■え?ランボルギーニをスズキに?どうして?
2022年10月11日、ジープ「ラングラー」などクルマを複数台所有する九壱里美氏は、自動車系SNSに、自身のランボルギーニ「ウラカン」のエンブレムをスズキ仕様にするなどした「スズギーニ・V10 EVO」を投稿しました。
【画像】スズキがランボルギーニのOEM!? DIYで“スズキ化”されたランボルギーニ「ウラカン」を画像で見る(43枚)
ランボルギーニといえば、「ウラカン」や「アヴェンタドール」などスーパーカーを中心に展開するほかSUV「ウルス」もラインナップし、2500万円を超える超高級車ばかりを揃えるイタリアの高級自動車メーカーです。
一方スズキは、日本に本拠を置く自動車メーカー。国内では軽自動車や小型車を中心に、バイクや船舶用エンジンなどを展開しています。
最も安い軽乗用車「アルト」は94万3800円からと、基本的にそのラインナップは低価格な量産車が中心です。
九壱里美氏が“スズキ化”したスーパーカーは、ランボルギーニ「ウラカンEVO RWD」。
新車価格は約2653万円という超高級モデルです。
そのボディサイズは、全長4520mm×全幅1933mm×全高1165mmとまさにワイド&ロー。
パワートレインには、最高出力610馬力・最高トルク560Nmを発揮する5.2リッターV型10気筒エンジンを採用。7速ATが組み合わされ、最高時速は325km/h、0-100km/hは3.3秒と、超ド級のパフォーマンスはまさにスーパーカーです。
九壱里美氏はそんなウラカンEVO RWDのフロントエンブレムを大きなスズキエンブレムに変更。
リアの「Lamborghini」と記載されたエンブレムも「SUZUKI」に変えています。
さらにホイールの中心にあるホイールキャップまでスズキエンブレムに変更する徹底ぶりです。
※ ※ ※
九壱里美氏はこのクルマを「スズギーニ・V10 EVO」と呼んでいます。一体なぜランボルギーニを“スズキ化”したのか聞いてみました。
「実はこういうクルマは過去にも何台も造ってます。
スズギーニに関しては、最近『クロスビー』という車を買って、『へ~、いいねぇスズキ! クーペでも造ってみるかな?』くらいな感じです。あと、組み終わったあと、クルマに名前を与えるのがちょっとした楽しみですね。
ちなみに、面白くとか、おふざけとか、実はそういうの一切考えていません。目指してるのは“逆レプリカ”ではなく、『OEMのような車輛』です。
例えばこのスズギーニは『もし、スズキがランボのOEM車を出したら・・』というイメージなんです。そう考えれば夢があるかな~とも。ただ、傍からは“車コスプレ”と言われてますが…」
九壱里美氏はこのスズギーニ以外にも、同じウラカンを過去にBMW化した「BMW M0」やフェラーリ「360モデナ」をマツダ化した「MAZDA 3600GT でもな」などユニークなクルマを作成しています。
周囲の反応はどのようなものなのでしょうか
「例えばクルマのミーティングなどに行って車好きの方がみると『お、ウラカンか~』という形でまずクルマをみられて、その違いに気付いて二度見という反応をされたり、一般の方に、『ん、何か平たいクルマが停まってるな~』からの『す、スズキなのコレ!?』といった反応をいただくことが多いですね。不思議な空気を提供できます。」
九壱里美氏のブログをみると、今度は自身のジープラングラーをスズキ化した「スズジープ」なるモデルを考えている様子、今後の展開が楽しみです。
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