アウディ TT クーペ 「　色々書いたが、総じて、大変いい車である。 　私の理想の車は、まずデザインが良くて、必要以上に速くて、さらに乗用車として最低限の快適機能を備えていて」のユーザーレビュー

　色々書いたが、総じて、大変いい車である。 　私の理想の車は、まずデザインが良くて、必要以上に速くて、さらに乗用車として最低限の快適機能を備えていて

2010.6.28

総評

　色々書いたが、総じて、大変いい車である。
　私の理想の車は、まずデザインが良くて、必要以上に速くて、さらに乗用車として最低限の快適機能を備えていて、欲を言えば本革シートなどのラグジュアリー性もあったらいいな、というところだが、この車は私のその理想に最も近い（私の予算で買える車の中では）。確かに少々不満な点もあるが、そこまで完璧を求めるのは贅沢というものだろう。
　今なら中古で状態のいいものが２００万程度で手に入るので、非常にお買い得な状態である。ただし３．２は数が少ないので、欲しい人は常に中古車情報をチェックし続けておくことをお勧めします。

満足している点

・唯一無二のスタイリング
　駐車場でとても目立つ＆いつまでも見とれてしまう。目立つが派手だったり下品ではない。

・異常なまでにこだわられたデザイン
　細部まで「○」をモチーフにしたデザインが為されている。ボディ全体の形状から、ボタン類、エアコンの吹き出し口、ガソリンタンクのふたまで。
　さらに、エアコンの吹き出し口のふちを回して風量調節を行う点や、シートヒーターを強くするとボタンのふちに一つづつランプが円状についていくのには思わず笑いが出てしまったほど、細部までデザインがこだわりにこだわりぬかれている。

・スポーツ一辺倒ではなく、乗用車としての快適性、ラグジュアリー性も十分
　黒いレザーシート、本革巻きのステアリングにシフトレバー、随所にちりばめられたアルミ製の部品など、ラグジュアリー感あふれるインテリア。
　トランクは広く、シートヒーターや自動でランプが付く日除けの裏のミラーなど、乗用車としての快適装備も充実している。

・必要十二分の走行性能
　凄く速いわけではないが、日本の公道では余りある速さ。３．２リッターＮＡの走りは、スポーティーというよりむしろ高級車のような「余裕の走り」という感じ。

・ハイテク装備の数々
　一瞬で変速する先進のトランスミッションＤＳＧ、発進時のホイルスピンを押さえ、「ロケットスタート」を実現するローンチコントロールなど、先進装備が満載されている。

・さりげないが、見る人が見ればわかるグレードの主張
　ガンメタリックのヘッドライト周り、「３．２」「quattro」「s-line」のバッジ、二本出しマフラー、大型リアスポイラー、１８インチホイールなど、誰が見てもそのグレードだと容易にわかるほどではないが、見る人が見ればわかる程度の絶妙なグレードの主張が為されている。

不満な点

・燃費が悪い
　燃費計に表示されてる数字より確実に早くガソリンが無くなってってるように思う。
　自分は休日にしか乗らないからまだいいが、毎日通勤に使ってたとしたらガソリン代はどれほどになってただろう・・・

・正面顔が少々どん臭い
　特に写真だと、正面から写した写真は、新型のＴＴを始め今時のメリハリきいたシャープな新型車と比べるとどうしてものっぺりしすぎてかっこ悪く見える。生で見ると、それほど気にならないんだけどね。でもやはりサイドビュー、リアビューに比べると、垢抜けない感は否めない。ヘッドライト下部のウインカーを無くせばマシになるかも？

・重い
　４ｍちょっとの車で何故１．５トンもある？いくら３．２エンジン、４ＷＤを積んでるとはいえ。せっかく小さなサイズなのに、重さは中型セダンレベルで、全くその（サイズの）恩恵を受けられてないように思う。

・発進時、うるさい
　何故１速の時だけマフラーがうなるのか？２速以降は静かなのに。まあ、時折このサウンドが快感なときもあるが。しかし時々道行く人に怪訝な目で見られることがあるので、せめて音を出すかどうかを選べるようにできたらよかったかも。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験