まさにアウディー入門車
あのミニを意識して造られたシティーコミューター。
一つにはアウディー入門車としての役割。初めはA1。年齢を重ね(A3)A4 A
2011.2.1
- 総評
- まさにアウディー入門車
あのミニを意識して造られたシティーコミューター。
一つにはアウディー入門車としての役割。初めはA1。年齢を重ね(A3)A4 A6 A8。またはA5 A7。はたまたQ5 Q7。
もう一つはある程度年齢が行った人がおしゃれに乗るコミューター。車なんてこんなもので十分とおしゃれに乗りたい人へ。
とうとうアウディーも時代の流れでこんな小さな車を造るようになりました。
アイドリングストップを採用してきました。スピードが落ち止まりブレーキを踏むと感覚的には2秒位でエンジンストップ。走り出す時はブレーキを離すと即座にエンジン始動。しかし厳密には少し幾つかの条件があるようでそれを満たさないとエンジンストップしないようです。しかし少しいろいろ試してみましたがお利口さんで、使いにくくはないようです。
- 満足している点
- このコンパクトカーにアウディーの硬質で高品位な内装を奢っています。A3で世界にコンパクトカーでこれだけの高品位な内装と驚かせた以上の内装だと思います。しかも少しだけおしゃれです。
ゼロギャップジョイント。まさにアウディーの真骨頂です。
本革内装で自分好みにオプションを付ければ満足度の高い相棒になること請け合いです。
MMIもこの車の内装やコンセプトに合うようにうまくインパネにすっきりとマッチさせたと評価します。
車体剛性もコンパクトでも更に高くなっています。
ハンドリングもブレーキも安心できるドイツ車基準です。
しかもA3と同じくらいのプライスでHDDナビが初めから付いています。(これはセールスの方が威張って言っていましたが、アウディーを買う人にとってはそんな事本当に重要なのかと少しおかしく違和感を感じました。)
- 不満な点
- ミニに成りたいのかコントラストルーフ。こんなの真似しなくて良いと思います。
少しワイパーがチャちい感じです。(重箱の隅です。)
今時6.5インチのナビモニターです。やや奥まっており格納式なので少し感覚的に小さく感じます。しかし位置、インパネとの全体のバランスなどなかなかのものだと思います。
1.4 TFSI エンジン。A3で感動したエンジンです。乗るたびに段々、低燃費、1.4 とは思えないトルク。と7速Sトロニックとの抜群の相性で(FF ならの限定付きですが)多くの場面で十分の動力性能だと思いました。しかしA1 ではなにか意外に鈍重に感じました。本当にA3 より速いのか?車重も軽いはずだしもっと軽快なはずだと思っていましたが、やや期待外れでした。とはいえ多くの場面で2.0Lをリード出来る位の実力です。
またFFなの?と個人的には不満ですが、販売的には(また1.4TFSIでは)FFで正解だと思います。
(またこの車のコンセプトに合っていると思います。)
例のマニュアルシフトみたいなギアシフトノブです。これをカキカキして車ゲームよろしく運転するのはやや疑似スポーツ的で楽しいのですが、やはりパドルシフト付きの方が便利で安全です。パドルシフトも選択出来ると良いのですが。
サスペンションがスポーツパッケージのためか少し突き上げ感があり良い乗り心地とは言えません出した。ただA3 1.4 に比しスポーティーで硬いが腰高感がなく安心できる味付けではあります。
当然内装を毎日見ながら運転するわけですが、(変な言い方ですが、自動車の性能とは異なった部分で満足度の高い車です。決して悪い意味ではありません。)例えコンパクトカーでも毎日良い車に乗っているな―と少しウキウキして乗れそうな車です。
独り者か夫婦で4WDが必要ない環境なら極めて素晴らしい選択になる方が多いのではないかと思わせてくれる車です。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験