良くbmwやbenzなど外車は同じ車種でも海外で購入した方が日本で購入する時の価格よりも安いと聞きます。 bmw i8も日本だと2000万円の価格でドイツだと半額?とかって噂も聞きました。 そこで

Question

、質問なんですが、なぜこんなにも値段がちがうのでしょうか?

そして、そんなに価格が違うなら海外で車を買ってフェリーとかで日本に持ってきた方がいいんじゃないかと思うんですが、まずそれが可能なのかどうか、また規制がかかるのだとしたらどういった規制がかかるのか等教えていただきたいです。

Answer 1

ドイツ価格と日本価格は現状の円安で逆転が多くなっています。

以下に、装備を同じにした価格を記載します。
(各国のメーカーホームページで確認できます。)

【BMW ActiveHybrid3 MSport】
DE:¥10,123,394 (€72,309.96)
USA:¥7,014,000 ($62,625)
JPN:¥7,850,000

【Audi A4 2.0TFSI Quattro】
DE:¥6,034,000 (€43,100.00)
USA:¥5,415,200 ($48,350)
JPN:¥5,380,000

【Mercedes E400 Hybrid Advantgrade】
DE:¥8,898,939 (€63,563.85)
USA:¥7,268,160 ($64,805)
JPN:¥9,154,000

※為替レートを€1=¥140,$1=¥112で換算しました。

過去の円高時代であれば並行輸入で安く入手できましたが、現在は並行輸入した方が高くなります。
北米価格が安いのは自動車市場自身の相場が安いからです。
北米モデルは、コストダウンのため仕様が異なる場合もあります。

ドイツ価格が安いというのは一種の都市伝説です。
ベースモデルの質素な装備なら確かに安いのですけど、日本には輸入されません。

(a_chu_2byoさんへ)

質問者からのお礼コメント

皆さん回答ありがとうございます。
意外と価格が変わらないとしり驚きました。

Answer 2

別の方がドイツ車の本国価格を書かれていますが、いずれもVAT（ドイツは１９％）込の金額です。日本では消費税８％ですから、税抜きの価格で比べると、

例えば、BMW ｉ８

ドイツ 2030÷1.19＝1705万円

日本 1917÷1.08＝1775万円

やはり日本の方が高いのですが、この程度だと運賃なども考慮すれば妥当でしょう。

アメリカは州により消費税率が異なりますが別の方の価格は税抜き価格ではにでしょうか？
これに、０～９％程度の消費税がかかりますので、1$=112円ならば、実質的に日本とはさほどの価格差はないかもしれません。

いずれにしても、消費税率の差を加味しなければ正確な比較になりません。

Answer 3

まず、ドイツ本国のウェブサイトで価格を確認してみてください。日本の価格とほとんど変わらないことが判ります。
違ったとしても、それは為替の変動による程度の価格差です。

BMW i8の場合でも、ドイツ12,600EU=約1800万円に対して日本では1900万円となります。半額なんてのは間違い。

日本の輸入車は高い、と言うのは何十年前の話だってこと。

確かにバブル期の頃までは、ヤナセがほぼ全ての輸入車の輸入権を持っていて価格の決定権があり、フルオプションのモデルを中心に入れていたことから、割高な輸入車が多かったのは事実です。これが今の輸入車=高級車という間違ったイメージを作り上げています。
この頃は、ベンツやBMWも普及価格帯のコンパクトモデルをラインナップしていなかったということもあります。VWも当時はヤナセ扱いです。

各メーカー、このヤナセの販売方法に不満を持っており、全てのメーカーがヤナセから輸入権を取り上げ今では本国の直轄となっています。

ただし、アメリカでの価格は例外です。確かに日本の価格の6〜7割程度の値付けがされています。
これは販売台数の差から生まれる物であり、ドイツ各メーカーが日本で売る台数の10倍がアメリカでは売れます。

大量に売れれば、その分のコストが下がるのは資本主義の基本です。日本だってアメリカ並みに車が売れれば、同じくらいの値段に下がります。

実際のところ、日本車だって日本の価格とアメリカの価格を比べれば2〜３割から違います。カムリHVは日本では320万円しますが、アメリカでは26,000$で260万円程度です。

当然ながら、日本よりも販売台数が少ない台湾やシンガポールといったところでは、日本車・ドイツ車共に日本の価格よりも高くなっています。
これを見ても、日本の輸入車の価格が高いと言うのは無知と言わざるを得ません。アメリカの価格が激安なのです。

そういった安い地域から購入、船で運んでくることは可能です。これでも運賃などを加味しても日本の正規価格よりは安く済みます。

が、今では内外価格差が小さくなって来ていることから、あまり並行輸入のメリットがありません。理由は、基本的には正規ディーラーでは並行物は整備をしてもらえないからです。

日本向けには、高温多湿であることから対策部品が使われていたり、法規制に合わせる形で部品が違う場合があります。これらの部品の取り寄せには自分でドイツ語でメールを出したりして、本国からの航空便を使ったりと手間と時間とお金が余計にかかります。

そこまで面倒くさいことをして、かつ正規ディーラーには断られてまでも並行で輸入するメリットが無いのです。これだけのことをしても価値があるモデルは、正規ディーラーでは日本未発売のモデルとかに限られるわけです。

バブル以前の昔に比べて、並行輸入モデルは一部のスーパーカーを除いてすっかり見なくなっています。

スーパーカーに限って言えば、価格が数千万円で為替が10円動いただけで100万円単位での価格変動になることや、正規ディーラーの輸入台数が限られていることから1年待ちとかになることから待てないなどの理由があります。あと、新型を国内1番で乗りたいという人などが並行を利用します。

Answer 4

半額まではいきませんが安くは買えます。為替レートで大きく左右されますが、円高だった頃、カマロを日本で買えば４００万程度がアメリカだと２６０万程度でした。
質問にあるフェリー等で持ち込むに関しては、並行輸入と言い小さな自動車屋などが実施しており正規ディーラーより確かに安く買えますが、売る時に買い手が付かないし故障の際にディーラーで見てもらえない場合が多くあります。更に日本に持ち込む際は日本の保安基準に合わせ多数の改造や面倒な申請が必要です。とても個人で対応できるレベルではありません。