欠だと、誰も文句言わない時代になってるでしょう。
    その頃には、原子力発電所の事故は、遠い昔の話になっているはずです。

    300年もたった頃には、『昔の車は燃える液体を使って走らせていたから事故を起こすと大炎上することもあったんだよ』 と、笑い話になるかもしれません。

  • 間違いなく言える事は電気自動車に未来はありません。
    燃料電池自動車は先はまだ霧の中ですが道はある様に思いますが、水素がその主力かは分かりません。


    電気自動車は充電時間がネックです。どんなに綺麗事を言っても無充電で1000キロ以上走れないならガソリン車や燃料電池車の代わりにはなれませんし、電気の調達を発電所に頼る電気自動車はそれが普及するには原子力発電所が各県に1つ以上必要と言われるほど電気を食い、充電には時間がかかり不便です。

    燃料電池自動車ならば電気は自己生産、その為の燃料の補給もガソリン車と大差無い時間で可能です。

    但し、水素は現在原油から作る方式の為エコではありませんし原価が高いです。

    代替え安価、容易調達の燃料が発見されれば普及すると思います

  • そんなに単純に一方通行的な進化じゃないと思いますけどね。

    電気自動車が一般化するなんて言うことはあるのかな?
    そうならない可能性だって低くないと思いますよ。
    充電時間の長さは実用面では最大のデメリットですし、航続距離をどうするのか?

    「水素をガソリン代わりにする燃料電池車」・・・これもちょっと違うのでは?
    ガソリン車は、ガソリンを燃やして得られたエネルギーで走りますけど、燃料電池車は水素で電気を起こすだけで、走行にかかわる部分は電気自動車ですからね。

    実は、水素をガソリン代わりに燃やして走る車があるからです。
    マツダとBMWが開発していましたが、市販には至っていないようです。
    パワーが低かったとかいう事です。

    マツダはRX-8の試作車があって、公道での試験もしていたはず。
    ガソリンと水素の両方の燃料に対応していました。


    ただ、方向としては電気に傾いていくでしょうね。
    自動運転車と組み合わせ、自動車を所有するのではなく、必要な時に借りるというスタイルが可能になります。
    スマホで呼び出して、乗り込んだら目的地を伝えればいいわけです。
    車を降りたら、車が勝手に最寄りのステーションに帰って充電を始める。

    ユーザーは維持費はかかりませんし、免許も不要。
    したがって、万が一の事故の時にも一切責任を取る必要もなくなります。

    移動のための道具としては、こういう姿に進化することはありうるでしょうね。
    でも、そんなものは自動車じゃない!という人もいるでしょう。
    私もそういう考えです。

    そういう人は少数派になるでしょうから、従来通りのガソリン車に乗り続けることが可能になるかも。
    発生する排ガスの総量は少なくなるので、問題視されなくなるかも。


    気になるのは、電力をどうするのか?
    この国の馬鹿な政府なら原発を推進するでしょうね。
    先ほどのような自動運転のタクシーのような形になると、水素のチャージは難しいかも。
    電気なら非接触でも充電できますからね。


    代替ガソリン、バイオメタノールとかの燃料を使うのは、人が普通に運転する自動車だけになるのでは?

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