アウディ TT クーペ 「初代はデザインにココロ打たれて買ったのだ...」のユーザーレビュー

初代はデザインにココロ打たれて買ったのだ...

2007.7.14

総評

初代はデザインにココロ打たれて買ったのだが、そのデザイン以外の部分では全てに進化している。アウディTTはポルシェやBMWのMほど純粋にスポーツカーとしてのパフォーマンスの追及を、少なくともTTにおいては行っていないと思う。Z4やケイマンのような2シーターではなく荷物の置けるリアシートがあり、大きなハッチゲートも備えている。「汗をかかないスポーツカー」などとも表現されるTTは今の自分にはぴったりのクルマだと感じている。

満足している点

●運転した感じは高級になったなぁ、と思う。初代はエンジン始動時の爆音や重いステアリングなどが良くも悪くもキャラクターに似合っていたが、２代目はお上品。高速道路でも静かであらゆる路面で乗り心地もよい。でも相変わらず充分以上なパワー。しかもスムーズで洗練されたパワーデリバリー。
●アルミを使って前後重量配分にもこだわりを見せたアウディだが、初代の荒削りで硬派な乗り味はそれはそれで濃いものがあった。２代目はそういった「古い価値観」そぎ落とし、クルマとしての完成度を高めた。「技術による前進」。
●分かりやすくなったエクステリアデザイン。街で他人のNew TTを見かけるとカッコイイ！と見とれる。この夏導入されたロードスターもカッコイイなぁ。

不満な点

●初代のココロザシを失ったデザイン。すべてその点につきる。
●内装の質感がやや落ちた。ダッシュボードのプラスティックが薄く硬く感じる。インテリアデザインについては初代はデザインコンセプトがこれでもかと貫かれ、シンプルだったが、２代目はセンターコンソールが大きくなって普通になった。
●1840ミリもある車幅は狭い道の多い近所では気を使う。ウチの狭い車庫では自分がもう少し太ったら乗り降りが出来なくなりそうなほどしかドアが開けられない。タワー式駐車場のパレットにもギリギリでホイールをこすりそうでコワイ。ミラーは電動で畳めるようになったのは助かる。初代は手動折畳みで、そんなとこでポルシェのマネをしてどうすると思った

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験