アウディ TT クーペ 「日本車がプラモデルに見えてしまう程のクル...」のユーザーレビュー

日本車がプラモデルに見えてしまう程のクル...

2002.6.2

総評

日本車がプラモデルに見えてしまう程のクルマだと思う。全てにハイクオリティーで、通常見えないところほど丁寧な作りこみがされていて質も高い。あの小さなボディーにあれだけの性能を詰め込むには余程の計算がなされているに違いないと感心させられる。ただパワーとハンドリング、そしてギミックにこだわる日本車には無い魅力が、あの４ｍ程のボディーに溢れている。日本車に同等のクルマが現れないのは、やはり基本パテントの問題なのか？もうそろそろ他国メーカーの意匠にタダ乗りするのは止めて欲しいような気も・・・・。
いずれにしても、ただスポーティーなクルマやマイナーなクルマに興味が有る人達には薦めたくないクルマですね。

満足している点

総体的なデザインの先進性。特に曲面と線の整合性は素晴らしく、あらゆる角度から見ても破綻が無い、実に良く計算されたデザインではないだろうか。
また、一般走行では、ＦＦベースらしい回頭性の良さを短いホイルベースとワイドトレッド、ショートボディも効を奏して軽快。そして高速では２４０ｋｍ／ｈオーバーまでストレスを感じる事無く加速する。そしてボディー全体の強度とバランスの良さが高速走行の安定感を実感させてくれる。何かと表面的なデザインばかりが評価されるクルマだが、高速時の風切り音の少なさは特筆ものだ。

不満な点

軽いスポーツ走行用に割り切って乗るなら、全く不満は無い。ただ残念な事は
クイックなステアリング特性に対して、シートのホールド性が不足している事。日本人用にもう少しタイトなサイドサポートが欲しい。そして、デビュー当時の問題からか、改良後のリアサスペンションには、妙にちぐはぐした物を感じる。ＥＳＰも高速時など短いホイルベースで本当に有効なのか疑問だし、対策はスポイラーだけで良かった様な。ところで、日本車の場合は同じ尺度で測られたらどうなるのだろう。もともとの性能が低いから問題外なの？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験