現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > [圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 

ここから本文です

[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 

掲載 7
[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 

クルマを購入する上で一番気にするのがやはり燃費であろう。それに加え近年環境への配慮の意識が高まる中で、トヨタヤリスは圧倒的な地位を誇っているクルマと言っても過言ではない。しかし、このクルマに対抗するべく素晴らしいクルマが誕生しているのも事実である。では、どんなクルマがあるのか、鈴木直也氏の評価のもと、ランキング形式で紹介していく。

※本稿は2024年10月のものです
文:鈴木直也/写真:スズキ、トヨタ、ホンダマツダ三菱日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月10日号

[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 

【画像ギャラリー】やさしい笑顔の直也さんが上位に選んだのは地球にやさしいクルマ!! 鈴木直也氏が選ぶ世界に誇る日本車トップ10(30枚)

■普及している本物の環境車を上位に

鈴木直也氏が第1位に選んだのはトヨタ ヤリスHV(223万8000~269万4000円)。2024年9月の販売台数ランキングで2位を占めるトヨタの看板車種。1L/1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドを設定し、ハイブリッドの燃費は36km/Lを実現

1位はヤリスハイブリッド。日本人にとってヤリスはありふれた大衆車だけど、何も気にすることなく運転して30km/L台をマークする燃費性能のいかに凄いことか。

今では、ライフサイクル全体でのCO2排出量(LCA)という概念が一般化して、BEVといえども製造から廃棄までそれなりのCO2排出があるという事実が知られるようになったけれど、ヤリスハイブリッドのLCAに勝てるBEVはほとんどない。

LCAを正確に計算するのは難しいが、10万km走ってサクラとどっこいという試算もあるくらいだ。

しかも、ヤリスハイブリッドはざっくり200万円ちょっとで買える。途上国を含むグローバル市場を考えた時これはものすごく重要で、庶民でも買える(=たくさんの台数が売れる)環境性能最高のクルマという点が素晴らしい。

2位のサクラ、3位のアウトランダーPHEVともに、選んだのは同じく環境性能の高さからだ。

第2位は日産 サクラ(253万6000~308万2200円)。日産初の軽自動車ベースのBEV。航続距離は180kmで、日産自慢のプロパイロットも装備可能

100kWh級の電池を積んで車重2トン半もあるBEVが珍しくないなか、サクラは軽自動車ベースで電池容量は20kWh。航続距離は180km(WLTC)しかない。この航続距離のネックは、ちょっと前までは致命的欠点だった。

しかし、幸いなことに日本には軽自動車というカテゴリーがあって、ご近所のおつかいなどに便利に活用されている。そこならBEVに置き換え可能。結果、日本ローカルではあるけれどダントツのBEVベストセラーになったわけだ。

アウトランダーPHEVは、SUV、ハイブリッド、BEVという3つの売れ線要素を、それぞれの特徴を生かしつつうまくまとめたのがお見事。折しも、欧米市場では失速したBEVの代わりにPHEV需要が急速に高まっているわけだが、まさに三菱には先見の明があったということだね。

アウトランダーPHEVと並んで同率第3位はマツダ ロードスター(289万8500~430万8700円)。4代目となるFRオープンスポーツでエンジンは1.5L。電動ハードトップのRFは2Lエンジン搭載

同じく3位としたロードスターはスポーツカーの世界的アイコン。5位のランクル300はオフロードSUVとしてのブランドを世界で確立している。

スイフトは質のいいBセグコンパクトとして世界一コスパのいいクルマ。もちろん、もっと安いクルマはたくさんあるけど、質とのバランスにおいては無敵だね。

次のレクサス LMは、日本オリジナルと言っていいLクラスラグジュアリーミニバンの最高峰だ。

以下、シビッククロストレックコペンも、キャラはそれぞれ異なるが日本が世界に誇れるクルマ。その魂は、高品質なクルマをバリュープライスで売るという精神で、短期のボロ儲けを狙わず長期的な信用を重視する姿勢がいい。

●鈴木直也氏が選ぶ世界に誇る日本車トップ10
・第1位:トヨタ ヤリス(ハイブリッド)
・第2位:日産 サクラ
・第3位:三菱 アウトランダーPHEV
・第3位:マツダ ロードスター
・第5位:トヨタ ランドクルーザー300
・第6位:スズキ スイフト
・第7位:レクサス LM
・第8位:ホンダ シビック(e:HEV)
・第9位:スバル クロストレック
・第10位:ダイハツ コペン

【画像ギャラリー】やさしい笑顔の直也さんが上位に選んだのは地球にやさしいクルマ!! 鈴木直也氏が選ぶ世界に誇る日本車トップ10(30枚)

投稿 [圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある?  は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

クリーンエナジーラボ、大阪・関西万博2025「Park & Ride駐車場」にEV充電器85台設置
クリーンエナジーラボ、大阪・関西万博2025「Park & Ride駐車場」にEV充電器85台設置
レスポンス
レッドブルF1は理科室みたい? 角田裕毅、新天地での“実験”は続く「どんなセットアップだと速くなるのか分からない」
レッドブルF1は理科室みたい? 角田裕毅、新天地での“実験”は続く「どんなセットアップだと速くなるのか分からない」
motorsport.com 日本版
【米国】スバルが「“新型”SUV」世界初公開へ! 「青ボディ×黒い“車名ロゴ”」がカッコいい! 新型「トレイルシーカー」NYショーでお披露目!
【米国】スバルが「“新型”SUV」世界初公開へ! 「青ボディ×黒い“車名ロゴ”」がカッコいい! 新型「トレイルシーカー」NYショーでお披露目!
くるまのニュース

みんなのコメント

7件
  • kus********
    「トヨタ・ヤリスは圧倒的な地位を誇っているクルマと言っても過言ではない。」このサイズ感と燃費性能、購入価格はカローラの正当な継承車だと思う。
    カローラが立派になっちゃって、大衆車としての受け皿として旨い車造りをしている。
    ここは、やっぱトヨタは旨いなあ。
  • 橋本久雄
    欧州ではPHEVの新車販売シェアが低下している。
    時代はHEV。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村

ガソリン軽油割引中